ガード下のオイディプス
フライングシアター自由劇場
「ガード下のオイディプス −スフィンクスの謎解き–」
会場 すみだパークシアター倉
作・演出・美術 :串田和美
音楽 :Dr.kyOn
キャスト:大空ゆうひ、大森博史、さとうこうじ、山野靖博、串田十二夜、大野明香音、Dr.kyOn、串田和美
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私のミーハー記事を読んでいるDr.kyOnファンの方は是非この芝居を見に行ってほしい 笑
kyOnさんのアーティストとしてのかっこよさを再確認すること間違いなし!
ところで なぜ 今 ギリシャ悲劇?
とは思うものの
わたしのマイブームは『哀れなるものたち』『憐れみの3章』のギリシャ人映画監督 ヨルゴス・ランティモス 💕
今こそ、この時代こそ
ギリシャなのか?
(勝手な盛り上がり)
えーっと
串田演劇 自由劇場の芝居の話に戻って。。。
kyOnさんは演奏だけではなく俳優さんたちに混ざってセリフを
セリフ発声のタイミングの良さ、それがバシバシと決まっていくのがとても良かった
長いセリフではなく短く
芝居を回していく短いセリフ
それが決まっていくのって、やっぱりミュージシャンが持つリズム感かなーと思ったりもしたなぁ
kyOnさんがこの物語を進める一つの素材として音楽ではないところで気持ちよくフィットしてた
そして何よりご本人が楽しそう。
でもってもう一度
ギリシャの話へ 笑
ギリシャ悲劇
そしてギリシャといえばマイブームの 映画監督のヨルゴス・ランティモス😍 もギリシャ人だなと
彼の映画を見ても思うけど
ギリシャ悲劇とか
欧州で起こる様々なことって、ほんと出口が見つけにくい難しいことが多いなぁと
このことは
他の映画と併せて書きたいけど
出口のない苦悩
出口のない面白さ
解決しない苦悩
解決しない面白さ
見た側がどう受け取るか千差万別、様々で難しいところ
今回の「ガード下のオイディプス」は
エンターテイメントとして
楽しませてもらえた
というか こういう 出口や解決の見出せない 状況を誰かから伝えてもらう時
やっぱり生で
目前で人間が表現していることを見ると救いがあるような気がする
そういえば前回kyOnさんが参加した横浜で見たブレヒト作品の串田演劇でも、生演奏という「生身」があってよかったとまじめに思った作品だった。
人と人の直接のやりとりの温度って大事
そう思うと
生身の人間が動く舞台はできる限り見ておかないといけない、改めてそうおもった
もう一度
改めて最後に
kyOnファンで時間とお金の余裕のある方は是非ともこの芝居を見てほしい!
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