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「ゴミの学校 ~未来に誇れるサプライチェーンを考えよう~」イベントレポート

昨日の7月最後の夜はGlobis SDGs Cub ~Action for the future~のイベントとして「ゴミの学校」に大阪校寺井さんにご登壇頂きました!

最後まで読んでいただける人は少ないかもしれないので、冒頭にお願いしたActionを書いておきます。皆さん、ペットボトルを捨てる時は必ずラベルをはがし、キャップも外してください。ゴミ箱がそのように分別されていなくてもお願いします。そうしないと誰かが手作業で後程その作業を行うことになります。

2時間たっぷりと分かりやすく日本でのごみの仕分け方、それぞれの総量、世界と比較しても圧倒的に多い世界のゴミの焼却率などのStoryから講座は始まりました。そこには日本のゴミの分別の歴史や、限られた国土などの背景もあり単純に「焼却は悪!」ともいえない。何か一つの問題だけを取り出して善悪を語ったり、解決はできないというSDGsのつながりを感じるパートでした。

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そこから欧州との法律の違い、サーキュラーエコノミーへと話はうつっていき、ゴミの世界でも「Game Change」がおこているのだという寺井さんの言葉に全員深くうなづきました。全ての問題がつながっているからこそ何か一つの問題だけを取り出して解決することは難しい。「自分だけではどうしようもない」「でもそんな中で自分に何ができるのか」そんな思いを行ったり来たりした後に見た中国の子供の映像には胸が詰まりました。

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https://www.youtube.com/watch?v=_PNNC0mD2vM
この動画を見てなお自分一人が行動しても意味がないと言えるでしょうか?

日本でビーチ清掃などしても中国の方が圧倒的にゴミを捨てているのだから意味がない、というような意見を言う方がいます。でもその中国にこれだけのゴミを押し付けている国に我々日本も含まれています。影響力が少ないからやらない。大企業が動かないと変わらない。本当にそうなのでしょうか。「ごみ問題へ意識高く取り組んでいる地域は他の地域と何が違うのか?」という質問に対する寺井さんの回答は「どれだけ自分事化しているかです」でした。

我々のクラブの目的は「Action for the future」。ぜひ一人でも多くの方がごみ問題や様々な課題を自分事化し、Actionに移していただけることを願ってこれからも活動を続けていきます。誰一人取り残すことのない2030、そしてその先の未来に向けて😊

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