限界旅行で行く音ゲー全国行脚 -新潟・東北編
行脚記事、新潟・東北編です。
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計画の起点
行脚のモチベが生まれてしまいました。近畿旅行だけならまだしも自分で中部地方をほぼ制覇してしまった以上もうやるしかありません。近畿旅行の時点ではやりませんなんて大層にのたまってた訳ですが、そんな発言何処吹く風ということでしょうか。ざっくり北と西が残りましたが、大学の講義がない9月中にどこか埋めたい、そして行くなら寒くなる前の北だろうということで東北に行きましょう。バイトの兼ね合いや別界隈のオフ会などがある都合で酷い日程になりましたが承知の上です。
旅程
急な計画変更があると予定外に当日追加で買う切符が増えるんですよね。
計画概観
名古屋に用事があるので、折角ですし道中や行き帰りでも行脚が出来るとように組みました。先の甲信・北陸編で行かなかった神奈川に寄っていけるとルート的にも結構いい感じでしょうか。
名古屋からの帰りはその足でざっくり北の方を埋めに行きます。今回は青春18きっぷの対象期間外なので別の切符、都合のいいことにJR北海道/東日本の在来線が乗り放題なのでそれが軸。名古屋にはJR東日本の路線が乗り入れてないので、東日本管内に入るまでは実費で払います。中央線から信越線方面に抜けて新潟を目指すルート設計なので名古屋から中央線塩尻駅までの切符を購入。継ぎ足しというか乗り足しという感じになるので途中で改札を出る必要はありません。
あとは終電とゲーセンの閉店時間に気を遣いつつ、東北地方をざっくり1周。エンカ発生のある仙台は次回に回します。北海道は埋めようにも津軽海峡を越えるのが色々難しいのでこれも次回以降。
0日目
なんか知らんけど朝から横浜駅です。横浜とはいえ始発で行ってもゲーセンとか朝ごはんとかの面で旨味が薄いんで9時頃に行きます。なんか雨でしたがどうにもなりません。結構しっかり降ってた。
名古屋までは高速バスでした。名古屋では2泊の予定ですが、ちょうど台風が直撃です。まあそれは2日目の話なので行くだけなら安全。
ということで高速バスの昼行便で名古屋はささしまのバス停に。名古屋は行くとこが分かりやすくていいですね。
初日
0日目と初日の間には1日空いてますが、名古屋で別の用事があった為そちらに。夕暮れの頃から台風が近づき風も吹いてどこも店じまいする中、不動産屋の新人っぽいスーツの人が名刺配っててびっくりしました。
そして朝。8時に名古屋駅を出て中津川・松本・長野・長岡と中央線と信越線を乗り継ぎ、20時に新潟駅という丸一日移動で1県埋めるスケジュールです。
はい。知ってた。中央線が動きません。東日本パスの使えない名古屋-塩尻間の切符も買ったというのに。というかそもそもホテルも取ってるのに中央線では確実に間に合わない。
必然の新幹線です。課金でなんとかなるならなんとかするしかありません。そもそも行けなかったら予約とかも全部飛ぶしね。どうも東京駅まで乗っても運賃は同じだったらしいのですが、調べが雑だったので新横浜で下車し鈍行で北上します。移動しながら旅程の組み直し、鈍行だと4時間乗り換えが発生しそうなので最終日に予定していた埼玉行脚を大宮で済ませてしまいましょう。
そういや少し前に大宮駅前で火事があったらしいですね。(いつ?)
目的地が新潟駅とあって高崎まで来ましたが、こっから鈍行のみだと乗り換え待ち120分が確定。同じ乗り換え待ちでもいい電車に乗れた方がいいので、5000円課金して新幹線を足します。新前橋の乗り換えで後閑の駅に来まして、後閑駅から路線バスで上毛高原駅です。乗り換えに57分待って1駅だけ新幹線乗車という酷い使い方、その上にこれは自分がJR東日本で初めて乗る新幹線なのですが、実はこれで乗り換えが上手くいけば台風のなかった当初の予定に追いつけます。
ということで越後湯沢・長岡と北上し新潟入り。無事予定にも追いつき、行脚をしてホテルで明日に備えましょう。予定に追いついたことで新潟駅のぽんしゅ館にも営業時間中に行けました。新潟駅行く方は是非行って欲しいですね。
2日目
ホテルの朝食はとても美味しかったです。今日は新潟を出てまずは秋田の行脚に向かいましょう。
"新潟を出てまずは秋田の行脚に向かいましょう"←???
新潟から北上する都合で山形の行脚先が上手いこと見つからず、諦めて羽越本線をひたすら乗り継ぎます。村上・酒田と乗り継ぎ秋田駅まで来ましたが、秋田の行脚先は秋田駅でもないので昼飯だけ摂って更に北上。奥羽本線鷹ノ巣駅まで来まして、今度は路線バスで50分。という訳で秋田の行脚先は大館です。大舘桂桜高校前というバス停のすぐ目の前にモールってほど大きくは建設できなかったけど取り敢えず商業施設を集めてみましたみたいな感じの景色が見えるので、目的のゲーセンを探して入ります。しかしまぁホテルを8時半に出て1ヶ所目の行脚先に17時40分着という日程は中々やるもんじゃありませんね。
行脚をし、乗ってきた路線バスで大館駅に向かいます。当時は奥羽本線だとしても大雨の影響で鷹ノ巣-大館間が不通・バス代行になってたんですよね。どう転んでもバスは避けられなかったこの区間、訪れたおよそ半月後に全線復旧したようです。
更に北上し20時に極寒の弘前駅、駅のへのアクセスの良い部類が良すぎるゲーセンは非常にありがたいですね。青森行脚を埋めて21時半、ここから青森を経由して八戸のホテルに向かいます。青森駅の終電3分乗り換えを成功させて、日が変わる直前に八戸到着。9月下旬に11℃は流石に寒すぎるって。
3日目
9時半出発、東北本線もとい移管されたIGRいわて銀河鉄道を使い南下します。東北の太平洋側は電車もゲーセンも冷房ガンガンで、内も外も徹底して寒いというイジメを受けてました。いやまあ東北の太平洋側って言うか岩手エリアなんですけど。
盛岡行脚の後は一ノ関・小牛田・仙台で乗り換えて北山形駅、宮城行脚は次回です。県を丸ごと越えたのもあり、盛岡を12時半に発ちながら北山形18時半。行脚を埋めてから今日は更に南下します。
途中予定の電車に抜かされながら北山形駅から山形駅まで歩きまして、山形駅から奥羽本線を米沢で乗り継ぎ福島駅。新幹線の線路をそのまんま普通電車で往く、山形新幹線が在来線規格が故ですが、東海道新幹線が刷り込まれてる人間としては新鮮です。
ということで22時に福島駅、ラウンドワンがあると遅めの時間に設定しても許されますね。
4日目
今日の予定は取り敢えず南下し栃木と埼玉の行脚、これで概ね埋まるので残りはフリーでした。が、埼玉は旅の前半で埋めてしまいましたしどうするか。いずれにせよ栃木行脚です。
ということで郡山・新白河・黒磯・宇都宮と乗り継ぎ栃木県は小山駅。宇都宮の方が環境も観光も良さそうですが、逆にまたくる機会あるかなって。駅直結どころか駅ビル内にあったので駅舎すら見ずに行脚が可能でした。
埼玉行脚も終わってて、現在地は水戸線の起点である小山駅。どうせ帰省のついでに行けると思っていた茨城行脚をついでに埋めてしまいましょう。水戸はある程度勝手を知ってますしね。ということで突発で水戸に降り立ち茨城行脚、オンゲキと舞を埋めて常磐線で帰ります。水戸駅のGIGOにはDIVAの晒し台とリズム天国ACがありました。
水戸からはシンプルに常磐線で南下、というかそれ以外のルートは小山に戻る水戸線か18きっぷの使えない臨海鉄道大洗鹿島線なので他に択が無い。折角なので我孫子から成田線に入って帰りました。まあJRなら何しても帰れるしね。
終
予定外の台風もありましたが、結果的には予定になかった茨城まで埋めて万々歳。とはいえ名古屋を出発し新潟周りで東北地方一周というのも中々やるもんじゃないですね。一部極寒だったとはいえ、まだ雪のない9月に行けたのは良かったかな。
北海道と宮城は次回です。やはりそれはそれでどうなの?
新潟・東北編写真箱
北海道・宮城編(作業中)
追記
東海道新幹線
元々名古屋に行く機会の多い方だったので割と乗り慣れてはいるのですが、それでも乗ると楽しいのが東海道新幹線だと思ってます。まあ単に自分が好きなだけなんですが。今になって思うと自由席ですら結構高いですが、ある意味で夢や憧れを乗せる姿に移動手段以上の価値を見出すこともできますね。
ちなみに個人的なオススメの乗り方は豊橋からこだまです。のぞみはアホ混むし、のんびりしたいならこっちの方がね。途中駅、ホームに電車が止まる前に車窓に追い抜きののぞみが映るのは中々面白いです。
新潟新幹線
東海道新幹線に慣れ切った私なのでJR東日本の新幹線は初めましてでした。中々衝撃だったのは露天じゃないこと。確かに豪雪地帯になるのに寒いホームで客を待たせる訳にはいかないということでしょうか。傍目に見ると何かのシェルターでしょ最早。
利用区間は上毛高原駅から1駅乗って越後湯沢駅。乗車してすぐトンネルだったこともあって、実質的な山越えでした。山を越えると天気が変わりますね、トンネルを抜けるとそこは雪国でした。まあ行った時は雪降ってなかったけど。
新潟ぽんしゅ館
新潟といえば米ですし米が美味いなら日本酒も美味い、そんな話です。そして美味い日本酒が揃ってるのがぽんしゅ館。新潟駅にあるの観光客捕まえるのが上手いよね。
ここ、立ち飲みさせてくれるのが凄いんですよね。500円でおちょこ5杯、当然ながら種類が多くて色々選べる。比較的量は多くないと思うので日本酒慣れてない方も試してみて欲しいなって思います。最初は"フルーティー"とか書いてあるやつ飲もう。
弘前
とんえぼの聖地。
八戸
弘前駅を21:40に発ち、青森駅到着が22:18。終電ダッシュで八戸行の発車は22:21でして、八戸に着いたのは日が変わろうかという23:52。東北地区でここまで終電遅いことあるのかとも思いましたが、そんな時間にチェックイン対応をしなきゃいけない宿も大変です。
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終わりです。ある意味トラブルこそ旅。
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