縁故再就職のメリット・デメリット
縁故(親戚や友人知人の紹介)での再就職は、応募や面接などの手間が省け、なおかつ応募者は収入の確保が容易になるので、応募者から見るとメリットばかり目がいきやすくなりますが、デメリットも紹介したいと思います。
・メリット
採用者との信頼関係が既にできていたり、応募者の事情や人柄を知っているなど、採用へのハードルが低く、内定の確率は高くなる。
応募者にとっても面倒な応募書類の作成を省略、或いは簡略化できたり、採用者にとっては書類選考の手間が省け、時間短縮になるため内定に至るまでがスピーディ。
・デメリット
応募者、採用者ともに入社選考を吟味しないケースがあり、「思っていたのと違った…」というミスマッチが両者に起こりやすい。
将来的なステップアップなどを描けないままの再就職になりがち。
また、「退職したいなぁ」と思っても、紹介者の手前、自分から「辞めたいです」とは言いにくい状況になりやすい。
縁故による再就職、これらメリットとデメリットをしっかり把握して、どちらが「自分の将来にとってメリット」になるのか、よく考えてから、決断してもらいたいと思います。
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