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自己紹介と創作のテーマ

はじめまして。
私は趣味で小説を書いている小鳥遊(たかなし)ちよびと申します。

「ただ、自分の描いた世界を終わらせたい」

私の目指す作品は、誰かに響いてほしい、というのはおそらく創作者としては一般的に抱く一つの目標だと思います。
しかし、私が小説を書く理由は、もっと個人的なもの―― 伏線、伏線回収、ひねくれた思想、正義と悪、人間憎愛、命の尊さ、感情、様々な自分が抱えているものを自己表現として描くこと にあります。
伏線は張られるためにあり、伏線回収は必然として訪れる。
正義と悪の境界は曖昧で、人間は愛と憎しみの狭間で揺れる。
命は尊く、しかし時に儚く、残された想いは怪異となり、または神話となる。
書くことは、私にとって旅路のようなもの、言葉のひとつひとつが、まだ見ぬ世界への道標。

登場人物のどれかに「自分」を強く反映させ、それ以外は キャラクターが本当に生きているかのように 書くことを心がけています。
ですが、作品を通して 「他人からどんな感想を得たいのか?」 「どんな印象を与えたいのか?」 「どんな感想を抱いてもらいたいのか?」 ――これが自分でもよく分かりません。

ただ、自分が好きなストーリー展開をひたすら書いていく。
きっとそれは 王道ではないのでしょう
長ったらしいでしょう

「小説家になろう」「カクヨム」「アルファポリス」「ノベリズム」――様々なWEB小説投稿サイトに投稿してきましたが、高い評価を受けることはほとんどありません。
読まれもしない、評価もされない。
それでも書き続けるのは、自分の小説を通して誰かとつながりたいからなのか、それとも ただの自己表現のナルシズムなのか、それすら分からないまま書き続けています。

だけど、私は 「自分の描いた世界を終わらせたい」 と思っています。
それが誰かに評価されようとされまいと関係なく、未完のまま放置されている物語が 常に頭をよぎる のです。
仕事をしているときも、映画を見ているときも、他の小説を読んでいるときも。

だから、私は新しく note という場所に上げてみようと思いました。
今までとは違う場所で、違う読者の目に触れたとき、何かが変わるかもしれない。
もしかしたら、何も変わらないかもしれない。
それでも、自分の世界を一つずつ終わらせていくために、新たにこの場で筆を執ることにしました。

創作の方向性

  • 「境界線上で怪異が騒ぐ ― 闇に手を伸ばす祓い屋」 という作品を執筆中
    怪異、祓い屋、都市伝説、そして未練を抱える魂の救済と再生 をテーマに、ホラー・ミステリー・バトル要素を交えた物語

  • 日本神話、陰陽道、仏教などの思想を取り入れ、独自の世界観を構築

  • 作品内に 「考察できる余地」 を残し、読者が現実とリンクさせながら楽しめるようなストーリーを目指す

また、中学・高校生のころに書いた主人公最強系のファンタジー小説 「アルビオンの姫と異端の騎士」 や、最近執筆している 「異世界カードストラテジー」 なども手がけています。

「闇に手を伸ばす君へ」では、怪異が這い寄る都市の闇と、そして未練を抱える魂の救済と再生。
「異世界カードストラテジー」では、自分の国を0から気づきあげ、そして自分たち全ての運命を賭けた戦いの盤上を。
「アルビオンの姫と異端の騎士」では、神々の争いの果てに継がれる 最強の伝説 を紡ぐ。
異世界やファンタジー作品も大好きで、さまざまなジャンルに挑戦しながら、物語を通して読者に楽しんでもらえる世界を作ることを目指しています。

影響を受けた作品

私の創作に影響を与えた作品は数多くありますが、特に以下の作品は心に深く刻まれています。

  • 無職転生~異世界いったら本気だす~ 「中学生だったころ、まだ連載中で、小説を書く入り口」

  • 転生したらスライムだった件 「ぼくは わるい すらいむ じゃないよ!」

  • オーバーロード 「一番好きかも。アインズ様万歳!」

  • アルスラーン戦記 「叔父から小説を借りて読んでいた。十六翼将がかっこいい!」

  • ロード・オブ・ザ・リング 「私のファンタジーといえばこれ!」

  • ゴブリンの王国 「転生したらスライムだった件より好きなゴブリン転生もの(ガチ戦記)」

  • カルマの塔 「至高の王さえも、彼には敵わなかった」

  • 異世界迷宮の最深部を目指そう 「ストーリーが深すぎかっこよすぎ」

  • .hackシリーズ 「VRの先駆け作品。ダークストーリーで人間味がある主人公たちが好き」

  • ソードアート・オンライン(SAO)「VRをおそらく一番有名にし影響を与えたのではないかという神」

  • 他にも、オンラインゲームだとリネージュ1・2をやっていたり、家族の影響でスパロボ・ガンダムが好き(にわか)etc……

異世界転生・ファンタジー系の作品をはじめ、重厚な世界観を持つ物語が特に好きです。
読者として楽しむだけでなく、自分の作品にもその影響を取り入れながら、 「現実と虚構の境界が曖昧になるような物語」 を描くことを意識しています。

読者へのメッセージ

私の作品は、単なるホラーや怪異譚ではなく、 「なぜ怪異は生まれるのか?」 「人はなぜ未練を抱えるのか?」といった 根源的な問い を物語の根底に据えています。
また、それは 異世界もの作品においても同じこと

── 「世界は誰のために存在するのか?」
── 「神が創った世界で、人は何を選ぶのか?」

私は、現代の都市伝説や霊的な存在だけでなく、異世界における 神話、王国、魔法、信仰、そして戦略 を描くことにも強い興味を持っています。
かつて執筆した 「異世界カードストラテジー」 では、プレイヤーとして 運命を握る者たち と、それに抗う者たちの戦いを描きました。
世界はただのゲームではなく、戦いのルールすら誰かが決めたものにすぎない。
もしそのルールに疑問を持ったとき、あなたはどうするのか?
そうした問いかけを含んだ物語を紡ぎたいと考えています。

また、ファンタジーの世界観では、
「最強の力を持つ者が、最強であることをどう受け止めるのか?」
「異端の騎士は、なぜ異端であるのか?」
といった 正義と悪、人間の選択と葛藤 を描くことに重点を置いています。

もしあなたが、
怪異や都市伝説にひそむ未練や恐怖 に興味があるなら
異世界の戦いの中で、運命を選び取る戦略 に魅力を感じるなら
最強の存在が最強である理由、そしてその意味 に考えを巡らせるなら

ぜひ、私の物語に触れてみてください。

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