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世間は子連れに厳しいが、世界は意外と私に優しい
スキマの時間にSNSをみると
だいたい知らないダレかと知らないダレかが
喧嘩している。
対立構造がたくさんあるんだな、と思う。
男性と女性、右寄りと左寄り なんかいろいろ。
子育て真っ盛りの私のSNSに入ってきやすいのは
子育てしてる人としてない人
ワーママと専業主婦
この辺の話だと思う。
全て鵜呑みにすべきでないことも
SNSを初めてそこそこの年数経っているし
よく分かっているつもりではいるけど、
「カフェに子ども連れてくるな」
「電車にベビーカー乗せるな」
その投稿の内容の賛否についてここで
議論したいわけではないのだけど、
それを見た私はそれなりにガーンとなる。
世間は子連れに厳しいんだ、と感じる。
そして少し子連れ外出が億劫に、
というか怖いなと思う。
だって怒られたくないし
傷つきたくないし。
だけど外に出ないと生活はできないので
息子をベビーカーに乗せて出かける。
ビビっているものの、
私はありがたいことに子連れであることで
嫌な思いをしたことがほとんどない。
それどころか、外に出ると
混んでいるエレベーターから降りて
どうぞと譲ってくれる人がいる。
ニコっと笑って可愛いね、おりこうねと
笑ってくれる人がいる。
電車の席を譲ってくれる人がいる。
電車からベビーカーを降ろすとき
手伝いましょうかと声をかけてくれる方がいる。
レジ待ちの列で後ろからこっそり
息子をあやしてくれる方がいる。
子育て広場にいけば頑張りすぎないでねと
声をかけてくれる職員さんがいる。
世界は子連れである私に優しい。
SNSの世間は、意外と世界ではない。
今は、わたしはその優しさに
すみません、ありがとうございます。と返して
その人たちの背後から
今日その人たちにいいことがありますようにと
念を送ることしかできないのだけど…
数年後、私の子育てが一段落するときがきたら
絶対にもらった優しさを他のだれかに
還元できる人になろうとおもっています。
今日子連れのだれかに優しくしてくれた人
本当にありがとう。
明日きっとめちゃくちゃいいことがあります。