大好きで居続ける事の大変さとその気持ちを決して忘れなかったこと。～ラブライブ!サンシャイン!! Aqours Finale LoveLive!の開催発表を受けて思った事～
初めまして。
2024/6/30 ラブライブ！サンシャイン！！・Aqours9周年「永久hours プロジェクト」の発表と共に、Aqoursのワンマン公演最後のライブとなる「ラブライブ!サンシャイン!! Aqours Finale LoveLive!」の開催が発表されました。
正直に言いますと、Aqoursを追うのをやめた期間があった自分が、このライブに行っていいのか？
そんなことを思ってしまったのがきっかけで、このnoteを書こうと思いました。
しかし、発表されてから思い出やエピソードを辿っていくとやっぱり自分の生き甲斐である”推し”の原点はAqoursだったと自覚した経緯と今思った事を述べさせて頂きたいと思います。
ご興味のある方のみご覧いただければ幸いです。
よろしくお願いします。
・まず、ラブライブ！サンシャイン！！ そしてAqoursとは？
静岡県沼津市の海辺の町、内浦にある私立浦の星女学院。
駿河湾のかたすみにある小さな高校で
2年生の高海千歌を中心とした9人の少女たちが、大きな夢を抱いて立ち上がる。
それは、キラキラと輝く“スクールアイドル”になること！
諦めなければきっと夢は叶う――。
いまはただ輝きを目指して、がむしゃらに駆け抜けていこう！
ここから彼女たちの「みんなで叶える物語」スクールアイドルプロジェクトが始まった！
オールメディアで展開するスクールアイドルプロジェクト「ラブライブ！サンシャイン!!」に登場するスクールアイドル９人によるグループ Aqours（アクア）。2015年10月に「君のこころは輝いてるかい？」でデビュー。
メンバーは
高海千歌(CV.伊波杏樹)
桜内梨子(CV.逢田梨香子)
松浦果南(CV.諏訪ななか)
黒澤ダイヤ(CV.小宮有紗)
渡辺 曜(CV.斉藤朱夏)
津島善子(CV.小林愛香)
国木田花丸(CV.高槻かなこ)
小原鞠莉(CV.鈴木愛奈)
黒澤ルビィ(CV.降幡 愛)
ラブライブ！サンシャイン！！とは、TVアニメや電撃G'sマガジンなどの各種媒体をはじめとしたオールメディア展開のスクールアイドルプロジェクトである。
その中でも主要キャラクターの9人を演じる声優さんがアーティストとしてライブ活動を展開するグループ名をAqoursと呼んでいるのである。（※この辺、間違った認識等があるかもしれません。ざっとですいません）
・筆者のAqoursとの出会いと思い出
きっかけは単純であった。
ラブライブ！シリーズの元祖、或いは初代と呼ばれる、μ'sを追っていた事である。
筆者自身、このアーティストを最初から最後まで追えなかった事が非常に心残りであった事は、今でも後悔の一つとして残っており、「こうすれば良かった」とか「もっと早くから知っておけば良かった」等々の事を思ったのである。
そしてその途中、ラブライブ！サンシャイン！！のプロジェクト始動を目にする。
最初は、続編？上手くいくの？？とかそんな失礼な事を思った気がする。
今思うと、正直失礼極まりない。
何を考えていたんだ？と当時の自分を叱責したいレベルである。
ーしかし、そんな事を微塵でも思った自分は後に後悔するとはつゆ知らずー
・ラブライブ！サンシャイン!! Aqours夏休み課外活動 〜みんなでいっしょに夏まつり〜 in 沼津 ー初めて生でパフォーマンスを見た時の衝撃ー
前述の通り、このままμ'sと共にファイナルを迎えるか？
Aqoursに興味を持ってみるか？
自分の方向性が定まらない中、ある一つの転機が訪れる。
2016／7／31 ラブライブ！サンシャイン!! Aqours夏休み課外活動 〜みんなでいっしょに夏まつり〜 in 沼津 の開催である。
どうせ当たるわけないだろう・・・そんな軽い気持ちで申し込んでしまったこのイベントが沼津文化センターで行われた。
なんと、このイベントに当選してしまったのである！（笑)
当日にイベ被りが発生してしまったのにも関わらずである。
行き先を急遽、神戸から沼津へ変更したのである。
そこで聞いてしまったのである・・・。
「君のこころは輝いてるかい？」を
一瞬で心を奪われたあのドキドキは今でも衝撃すぎて忘れられない。
2番の歌詞の終わりでキャストが馬跳びをしてる！！
え、そこまで映像とリンクさせるの？？すごい！！
当時21歳の自分は終始、目をキラキラさせていた。
虜になってしまったのである。
そして、そのイベント内でこんな発表がされた。
「Aqours 1st LIVE」の日程が2017年2月25日（土）・26日（日）の2daysに決定したこと、そしてなんと会場が横浜アリーナであることが発表された
ーラブライブ！サンシャイン!! Aqours夏休み課外活動
～みんなでいっしょに夏まつり～ in 沼津 オフィシャルレポート よりー
そう、Aqoursの1stライブの開催決定である。
しかも筆者の地元、神奈川は横浜で！！
成人式を1年前に行った横浜アリーナで！！
絶対に行く！！！今日見たあのパフォーマンス級のやつが見れるの？
そんな自分の気持ちの高揚がすごかったのは覚えている。
・ラブライブ！サンシャイン!! Aqours First LoveLive! ～Step! ZERO to ONE～ ー0から1へ、始まった彼女たちの物語ー
1stライブの参戦に至るまで、プライベートは順風満帆であった。
しかし、自分自身にとってはすごく辛かった時期であった。
自分が一番叶えたかった夢を諦めないといけないかもしれない、と宣告されたのである。社会人になって初めて直面した壁であった。
アニメ1期第8話「くやしくないの？」や1期第9話「未熟Dreamer」等々、非常に良い刺激を貰えており、台詞が自分の数々の生き甲斐や格言になった事は覚えている。
なお、アニメ本編のネタバレとなってしまうので、エピソードの詳しい内容についてはここでは語らない事とする。
そして・・・。
2017／2／25・26
「ラブライブ！サンシャイン!! Aqours First LoveLive! ～Step! ZERO to ONE～」開催
1stライブ当日を迎えたのである。
地元がお祭り騒ぎ、見知った顔が続々と集結する。
チケットは残念ながら2日目しか確保できなかった。
1日目は友達とライブビューイング(以下:LV)での参戦であった。
両日共に楽しかった。
だが、2日目のライブ中にとあるアクシデントが発生する。
不意のアクシデント、結びついた“物語”
曲が終わると、いつの間にか段上にはグランドピアノが。そしてその横に立ち、一礼して座る逢田。彼女のピアノから、「想いよひとつになれ」が始まっていく。作中では梨子がピアノコンクールに出場したため8人でパフォーマンスしたこの曲、ライブで彼女がそのピアノで参加することで、“9人のAqours”での披露が実現する。
しかしここで、生演奏ならではのアクシデントが発生。曲冒頭の逢田のミスタッチで、曲が止まってしまう。少々パニック気味に涙する彼女のもとに、すかさず駆けつけて、彼女を囲むメンバー。さらに、自然発生的に起きた「り・か・こ！ り・か・こ！」のコールが、彼女を後押しする。8人の温かな言葉や視線と超満員の声援に支えられた逢田は、再びピアノに向き合い、改めて曲はスタート。持ち直した逢田は今度は堂々たる演奏を見せ、イントロ明けの彼女のグリッサンドが、今度は逆に8人のパフォーマンスに勢いを与える。
それは図らずも起こったことであり、きっと起きなかったほうが幸せではあった出来事なのだろう。しかしこの一連の光景が、まるで一度ピアノを弾けなくなった梨子が、千歌やメンバーと出会って再び笑顔でピアノと向き合えるようになるまでのストーリーと結びつくようで、妙な感動さえ覚えてしまった。それは観客も同様だったようで、その証拠に客席のペンライトは、誰も何も言わなくてもピンク一色のまま。その光に、歌い踊る8人に支えられながら、最後の一音までしっかり奏できった逢田。曲明けには改めて感謝と喜びを語ってくれた。
笑顔も涙も、かけがえのない“ひとつめ”の思い出。 “ラブライブ！サンシャイン!! Aqours First LoveLive! ～Step! ZERO to ONE～”レポート
今でも覚えている。
ピアノの演奏が止まってしまい、何があったのか？と
それでも再スタートして演奏を続けた逢田さんが本当にすごかったし、俺自身も涙が止まらなかった。一緒に見に来ていたラブライバーがさくらピンクのブレードを掲げ、彼女を応援する。
またしても虜になってしまったのである。
そして、ライブ終盤では2ndシングルとライブツアーの発表もされる。
1stライブでこんな著しい成長・期待を見せてくれたアーティスト、この後どうなってしまうんだ！？という感じの事を思ったのを覚えている。
沼津はコラボが増えてきて、ものすごく楽しかった。
それ以外にも、秋葉原でコラボカフェをやったりしてたので行った記憶がある。
・ラブライブ！サンシャイン!! Aqours 2nd LoveLive! HAPPY PARTY TRAIN TOUR ー今でも自分が大好きな”HAPPY PARTY TRAIN”という楽曲ー
2017/4/5 Aqours 2ndシングル「HAPPY PATRY TRAIN」リリース
筆者は元々鉄道が大好きな人間でもあった。
どんな曲なんだ？と思いリリースが待ちきれなかった。
山手線でリリース記念のラッピング電車も走っていたと思う。
鉄道は好きであったものの、関東から出るという事を社会人になってから全くしなかった自分であったが、2ndライブツアーは名古屋・神戸・埼玉の三カ所で開催される事が決まっていたので、人生で初めてちゃんとした旅行をしてみようと決意。
結局2ndライブのチケットは神戸公演の2日目と埼玉公演の両日しか当たらなかったのである。
2017／8/19-20 「ラブライブ！サンシャイン!! Aqours 2nd LoveLive! HAPPY PARTY TRAIN TOUR in KOBE」に参戦
神戸にいく新幹線に飛び乗って改めてこの曲を聴く。
新幹線がトップスピードに向けて加速を始めたその時、この歌詞が流れたのである。
ステキな旅に出よう 人生ってさ… たくさんの場所へ続いてる
ワクワクだらけさ！
こんなにワクワクを詰め込んでくる歌詞あります！？
新幹線乗りながら旅先に向かう時のあのワクワクってこんな感じなの！？・・・とか、そんな事を思って気分上々で神戸へ向かったのだ。
またしても虜になってしまった、虜にしかなってない・・・。
初めてのちゃんとした旅行はとても楽しかった。
ライブを見て楽しんで、関西の電車にいくつも乗って
有馬温泉にも、大阪にも京都にも行った。
2017/9/29-30 「ラブライブ！サンシャイン!! Aqours 2nd LoveLive! HAPPY PARTY TRAIN TOUR in SAITAMA」に参戦
デュオトリオコレクションだったり
近未来ハッピーエンドだったり、空も心も晴れるからであったり
HAPPY PARTY TRAIN以外にも好きな曲がたくさん増えた。
アニメ2期では、無印とよばれる一つ目の作品とは対極的なエンディングを迎えてしまったのが印象的だった。後半のエピソードは毎話毎に泣いていた記憶もある。
それと同じくして初めて好きな異性もできた。
2ndライブ埼玉公演の数日後には転職も決まったし
自分の夢を追うチャンスが叶ったのである。
正直、この頃が一番キラキラしてた。
人生で一番楽しかったと思う位であった。
・その後の話
そんなキラキラは長くは続かなかった。
転職直後の多忙故に行けなかったイベントが少しあった。
だが、俗に言うナンバリングライブは辛うじて全て行くことが出来た。
ファンミーティングツアーや3rdライブ・4thライブ、ユニット対抗戦・ユニットライブ、ラブライブ！フェス、行けるものは全て行ってきた。
辛いことがあっても彼女たちの姿を見れば頑張れたからある。
しかし、コロナウイルスで全てが変わってしまった。
今までは外に出ていた人が、パタリと出なくなった。
緊急事態宣言が発動され、ライブは軒並み中止となった。
同じ境遇の人達もたくさん居た。だから耐え忍んだ。
いつか日はまた昇ると信じてやまなかった。
自分の誕生日に行われる予定だったドームツアーも全て中止となった。
時を同じくして自分自身も、夢を叶える為に必死となり、Aqoursを追う余裕が一切無くなってしまった。
すごく辛く、自分の夢を諦めようかと思った時もある。
それでも、夢が叶った時「HAPPY PARTY TRAIN」を聞いている自分がいた。
開いた花の香りから、次の夢を受け取ったのである。
そして、自分自身の夢を叶えた2021年、静岡県のつま恋リゾートで初の野外ライブが行われる事となった。
余裕が戻り始めた頃だったので、久しぶりに行ってみようかなとなった。
しかし、それも県の意向で中止となってしまったのである。
わざわざ休みを取ったのにも関わらず、直前になってである。
その後も、やはり失ってしまったモチベーションは戻らなかった。
別のコンテンツやら別の趣味やらに気を取られてしまったからだった。
それでも2022年の3月に行われた6thライブは行くことが出来たし、東京ドーム公演も行ってきた。やっぱりAqoursなんだなーとも思った。
それでも、全盛期ほどのモチベーションが上がらなくなり、仕事・他の事・・・と言い訳をするようになってしまった。
・言い訳を続けてきた末に
そしてついにこの時が来てしまった。
2024/6/30 ラブライブ!サンシャイン!! Aqours Finale LoveLive! の開催発表
生放送で発表を聞いたときは動揺を隠しきれず、心ここにあらずの状態となってしまった。
正直あともう少し位はワンマン公演が続くんじゃない？って勝手に思っていた矢先の出来事である。
ちょっと泣いたりもした。表立って言わなかったが・・・。
このような心境となり、自分のモチベーションが下がってから知り合った人がAqoursを推していた事が判明した。
また、別の学生時代の友達が逆にAqoursを推していた。とても嬉しかった。
やはり好きなものは好きなのである。
それと同時に自分は知ってしまったのである。
好きという気持ちを持ち続ける事が立派であり、大変な事であると。
好きな気持ちに対して信念を貫いてこられた皆様に敬意を評したい。
皆様が居たから、この発表をちゃんと聞く事が出来たのだと感謝をしている。
そして自分はこう思ったのである。
・後悔しない選択肢をして欲しい
結びとして、自分はものすごく後悔をしている。
後悔しない選択肢を取ってきたはずなのにである。
あの公演行けば良かったなぁ・・・とか思ったり、
他人は他人、自分は自分と割り切っていたのにも関わらずだ。
世の中、自分自身にとって選択を決めさせられる事は多くあると思う。
それでも、周りに流されずに自分の好きな気持ちに信念を持って欲しい。
そして、自分の良くない所にも気づかされた。
ネガティブな考えをいつもしてしまう事である。
受け止めきれない部分があるとは思うが、自分のペースでライブ開催の日まではこれを受け止めようと考えている。
ダイスキがあれば、大丈夫なのだから。
・最後に
最後に、これでAqoursは終わりではない。
ワンマン公演が終わってしまうというだけである。
地元愛まつり2025も決まっている。まだまだ終わらない！
自身、本年のAqours Clubの購入をした。ﾖﾈﾝﾌﾞｩﾘﾃﾞｽｶ
JR東海の沼津ゲキ推しキャンペーンも始まっている。
地元愛まつり2024も開催が発表された。
9月の最初の三連休の3日間全てだ。
何のことはない、沼津に行けば彼女たちには会えるのだ。
沼津生まれ地球育ちの彼女らにである。
多くの人が、多くの思い出を作ってきたラブライブ！サンシャイン！！というコンテンツ、Aqoursというアーティストをまた追いかけていこうと思う。
そしてラブライブ！サンシャイン！！というコンテンツ、Aqoursというアーティストはとても凄い。これからも多くの人に応援して欲しい。
自分も、多くの人にアニメや楽曲の素晴らしさを伝え、広めていきたいと思う。
今でもアニメ本編でのキャラクターの台詞やキャストさんのMCトークは自分の活力や行動の理念となっている。
これからも理念を曲げずに生きていきたい。
ここまでの9年を頑張ってきたキャストの皆様とそれを支えてきたスタッフの皆様、応援してきたラブライバーの皆様への感謝と御礼を申し上げ、この長々と書いたnoteは終わらせようと思う。
彼女たちの物語、輝きはまだまだ続くのだから。
これまでもこれからも、ずっとずっと大好きです。
筆：ことね
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