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【4/9(火)開催】 みんなで1つの答えを導くコンセンサスゲーム!【QUESTION DAYイベント「第2回協える Students Lab」】

こんにちは!インターン生のべるです🔔
今回は4/9(火)に開催された、みんなで1つの答えを導くコンセンサスゲーム!【QUESTION DAYイベント「第2回協える Students Lab」】の様子をご紹介します!

(今回の記事は一部ネタバレ要素を含みます。注意してご覧ください。)

前回の2mmずらして考える会【QUESTION DAYイベント「第1回協える Students Lab」】の様子はコチラのnote記事をご覧ください。



今回は、QUESTIONの1階や2階には来たことがあったけれども、5階には初めて来たという社会人の方や、知人から誘われて久しぶりにStudents Labに来た学生などが集まり、学生6名・社会人3名の計9名で会が始まりました!

〇チェックイン

はじめに、
①呼ばれたい名前
②所属
③今の気持ち
④新年度にやりたいこと

の4点を全体でお互いに伝えあいました!

【チェックインの様子】
▼今の気持ち
・コンセンサスゲームをするのが初めてで、ドキドキしている。
・普段関わっていない年代の人と関わるから緊張している。
▼今年度までにしたいこと
・DIYにチャレンジしてみたい
・朝早く起きて散歩をしてみたい
・今まで海外にいたけど、国内でも国際交流したい

参加者の発言から一部抜粋

〇コンセンサスゲーム(ネタバレ要素含みます)

〇コンセンサスゲームって?

与えられた課題についてチームで協力し、合意形成しながら答えを見つけて行くゲームです。
今回は、与えられたお題に対して10個のアイテムを1位から10位までの優先順位を話し合い、決めていきます。そのチームで考えた優先順位が専門家が考えた優先順位とどれだけ近いかを競い合うゲームです!
このゲームを通して、個人で考えるのではなく、チームで話し合って考えていく重要性を実感することができます。

〇今回のテーマ

今回のテーマは「雪山での遭難」です!
~ストーリー~
参加者はアメリカへスキー旅行に行っていましたが、飛行機が嵐に巻き込まれ雪山に墜落してしまいました。
幸いな事にみなさんは無傷で飛行機からの脱出に成功しました。
(今、一番近い村までは北西方向に32kmの距離があり、気温は‐40℃まで下がり、周りには枯れ木がたくさん落ちています。)
遭難した状態で、参加者は防寒着と10個のアイテムを持っています。
この時、雪山から生還するため10個のアイテムを重要な順に順位を付けるというゲームです。

【雪山での遭難10個のアイテム】
・ライフル24発
・板チョコ人数分
・固形油の入った金属缶
・スキーセット一式
・サバイバルナイフ
・新聞紙朝刊
・マッチ
・方位磁石
・ウイスキー
・大型懐中電灯

〇チームでの話し合いの様子

まず、個人で10個のアイテムの優先順位を考えることから始まりました。
そのあと、【Aチーム】【Bチーム】に分かれて、個々人が考えた優先順位をチームの中で1つに絞れるように話し合いがスタート。

【話し合いの様子】
【Aチーム】
話し合いの初めに、前提条件をチームの中で確認することから始まりました。その中で、雪山の中を32kmも歩くことが厳しいという話になり、留まって救助を待つ方針に。そこで、一人の学生が「移動しないのなら、方位磁石はいらないのではないか??」と発言したことから、チームの中で移動の為に必要なものを下の順位に、留まって生きるために必要なものを上の順位にしていこうという流れになりました。

【Bチーム】
Bチームも同様にその場に留まるという話になり、まず火を継続して灯し続けるための物を上の順位にしようという話に。その話の最中に、一人の社会人から「救助犬がお酒を首に下げながら救助に行っている気がする」という意見が出て、火をつけるための物以外にも何か必要なものがないかを探す流れになりました。

〇共有

チームで決めた優先順位を考える過程で出てきた思いも含めながら、全体で共有しました!

【Aチーム】
1位 マッチ      2位 新聞紙
3位 サバイバルナイフ 4位 固形油の入った金属缶
5位 大型懐中電灯   6位 板チョコ
7位 ウイスキー    8位 スキーセット一式
9位 ライフル     10位 方位磁石

Aチームは、マッチや新聞紙、薪を切るためのサバイバルナイフなどを上位に置き、留まるために必要な火を灯す道具や目印になる光を出すものを優先して選んでいました。

【Bチーム】
1位 マッチ      2位 固形油の入った金属缶
3位 新聞紙朝刊    4位 ウイスキー
5位 板チョコ     6位 サバイバルナイフ
7位 ライフル     8位 大型懐中電灯
9位 スキーセット一式 10位 方位磁石

Bチームは、Aチーム同様、火を灯すための道具を上位に置いていました。また話し合いで出てきていた救助犬の話からウイスキーも上位に置くことに。

〇答え合わせ

事前に用意されている専門家の解答と自チームの解答を比較し、下のスライドの方法で各チームの点数を出しました。
その結果、Aチーム18点、Bチーム18点のなんと同点!

専門家の解答を知って両チームとも、「そこまで板チョコのエネルギー補給が重要だとは考えていなかった…」とチームで形成していた価値観とは異なる、専門家の価値観を受けて驚きながらも納得していました。

〇チェックアウト

終わりに、
①今の気持ち
②今日一番印象に残っている事
③今日の感想

の3点を交流して締めくくりました!

【チェックアウトの様子】
▼今日一番印象に残っている事・感想
👨🏼‍🎓:自分一人では思いつかなかった意見や考え方をチームで協力することによって知ることができて面白かった。
👩🏻‍🎓:みんなが遭難したときの様々なライフハックを持っていて、普段生活しているだけでは身につかない知識を付けて行きたい。
🧑🏻‍💼:学生と話している中で「ハッ」とさせられる意見を学生が出してくれていたのを受けて、学生の貴重な意見を取り入れる重要さに気づくことができた。
👩🏻‍🎓:これから友達やバイト仲間で「コンセンサスゲーム」をやっていきたいと思った。

参加者の発言から一部抜粋

〇終わりに

コンセンサスゲームが終わり、協えるStudents Labが閉館した後も、QUESTION1階のカフェ・バー・ラボ「河原町御池南東1F」で学生と社会人が対等に話し合っている姿がありました。

普段、Students Labに集まっていなかった学生・社会人が集まって、チームで一つの意見を出すために、学生や社会人といった肩書きを超えて参加者全員が積極的に意見を交わしていたのが印象的でした。また、出てきた意見を否定するのではなく受容する雰囲気がどちらのチームもあったので、この雰囲気がQUESTION、Students Labだけでなく社会全体に広まればうれしいと、この会を通して感じました!

これからも毎月9(Q)日には、協えるStudents Labを開催します。
普段のStudents Labが学生と社会人が交流できる場になります!
是非、足を運んでみてください!

これからの協えるStudents Lab・イベント情報はグローカルセンターHPのEVENTページ、グローカルセンターFacebookInstagram(@glocalcenter)で告知いたします。ぜひチェック&フォローをお願いします!
※Instagram「@studentslab_kyoto」Labスケジュールや日常をお届けしていますのでこちらもぜひお願いします!

(グローカルセンター インターン生 鈴木)

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