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【活動報告】2024年度NEWDOOR進学プレッププログラム「大学を訪問する交流合宿」1日目レポート
特定非営利活動法人glolabは、2022年度より「NEWDOOR進学プレッププログラム」を開始し、2024年度は6名の高校生に本プログラムを提供しています。
今年度も、8月22日(木)と23日(金)の2日間、東京都内にて「大学を訪問する交流合宿」を行いました。
前年度同様、内容がてんこ盛りの合宿で、ご報告したいことが沢山あるため、1日目と2日目に分けてご報告させていただきます。まずは「大学を訪問する交流合宿」1日目のキャリアワークショップ、センパイとの交流会の様子をお伝えします。
*『NEWDOOR進学プレッププログラム』とは自分の将来に向かって頑張りたいという気持ちを持つ生徒たちが高等教育機関に進学することを支援するプログラムです。詳細は以下をご参照ください。
NEWDOOR進学プレッププログラム
大学を訪問する交流合宿 【概要】
■ 日時:2024年8月22日(木)~23日(金)
■ 参加人数:NEWDOOR進学プレッププログラム参加高校生6名
■ 形式:対面
■ 開催場所:国立オリンピック記念青少年総合センター
東洋大学白山キャンパス
■ 目的:
1. 大学訪問や大学・専門学校の先生から話を聞き、直近の進路について具
体的なイメージを持つ。
2. お互いに励まし合い、切磋琢磨できる仲間を作る。
3. 日常から少し離れ、自分だけに向き合ってみる。
■ 内容:
【1日目】 キャリアワークショップ
① 合宿オリエンテーション
② お互いを知るワーク
③ 専門学校の情報を集めよう!
④ センパイ(矢野デイビットさん)との交流会
【2日目】 東洋大学訪問・交流と振り返り
① 大学の先生に話を聞こう!・グループワーク
② キャンパスツアー
③ 大学生との交流会
④ 合宿の2日間を振り返るまとめの会
これまで、オンラインで何度か顔を合わせていた、関東の生徒たちと関西の生徒たちが、初めて対面で集った交流合宿。関西圏の生徒の中には東京に行くのも、そもそも新幹線に乗ることが初めてだと話す生徒もいて、東京に着く前からドキドキ、ワクワクでいっぱいの様子でした。
真夏の強い日差しが照る中、合宿先である国立オリンピック記念青少年総合センターに、生徒たち、glolabスタッフ、アシスタント、NEWDOORに参加するメンバーみんなが集結する、2日間の熱い合宿が始まりました!
【合宿1日目】
①合宿オリエンテーション
合宿1日目の最初のオリエンテーション、初めての新幹線でワクワクが止まらなかった関西の生徒たちと、現地で楽しみに関西組の到着を待っていた関東の生徒たちが初めて顔を合わせました。glolabスタッフ・アシスタント・生徒たちが一人ずつ自己紹介をした後、合宿の日程や宿泊先である国立オリンピック記念青少年総合センターでの注意事項などを確認しました。
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②お互いを知るワーク
最初のワークではお互いを知るために、glolabスタッフ・アシスタント・生徒たちを2つのグループに分けて、2つのゲームにチャレンジしました!
まずはグループでたくさん質問し合い、みんなの『同じ』をいくつ見つけられるかを競うゲームをしました。みんな初めは緊張していましたが、すぐに打ち解け、「好きな食べ物は何?」、「好きなスポーツは?」など、次々に『同じ』共通点を見つけ、盛り上がっていました。「みんな食べることが好き」、「みんな洋楽が好き」などなど、5分間で10個以上もの『同じ』を見つけられたグループもありました。
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盛り上がったところで、次は目隠しをして、グループで協力しながら、1本のひもで完璧な四角形・星形を作るゲームにチャレンジしました。形を完璧に作るには、互いに細かく指示を出したり、その指示通りにひもを動かしたりとチームワークが不可欠です。
簡単そうに見えた星形は、どのグループも作るのに手間取りました。みんな難しかったそうで、中には形が崩れるのを察知したのか、「さわらんといてー!」と必死に指示を出す生徒もいました(笑)。
一人一人が試行錯誤しながら、同じ作業を行うことでグループの仲も深まったようでした。
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③専門学校の情報を集めよう!
お互いを知り、チームワークも構築できたところで、専門学校についての情報を集めるワークを行いました。
まず、高校卒業後の進路について、glolabが制作した動画を見ました。高校卒業後の進路である大学・専門学校についてや、文系・理系、学部の違いなどどを改めて知りました。
生徒一人一人が個人ワークを通じて、行きたい大学や学びたいことの理由を見つけながら、自分自身の進路に対する気持ちを認識し直し、グループワークでも自分が思い描いている進路をシェアし合いました。その中で専門学校について知っていることと知らないこと、わからないことを一緒に考えました。
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グループで整理が終わったところで、中央情報専門学校の土江智哉先生より、専門学校について具体的なことをご講義頂きました。大学と専門学校の違いはもちろん、専門学校で学べる事やお金の話まで深く知ることができました。生徒たちはグループワークで話し合ったことをもとに奨学金・学費のことや、入試についてなど質問し、一人一人が真剣に話を聞いていました。
生徒たちは講義やグループワークで知ったことを照らし合わせながら、各々自分が進みたい進路について考えを深めることができました。
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④矢野デイビットさんとの交流会
ワークショップの後、オリセン内の食堂で夕食を食べた後、矢野デイビットさんにお越しいただき、交流会を行いました。
矢野さんはタレント活動や映画・舞台出演、音楽活動、ガーナでの教育を柱とした支援活動など多方面で活躍されている方です。
生徒たちは早々と夕食を済ませて、既にいらっしゃっていた矢野さんのご厚意で予定の開始時間よりも早くから、たくさん話をしていただきました。
矢野さんからお話を伺う前に、生徒たちみんなが矢野さんとの対話に参加できるよう、矢野さんのライフストーリーを写真や動画、やさしい日本語を用いて作成したスライドを用いて説明しました。
生徒たちはスライドや矢野さんのお話を通して、矢野さんが日本に来て、どのような学生時代を送り、どんなきっかけでモデルやタレントの仕事をするようになったのか、またどうしてガーナへの支援活動を始めたのか等を知りました。
その後、矢野さんとの交流会が始まると、生徒たちからは仕事のことから高校時代、人生のことまでたくさんの質問が出ていました。自分の弱みを隠さないことなど、NEWDOORの生徒たちにとっては少し早い話にもなったものの、生徒一人一人、矢野さんの穏やかなのに深い語りに聞き入っていました。
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NEWDOORのメンバーたちと矢野さんの仲が深まったところで、みんなが落ち着ける場所に移り、お菓子を食べながら「10年後、なにをしていたいか」をテーマに、これからの人生について考え、お互いの考えや思いを共有し合いました。
ランタンが灯す光とともに、10年後の自分を想像してびっくりするメンバーもいた中、「変わらず働いていたい」、「自分のカフェを作りたい」、「結婚していたい」、「ガーナで大きな児童養護施設を作りたい」・・・、みんなが思い描く10年後を語り合いました。
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NEWDOORには高校生のメンバーだけでなく、大学生・社会人のセンパイたちがいますが、みんなが先行きがわからない将来や人生について、悩み葛藤し続けながら、自分の人生を歩んでいることを知りました。生徒たちだけではなく、その場にいたみんなが他のメンバーの思いや考えを聞き、更に自分の人生についても深く考えることができました。
そして、交流会の最後に、矢野さんと一緒に記念撮影をしました。その後、メンバー達が各自矢野さんとのツーショットの写真を撮りました。
生徒たちは交流会での対話を通して、矢野さんから今後の人生について考えるきっかけをたくさんもらうことができました。
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この場をお借りしまして、土江先生、矢野さんに改めて感謝申し上げます。
次回は「大学を訪問する交流合宿」2日目、東洋大学白山キャンパス訪問の様子をお伝えします。
報告:ライアン
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