見出し画像

'24.9.28 前期破水

こんばんは。
いきなりですが、大学病院に入院となりました。
腹にいる6ヶ月のちっころは母に似て相当せっかちで、もう出るーっと言っているのか、はたまた、母がいつまでも出産を恐れて母の母や、母の祖母に出産の感想を「テレビの大声とかは嘘だからって聞いたけど本当?どう?」と聞いているのに聞き耳を立てていたのかは知りませんが。(※つわりも一切感じさせない子でしたので後者だと母は信じております。)
まだ夜もすっかり深い頃2:30頃なにか違和感を覚えて、寝ていた体を寝ぼけながら急いで立ち上がった私。
その瞬間股の間から洗面器に入った水を地面にばらまいたようにびしゃっと大量の水がフローリングに流れた。自分の意志とは関係なく流れ続けるそれに、やべっ、おもらし!?破水!?と独り言をブツブツ言いながらも、正座してティッシュやらバスタオルを駆使して拭いておりました。拭いたティッシュを見るとうっすら黄色。匂いはアンモニア臭というよりなんだろう、独特な生臭さを感じた。段々と冷静になってきてGoogle先生に尋ねる。「妊娠中期 破水 尿漏れ 違い」。夜中の2時でもすぐ答えてくれるGoogle先生。「アンモニア臭は尿、生臭さやうっすら程度のアンモニア臭は破水の可能性」「自分の意志とは関係なくわじわ液体が流れるのは破水」。1人では処理しきれなくなり、隣で深ーい眠りの妹を起こします。「破水かも!ちょっと見て!」妹もすぐ身体を起こして、主治医に電話しろと的確な指示をくれます。チキンな姉は、夜中の2:30にただでさえクールビューティな、主治医に電話できないでオドオドしながら、とりあえず2階に眠る御歳85歳の祖母に相談します。次の日は元々検診日だったので、朝まで待ったらと言われますが、ぐるぐるぐるぐるGoogle先生の検索結果と妹の「ちっころ手遅れなったらどうすんの」という言葉と、あのクールビューティな主治医が「なんですぐ連絡よこさないの?緊急事態も判別つかないの?」と淡々と怒る姿を想像したところで、診察券の裏に書いてあるクールビューティのケータイに意を決して電話しました。2コールぐらいででてくれたクールビューティ。状況を説明。クールビューティの低く動揺のない声の後ろでキャンキャン泣いている小型犬らしき犬の鳴き声を聞いて頭では「あの先生小型犬飼ってんの、意外。似合わねえ。」とか思いつつ、目からは涙がタラタラとだらしなくこぼれ出しぐすぐすしながら取り留めもなく説明。先生からは「破水だと思った人の9割は破水じゃないから!明日朝イチで来て」不確かなことは言わない人からのらしくもない、慰めを受け、片付けを妹に任せてグズグズ泣きながら横になり、泣き疲れて2時間ほど眠り、闘病中の父の運転で8:00にいつも見てもらっている入院昨日のない産婦人科医に到着。やはり、1割側の前期破水!看護師さんにハンカチ握らせてもらって頑張ってくるんだよと頭を撫でてもらい泣き顔で顔をデロデロにしながら救急車で、大学病院へ出発!現在23週と1日。妊娠満期までお腹に留めておくのも、細菌感染やら何やらの確率が上がるとのこと、また、もしかすると陣痛も近いうちに来てしまうかもとの話もあり、陣痛なく週明け乗り切ればどちらにせよ週明け帝王切開の可能性が高いとのこと!不安で胸はいっぱいだけど、看護師さんもお医者さんも優しいし、病院のご飯はあったかくてうまい!夫は単身赴任先から「あとは産まれたら戻ります」と優しい会社に告げて飛んでかえってきてくれたし、家族は送迎やら、説明を先に一緒に聞いてくれた。入院準備を運んできてくれた。あたしは腹を決めるしかないだろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?