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カメラを持って雨のアルプスへ

いつものメンバーで3年連続の白馬方面遠征
今回は初めてカメラを持って
どんな絶景が撮れるかワクワク。
どん底から最高の天気へ、振り幅の大きい3日間だった。

大阪から6時間かけて長野扇沢に車を停めて予約していたタクシーで白馬エリアの五竜へ向かう。

1日目。
ゴンドラとリフトを乗り継いで五竜山荘へ。
それほど寒くないけど予報通りの朝から雨。。。
スタートから上下雨具を装着し、カメラはリュック奥にビニール2枚重ねで大事にしまう
修行デーと割り切り黙々と歩く
トレーニングで8kgの重りを背負ってたので本番13kgのザックも苦にならなかった
準備は大事
でも1日中雨に打たれると雨具も虚しく全身ボトボト。
標高が高くなると気温も下がり横殴りの雨が寒くて寒くて
最後は走るくらいの勢いで山小屋に駆け込む。

オアシス五竜山荘

天気のせいもありキャンセル続出でガラガラの山荘は心地よかった。
乾燥室に大量の衣類を干して、炊事場で同じ思いをした登山者と会話していると散々な1日もいい思い出になってくる。

そういえば山小屋にアルバイトでフィリピンの女の子もいてた。
山小屋って厳粛で静かなイメージがあるけどいい感じの陽気がアクセントとなり新鮮で良かった。
でもよくここまで登ってきたね。

晩ご飯はトッピングたくさんのカレー

焼酎お湯割りを飲んで夕食を取ると19時には寝てしまった。

2日目。
長丁場。
五竜岳〜鹿島槍ヶ岳〜冷池山荘。
10時間以上歩くので4時に起きてヘッドライトをつけて5時出発。
雲は多いけど星も少し見えて雨は降ってない。
東の空から昨日は会えなかった太陽が少しずつ顔を出してくる。

山荘を振り返る
まだ昨日の水分をまとっている

百名山の五竜岳頂上を踏むころにはガスも切れて天気も良くなってきた。
やっとカメラの出番だ。
パーゴワークスのパスファインダーを身体の前にセットしてザックのベルトに接続しておくとスムーズに撮影できる。
「山でカメラどうやって持つ問題」はこれで解決。

1日中雲海を堪能
山に映る影はカッコいい
秘境八峰キレット小屋
いい稜線

今回初めてモノクロの撮影してみたけど山の陰影がはっきり出て面白かった。
街では望遠レンズが欲しいと思うことがあるけど、山では35mmの広角がちょうどいい。
景色が良すぎるので腕がイマイチでも良く見えるwww
絶景の連続でメモリーカード容量もなくなってしまった。。
急いで重い動画を消去。
のんびり写真撮りながら11時間で山小屋へ。
その前にブロッケン現象とか白い虹とか幻想的過ぎてもう満腹。

溜まったガスに西日が入ってできた
ブロッケン
ガス×太陽は何か起こる

冷池山荘。
こちらの山小屋も8人部屋を4人で利用できてゆったり。
山小屋で飲んだビールは過去一の美味しさ!
晩ご飯食べて、焼酎お湯割りパーティーして就寝。

夜星空を見に行くとびっくり。
ちょうど新月近くで一面星、星。
うまく写真が撮れなくて悔しかったけど次に向けて勉強しよう。

3日目。
爺ヶ岳〜種池山荘〜扇沢駐車場
今日は昨日より完璧な快晴。
雲海も完璧。
秋には雲海撮影に行こうと思ってたけど、これ以上ないレベルのものを堪能しまくったのでしばらくはいいかも。
山荘前で朝日を待つ。

完璧な雲海と日の出
槍ヶ岳も見えました。
山の中腹はうっすら紅葉

最終日も絶景の連続。
立山、劔岳、槍ヶ岳、遠くにうっすら富士山。
言う事無し。
特に爺ヶ岳山頂からの景色が最高。
扇沢から爺ヶ岳、超オススメです。

前年の白馬岳の景色、白馬鑓温泉も最高だったけどそれを上回る景色だったな。

カメラを持ち始めて景色への感動が大きくなり、感度も高まった。
幸せ感もアップで数十万の出費(ローン中)も実質無料と思える山行でした。

来年はどこの絶景を見に行こうか。






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