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12月のマイコレクション展

12月は時の過ぎ行く寂しさと
一年間の我が身の反省を日々している私です
玄関の美術品を入れ替えしました ご覧下さいませ🤣


正田壌(1928~2016)
水彩画「虫たち」

山口薫に師事する モダンアート協会
独創的な画風を確立 虫や人物がメルヘンチックに躍動する姿を描いた
日動画廊 三越本店で個展


大津英敏(1943~)
「花を見つめる少女」水彩画
日本芸術院会員 多摩美術大学名誉教授

東京藝術大学 山口薫教室卒業
作品の少女モデルはお嬢様だと思う

余談
私が仕事でお願いしている鍵屋さんが家に来た時に一目惚れしてしまい
この絵が欲しいと話しあり
なんでも自分の娘に似ているのだそうです 


山口薫(1907~1968)版画「鳥」

昭和58年4月渋谷区松涛美術館「特別展 山口薫」No90 同作品が出展
本人談 冬になると郷里の田によく鳥が群がる 群がった鳥の姿態が面白くてデザインをした


島岡達三(1919~2007)
縄文象嵌で人間国宝認定(平成8年)
練上げ皿
裏にタのサイン

島岡達三は濱田庄司の愛弟子
独自の創案と美意識から日本的技法を生み出した 紐の紋様
日常使いの作品にこだわり続けた
益子焼の島岡
この作品は島岡の練り上げの珍しさ
益子の土の色あいと白ぽい色の
掛け合いが気に入り購入

平成天皇の皇居でのご会見の時に
後ろに島岡の大皿がテレビに映り話題になった


田村耕一 鉄絵で人間国宝認定
刷毛目 徳利「鳥」
染付け 角皿「舟」

鳥のくちばしを見て下さい 丸い玉を咥えています 幸せの玉と言われています 田村の作品には玉が加えられる
舟をこいでいる人の動きを捉えてのコバルトの染付け 芸術性の高い作品
田村は芸大図案科を卒業後
京都の冨本憲吉(人間国宝)に学ぶ


清水卯一(1926~2004)
柚子肌の器
鉄釉陶器で人間国宝認定(1985)

この作品は「柚子肌の器」と箱書きにあり 造形美と芸術性の感性の高さがあふれる京都時代の初期作品 
柚子肌釉を使った別の作品で日本伝統工芸展高松宮総裁賞を受賞
昭和15年清水が14才の時に石黒宗麿(人間国宝)47才のもとへ師事
若年より釉薬研究に励み釉薬の魔術師と称された 門下に原清(人間国宝)



山口薫 「月と馬」

1967年制作銅板レリーフを1978年に
ギャラリー上田が40部作成して山口薫展で販売


「少女」の絵画を出したので
何年振りかでブロンズ像を出して見ました

ロダンの原型の鋳造か習作か?
裏にサインRK

ロダン 少女の首像(ブロンズ)
大正15年東京で開催された現代フランス美術展にフランス政府が出品
フランス ロダン美術館蔵

26年前に千葉の画廊で気に入り購入
ロダン?美術館の販売品か?
詳しい方は是非とも教えて下さい🤣
コメントお待ちしています


お正月の展示をもう考えています
来月を楽しみにしていて下さい!


芸術は人間の心を豊かにしてくれる

私だけの美術鑑賞 至福な時間

美術品の大好きな大家より😙

ここまで読んで頂き
ありがとうございました

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