【11/27開催】2mmずらして考える会の様子
こんにちは。グローカルセンターインターン生のベルです!
今回は、11月27日(月)にStudents Labで開催した「2mmずらして考える会」の様子をご紹介します。
2mmずらして考える会とは?
2mmずらして考える会とは「普段見ている物事や景色を2mmずらして考えてみよう!」というコンセプトで生まれた対話の会です。グローカルセンターの当時インターン生だった三谷さん(現在のスタッフ)とMeikaさんの「お金ってなんだろう?」という問いからスタートし、これまで様々なテーマが話し合われてきました。参加者は普段の学校生活の中で感じている違和感や悩み、人に共有したい知識、人と議論したいテーマなどを持ち寄って、普段の視点を2mmずらして考えながら、話し合います。
チェックイン
今回は、高校生、大学生とインターン生を含めた5名で行いました。はじめにチェックインとして「呼ばれたい名前・所属」「今の気持ち」「今年中にやりたいこと」を共有しました。
これまでと同様に、まずは参加者が話し合いたい「問い」をホワイトボードに記入しました。そして、どの問いについてみんなで話したいかという投票を行い、以下の2つの問いについて話し合うことになりました。
・初対面の人との本質的なコミュニケーションをとる方法は?
・行きたくなくても大学って行った方がいい?
対話の様子
問い①:初対面の人との本質的なコミュニケーションをとる方法は?
まず、この問いを考えた人に、どのような思いでこの問いを考えたのか共有してもらいました。「最近初対面の人と話す機会が増えているなかで、自己紹介などの表面的な話しかできていないと感じている」と、この問いを挙げた経緯を話してもらいました。そこから、参加者全員で問いの答えを探求しました。問いを考えた人が思う本質的なコミュニケーションとは、お互いのバックグラウンドや考え方のような、その人の根底にある行動理念のようなものを話し合うことだそうです。
・どのように初対面の人に関われば本質的なコミュニケーションをとることができる?
・なぜ自己開示をすることが苦手なのか?
問い②:行きたくなくても大学って行った方がいい?
この問いを出した人は「将来海外で働きたいという夢を叶えるために、留学がしやすい制度がある私立大学に行きたい。けれど、親から別の公立大学に行きなさいと言われており、志望している大学に行けないのに大学に行かなければならないプレッシャーを感じています」と、この問いを挙げるに至った背景を話していました。一度、両親にどうにかして目標の私立大学に行けないか相談しに行ったところ、その時に両親に説得され「ぐうの音」も出なかったそう。話し合いは「親が勧める公立大学に行って夢をかなえることはできないのか」と「どうすれば目標としている私立大学に行けるのか」の2つの軸が中心となって進んでいきました。
・両親が勧める公立大学では夢をかなえることができないのか?
・夢をかなえるために、目標の私立大学に行くにはどうすればいいか?
チェックアウト
二つの問いについて話し合った後、チェックアウトを行いました。
終わりに
今回は少人数でじっくりと話し合う2mmずらして考える会となりました!
普段の2mmずらして考える会のような複数の話題が飛び交う話し合いではなく、一つの話題をできる限り深くまで考える話し合いをすることができたと思います。
これからの人生、様々な壁にぶつかっていくことになると思います。そんな時にもとりあえず、「ぐうの音を出してみる」という事を心掛けてチャレンジをしていきたいですね。