日常のぼやき 24 いまだに、新型コロナをデマだとか、軽い風邪だと思っている人って?(いるんだ?と驚いた話)
明けましておめでとうございます。本当は、昨年の段階で何かぼやこうかと(書こうかと)思っていたのですが、何かとのんびりしていたので(忙しいかったわけではない、というところが)今ごろになりました。若いときは、そうでもなかった気もします。
ホームページ、いわゆる、ウェブサイト(web site)を頻繁に更新してたときは、元旦の12時を回ると直ぐに挨拶文をアップしてました。パートの仕事あり、家事あり、義父との付き合いあり、趣味も色々よくこんなんで、やっていたなと、考えると、今は、どれだけ暇してるのかな?と、いう具合です。
この分、若かったとか、体調が良かったとか、やりたいことが色々あり、希望が溢れてたとか、理由は、色々あげられそうですが、私的には、義父の交通事故や、愛猫の感染症の死を通して、公の仕組みや医療などの限界など、体験してしまって、社会の見方とかが変わってしまったのかも、しれません。
でも、そんな世の中であっても、少しでもなんとかしないといけない。そうやって頑張っている方々もいらっしゃいます。
そして、そのおかげで、道が開けたり、先に進めるようになったりします。
そして、それに目をつけられたら、何らかの形で、弊害が起きたり、トラブルが起きたりもします。そして、なんとか乗り越えようとしていきます。
そういうのをまのあたりにすると、出来合いの簡単なドラマには、簡単に感動しなくなるのが、残念です。
年をとったら、色々なものに感動しなくなる、というのは、こういうことかな?とも。
さて、話が変わって、本題。
ぼーとしていたこの私も、とある年越し?の番組を観てました。
いわゆる昨年から、世界中が悩まされている新型コロナの感染者が大晦日、都内で、とうとう1300人超えということで、来年は、どうなる?というみたいな。
私は、一昨年の12月から、中国の武漢で流行り始めた頃から、こんなのが日本に来たら大変だな、嫌だなと、思っていたのですが、あれよあれよという間に日本だけでなく、世界中で、今のような状況に。
私は、縁あって、一時期、医療関係にも勤めさせて頂き、その時でも、普段から、入院病棟は、97%から98%の稼働率でした。
そこに今のような、新型コロナの重症患者が増えたら。
今は、まだ、指定感染症の関係で、受け入れは、無いようですが、一杯一杯だろうと思います。
新型コロナが発生する前から多くの病棟は、こんな感じだったのだろうと思います。もっと前のなぜなら、高次脳障害1級の義父の転院でさえも、転院先をみつけるのも同じような病院が多かったので。
しかし、これから高齢者が増えるのに、国や社会は、医療費削減方向でした。ただでさえ、少なくて、困っているのに、(患者になったり、患者を抱える家族には)もっと病棟を減らすべきの方向でした。今後は、どうするかわかりませんが。
しかし、現在今のような状況になっても、新型コロナの感染症を軽くみている人がいるのには、驚きました。特定の人たちだけなのかな?と、思ってましたが、そうではなさそうです。
新型コロナの感染症が流行っているのはデマだといわれてるのも無理がないかな?とも。新型コロナは、ただの風邪のウイルスだとも。
確かに、コロナウイルスとしては、風邪の一種類かもしれません。
体内に感染して入るまでは。
コロナという、エンベロープとかいうのもので、包まれているのでその部分は、たんぱく質。
そのため、その時点では、石鹸や洗剤で消滅できます。
油もの付いたベトベトした食器を水で洗ったら落ちないけど、洗剤だと落ちる。そんな感じで、たんぱく質を溶かしてくれる。
石鹸や洗剤での手洗いは、手についていたかもしれない、コロナウイルスをやっつけてくれるのです。他の菌やウイルスも、一緒に。(でも、中には効かない菌もあるそうですが。猫クラミジア)
感染予防には、手洗い、うがいしか無いのか?と、嘆くかたもいますが、何をやっているのかを理解すれば、大切さがわかります。感染症対策、残念ながら、地道な対策しかないと思います。もし、見つけられたら、ノーベル賞並みの発見かもしれませんね。
そして、インフルエンザで亡くなっている人の方が多いと、言われることもあります。でも、インフルエンザで亡くなっているのは、そのかかる前の状態で、他の病気や老衰で、(言いにくいですが)生きるか、死ぬかの瀬戸際の方々が、命を取られるケースが多いということ。
しかし、新型コロナは、確かに高齢者や持病のある方が重症化しやすいですが、今まで、旅行や運動を元気にやっていた方が重症化しやすいところが恐ろしいとのことなのです。
まだ、日本は、幸運なことに、これでも、目にみえる感染者は、少なそうにみえます。
そのためか、自分の周りには感染者いないから、本当に信じられないとかいうのも、自分が体験するか、目の前の公園に遺体が山積みなって初めて、新型コロナってあったんだと、思うのでしょうか?
なんだか、交通事故の被害者になって初めて、交通事故の悲惨さがわかるようなもので、実際にあったときに失うものは、多すぎるのです。
でも、その大変さがわかるのは、経験しないとわからないのでは?とも、思ったもしますが。
現在、感染者数が、残念ながら日本でも、増えて来ているのは、風邪が流行る時期でもある寒さのせいでもあると思いますが、そんな意識の格差もあるのだなと、思った次第です。また、新型コロナウイルスについては、わからないことも色々あるのです。毎日の生活でも、一人一人が、出来ないから仕方がないと、思考停止することなく、色々アイデアが出て来たらいいですね。