Botanicaという音楽ジャンルについてざっくりと...(2024/10/5追記)
最近インスタで色んな人が作った音楽を聴いてたらBotanicaというワードがよく出てきました
どうやらSpliceという音楽制作におけるサンプル素材販売サイトの中の『Resonance Botanica, a phritz moment』というサンプルパックが由来のようです
説明文によると日本のインディーエレクトロニックプロデューサーの『phritz』(PAS TASTAというグループのメンバー)さんが自身の植物を連想させるような温かみを感じる音楽につけた名前のようです(違ったらすいません!!🙇♂️)
聴いてみると確かにアコースティックな楽器と共にエレクトロなノイズやテクスチャーやパーカッションが合わさって穏やかで綺麗な音楽になってます
こちらはphritzさんがサウンドロゴを作っている様子です
phritzさんもリリースしているBitbirdという海外のレーベルからリリースされている音楽が近いですね
これらに影響を受けて国内外のアーティストがメイキングやMini meterというスペクトラムアナライザーの映像とともにインスタにアップロードしているようですね
特徴としては
・フォーリー系(物音などを録音した音)のサンプル
・オーケストラのようなアコースティックでオーガニックな音選び
・それらを何重にも重ね合わせる
・あらゆる場面でランダムに任せる
・グラニュラー(音を粒子化してループして再生するなど)
・わざと極端に劣化させるなどしてノイズ化した音を使う
こんな感じでしょうか
僕も影響受けてぼちぼちこんな感じの音楽を作っています…
#botanica #sounddesign などで調べると色んな方の曲が出てくるので試してみてください!
以上Botanicaというジャンルについてざっくりまとめてみましたー
最後までお読みいただきありがとうございました!
2024/10/5追記
『POLY-POIESIS PODCAST』というポッドキャストでphritzさんがゲストの回が聴けます。
このポッドキャストの中で「Botanicaは音楽ジャンルにしたくない。みんなAlexander Panosのような音楽を作りがちだけどもっとゆるいコミュニティーのようなもの。」というような発言をされてます。
実際phritzさんのspotifyプレイリストには様々な音楽ジャンルの楽曲が組み込まれているので厳格に固定するよりも雰囲気で捉えておいたほうがいいですね!