見出し画像

高額療養費

高額療養費の自己負担割合が今年の8月から増えると言う政府案が提示され、ガン患者さん達の団体のみならず、病気を持って長期療養中の方たちから不安や反対の声が出てきています。

10年位前に、国際ジャーナリストの堤未果さんの著書を読みました。
その本の中では、アメリカの高額な医療費負担で疲弊しているアメリカ国民のことが書かれていました。
アメリカはとてつもなく医療費が高いと、その本の中で知りました。

また、アメリカでは「オバマケア」というものがあり(トランプ政権に2期目に入り 現在それがどうなってるかよくわかりませんが)日本のマスコミではオバマケアは日本の国民皆保険と同じ制度だと言うふうに報道していました。ですが、全く違うものだと言うことも、この本の中で知りました
ざっくり言って「オバマケア」は、ある意味
税金と同じで、民間の保険を買うことなのだそうです。
自動車保険のように、免責事項の金額が、例えば300,000円だったりした場合
医療費が350,000円かかったりすると、50,000円は、その民間の医療保険から出ますが、300,000円は自腹を切るということです。

そして、この本の中で、堤さんは、日本の高額医療制度と言うのは、世界に誇れる素晴らしい制度だと、語っていました。

だけど、グローバル化の波で、あのアヒルの外資系保険会社などがこの高額医療費制度を少しずつ少しずつ切り崩しにかかっていると、その当時の本の中でも書かれていました。

外資系保険会社にとってみれば、この高額医療制度と言うのは、自分たちにとって邪魔でしょうがないもの、この制度がなくなれば、心配性で保険が好きな日本人はこぞって自分たちの「医療保険」に入るようになるからと言う目論見のようです。

厚生労働省などの薬価や、診療報酬を決めるナントカ諮問会議などに、こうした外資系保険会社の「工作員」が潜り込んでいるようです。
国会に法案を出して国民に聞いてもいないのに、それがナントカ諮問会議で決められたことがすぐ内閣などに回され、閣議決定され、はいそれで決まりました!と言う流れが「日本版回転ドア」と言われているものです。

この本を読んだのは約10年前ですが、当時とても身震いをしつつも「まさか日本にはそうした流れは来ないだろう」などと呑気にかまえていました。
ですが、高額療養費自己負担割合引き上げのニュースを聞いたときについにやってきてしまったか………と
あの本に書かれていたことが現実になってきていると再び身震いがしております。

これ以上、グローバル化の波に日本が侵食されないようにしなければなりません。
我々の生活のみならず
命が脅かされてします。
幸いに、グローバル化の波の弊害に気づく人が最近では増えてきました。
マスコミは決して報道してませんが、財務省前では目覚めた多くの日本国民がデモをしています。

世界の潮流を見ても、アメリカ初めヨーロッパでも反グローバルを掲げて
立ち上がる国民や政党が出てきています。

一緒に声を上げていきましょう!!


いいなと思ったら応援しよう!

はなまる
ありがとうございます。励みになります!