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金融資産を育てる第一歩~お金が貯まる営内生活~

駐屯地内(営内)での生活は、基本的な費用がかかりません。ここで言う基本的な費用とは、食事、電気、水道、ガス代などの固定費です。
税金泥棒といわれないために、フォローしておくと、生活費を踏まえた金額が給料の基本給に調整されて計上されています。(調整分は営外で生活する人に営外手当として支給されます。)なので、隊員が個人で支払うものは、営内で個人的に使用している電化製品の電気代(電灯やアイロンなどの備品は含まれません)、個人で使用しているスマートフォンなどの通信費ぐらいです。PXで買い物やスポーツ用品・訓練用品の購入は固定費ではないため、割愛します。
つまり、生きていくだけならば、給料に一切手をつけずとも生活することが出来るわけです。

ほかにも、自衛隊には防衛省の共済組合があり、銀行よりも金利(年利)が高いです。(2025/01/03現在)

普通預金
 0.37%(普通)
定額積立預金
 0.76%(積立1年定期)
定期預金
 0.94%(3年定期)(限度額300万円)

年々下がってきていますが、それでも銀行よりは以前として有利です。
せっかく利用できるのですから、無理のない金額からはじめましょう!
定期積立預金は、一部解約で引き出すことも可能です。とある駐屯地では、給料になると共済組合のATMに並ぶ長蛇の列。引き出すぐらいなら無理のない金額で設定しましょう。

このように、自衛隊生活は、節約、貯金を行う上でとても恵まれた環境です。マネーリテラシーを体得する第一歩としては最適かと思われます。



以下メモ

共済組合の年利がどんどん下がっていく
先輩方の話では、定積3%、定期9%の時代もあったとか。んー、そんな時代があったとは、ノーリスクハイリターン羨ましい。

団体保険の話もあるのだが、どこまで書くか悩ましいところ。一口数百円から加入できる掛け捨てタイプ、余剰金があれば還付金もある。ご家族も加入できるます。掛金と保障金額、内容も民間の保険会社よりは優遇されています。退職後も多少掛金は上がりますが、加入できます。


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