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ブログ(日記かも)を始めます。

はじめまして、
絶賛就活、卒論執筆中の大学四年生のももです。
やらなければいけないことだけをしていると何もしていないような寂しさを感じるので、ブログを書いてみることにしました。

私は今、世間一般に言う人生の岐路に立っているのですが、
不思議とその事態の重大さを感じておらず、院進の予定もなかったはずなのに未だ内定がありません。
自分の進む道が分からず、宙に浮いているのです。
すかしていますね。自分でも一番嫌いなタイプです。
私は、この自己嫌悪を脱却するために、何かしら行動しようと思い、今ブログを書いています。

一時期、『タクシー・ドライバー』(1976)と『キング・オブ・コメディ』(1983)の主人公たちのように無敵の人になれば楽だなと思ったりしたこともあったのですが、死に続ける人生は嫌だなと、目標にするのは辞めました。
両作品に共通しますが、彼らには世界に自分しかいない、自分以外は人間ではないといったような排他的な考えが感じられます。
トラヴィスはベッツィーに振られて、彼女が支持する次期大統領候補の暗殺を図りますが失敗、次に出会った売春婦アイリスを利用していたスポーツを殺すことには成功しますが、その後自殺を図るも失敗。パンプキンは結末的にはコメディアンになりますが、その描写があからさま過ぎて妄想なのか現実なのか曖昧に思えます。両作品とも結局、何事も彼らの思い通りには進みません。
しかし、私が一度でもそんな主人公たちをいいなと思った理由は、主人公のやることなすこと思い通りにはなっていないのに何故か成功しているように見えてしまうところです。
この無敵の人たちに対するちょっとした憧れは、ほとんど自分の願望でした。何者でもないからせめて他人に自分の存在を知らしめたい、みたいな。今となってはそんな死に急ぐようなことに憧れは抱かないけれど、少し前の私は半分本気で映画の中の主人公たちに夢見ていました。

自分でもこれからどう言う人生を歩むのか全く想像がつかないけれど、まだ死にたいとは思わないので取り敢えず就活と卒論を続けたいと思います。
では。


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