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48.3歳

統計上の数値。本日の朝刊別紙記事に、”幸福度の底”の年齢だそうだ。
世界各国で年齢と幸福度の関係を調べた研究らしい。記事では私たち氷河期世代と絡めて書いてあるが、いったんそれは置いておきこの年齢付近でどんなライフイベントがあるのか?

子供がいる場合は年齢が13−17歳である

幼児期は聞き分けができず大変だが、この年齢は子供とはいえある程度聞き分けができる。社会の仕組みや大人の生活の矛盾点をつかれつつも日常に追われ内省する時間もなくすぎる日々。子供の身体も大きくなり、抱っこと言わなくなり、のさのさと歩いて年々物理的に際立ってくる歳だ。子供の年齢別の既婚女性の生活満足度はこの年齢で一番低いデータが示されている。

人間的つながりや学びの時間の減少

高齢期に向けた幸福の条件として複数の人間的つながりを持っていることらしい。この年齢になると、以前あった交流関係が途絶えてしまって久しいなんて気持ちを感じることも多い。格差云々ではなく、お互いがなれの果てになっているから、今更どうこうということもなくなってくる。忙しいと読書ができくなる理由を記載した書籍あるが、学びの時間は自分を成長させる活動として位置付けられるので、これは旅行や芸術鑑賞と同じくらい幸福度を上げるらしい。

家庭と仕事の板挟み

遠慮しているわけではないが、妻に家事を押し付けてゴルフや旅行に何処かに行く気持ちが湧き上がってこない。家庭でもこれくらいはやってくれるよねという仕事量に縛られており、また会社でも、仕事が少なくてもパソコンを閉じて開放された気持ちにはなり得ない。色々なもので板挟みで動けない。また動かない方が楽とついつ考えてしまう。

家庭や仕事から切り離されたコミュニティが必要で、ネット空間ではあるがこのNoteもその一つなのかもしれない。

*写真は近所で特売だった秋刀魚を庭で焼いた時のもの。庭のスペース、火を使える環境、特売や秋刀魚の流通量回復?などの偶然性があっての出来事。身の回りに起こるちょっとしたことをうまく日常に取り込むのは幸福度が上がると
感じる。家族も喜んで食べてくれて幸せな時間でした〜。

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