こんにちは!グローカルインターン生の三谷翔です!
このイベントでは、豊田通商株式会社で豪亜中近東・東アジア自動車部で、オセアニアグループに所属しておられる稲田さんとノアさんにお越しいただきました。今回、長年この問題に取り組む豊田通商株式会社さんから学生と是非このテーマでディスカッションしたい!と頂き「若者世代が考えるELVの未来」について学生と社会人交えてセッションを行いました。
答えを探す時間ではなく、未来に向けて学生の感性を取り込んだ上で進みたいというのが趣旨です。
📷Darren Jamesより
そんなセッションテーマで今回は、計6名の学生(内1名名古屋からオンライン参加)と社会人1名が参加してくれました~。
そこで話された当日の様子をお届けします!
<テーマに係るお話/困りごと共有>
稲田さんとノアさんからELVの問題や解決に向けて困っていることを共有していただきました。
<Q&A:参加者で出てきた問い>
Q:1年間にどれくらい売っているのか、何台捨てられているの?
Q:自動車産業日本国内ではリサイクル率99%が達成されていると伺ったが、残りの1%や99%の内訳はどんなもの?
Q:通商さんが、お金関係なく、リサイクルをするときは、そこに集めて、リサイクルしてスクラップする構想はある?
Q:なんでトヨタはこの問題を問題視しているの?
Q:日本以外の部品を組み立てている国で部品を製造したり、再加工し自動車を作るという状態をつくるのはどうだろう?
〇国の土地にあった車を作る/共通の規格を作る
〇車に泊まるホテルや観光に活用する
Q:TOYOTAはどれくらいリサイクルや環境に対してお金を使っている?
<課題解決策の提案内容や深ぼられた内容>
〇考え方の視点を整理する:お金があるところからないところへ流す
〇車を持ち込んでいる船に帰るとき、車を船に乗っけられないの?
〇とりあえず持って帰ってくるのはどう?
<チェックアウト>
とても充実した話し合いの最後に感想共有が行われました。
〇ノアさんの感想
社会人3年目になったばかりですが、学生と話していて考えが固くなったなと感じました。利益やコストに焦点を当てすぎるのではなく、新しいアイディアを考えたり、次の世代の若者や顧客の考え方に焦点を当てたり、長期的な視点を持ってみたり、もっと勉強をして柔軟な考えを持ち仕事に反映できるようにしたいです。
〇稲田さんの感想
自分だったら何十時間かけても出ない発想がいっぱい出て学ぶことが多い時間で良かったです。車がなくてもいい社会が来るのであれば、車はなくてもいいものかもしれませんが、モノや人を移動させるために車は必要で0にはならないので、どうやって効率的にサステナブルにモビリティを提供していくのかずっと考えていました。少なくとも何十年かはこの問題に向き合っていかないといけないと思います。改めて「なんとかしないと」という使命感を受けることができて感謝の気持ちでいっぱいです。
〇インターン生三谷の感想
内容がボリューミーすぎて全ては載せきれませんでしたが、とても充実した時間となりました。大人が社会課題に対して見えないふりをすることや、解決に向き合わずブラックボックス化をして活動方針や具体的な解決が見えない状態が起きることが少なからずあると私は考えていています。しかし、今回、ELVの問題に対して学生と社会人が話し合い、アイディアを出し、稲田さんとノアさんが柔軟に学生の意見に頷き受け入れている場面がいくつかあり、とても嬉しかったです。社会人と学生がお互い気づきや学びを生んでいることが社会課題解決に向けて社会のインパクトを与えていくのではないかなと思っています。そのため、このような多世代が混ざりながら社会課題について話す場を大切にしたいです。
豊田通商の稲田さん、ノアさん、参加してくださったみなさんありがとうございました~!また、みなさんと集まってお話しできることを楽しみにしています。