ウェスイエローが好き
2023-37
『アステロイド・シティ』(2023)
監督 ウェス・アンダーソン
画面の左右対称美、自然界ではありえない左から右、右から左へのラインはたまた真っ直ぐ先を見る線、さりげなく表示される文字列、ウェスイエロー(コダックこだわり?)、音楽の使い方、達者な役者に抑揚のないセリフを預けて表現する面白さ、少年以上青年未満の子たちの視点、そんなウェスワールドの色んな要素が好きで癖になる監督
今回の『アステロイド・シティ』も、なんだ、これ、と思いながらも、ウェス感満載で、わぁぁ〜 ティルダすてきーとか思いながら見てしまう
前作『フレンチディスパッチ』は、フレンチディスパッチと言う雑誌の最終記念号に掲載される記事の一つ一つを立体にして追いかけて もう一度誌面に収めるという映画で、、誌面を読んでる頭の中を描いたような映画だった。
まあそういう着想をするウェス監督が嫌いじゃないから、何回も見ましたけどね。
で、今回の『アステロイド・シティ』。
日本公開決まってない映画『オッペンハイマー』のトレイラーや見た人の解説を見聞きしてる限りでこんなこと書くのもなんだけど。。。
アプローチが全く違うけど、この両作品って繋がってるんじゃないかなーって思って見に行ったんですけど、やっぱりそうかも、なんて思ったりして。
まあ、いずれにせよ『アステロイド・シティ』は安易な映画ではなかったので、ウェスワールドを堪能するためにも、もう一度、次は違う劇場で見る予定
だいたいこんなアート系の映画を京都だけでシネコン含め4館同時上映してるってのが、すごいなあと。
2023/09/04
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