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APOへのJOBチェンジ

こんにちは!グロービスで4月よりAPO(Area PO)を担当しています、GLOPLAチームの加藤です!

今回の記事では、社内のJobチェンジでAPOになったので、その過程などで得た知見を皆様に共有したいと思います。


APOになるまで

APOとは?

まず、APOについてご説明します。みなさんAPOをご存じでしょうか?

GLOPLAではスクラムで開発をしているのですが、LeSS(Large Scale Scrum)というフレームワークを用いています。
LeSSとは、1つのシステムに対し、複数のチームで開発をする、スクラムを拡張するためのフレームワークです。LeSSを用いる=Area毎にPOが必要なため、そのPOをAPO(Area PO)と呼んでおり、今回私はそのAPOを担当させていただいています。

どうしてAPOになったの?

GLOPLAの事業計画の中で、複数のサービスに拡張していく際の選択肢として、外部と内部の両方でAPOの登用を進めてきました。
POがエンジニアを意図して増やしており、増やしたエンジニアが安定稼働するようになってから、新APOに開発を移譲していくという計画で進めていたのですが、 その際に、内部でAPOを育成することになり、声をかけていただいたのがきっかけです。

声をかけていただいた理由は以下の3つでした。

  1. プロダクトに強い関心を抱いていたこと

  2. チームの全体最適を考えた発言・行動ができていたこと

  3. ドメインエキスパートとして現場の顧客をよく理解していたこと

(ドメインエキスパートについてはこちらの記事をご覧ください!)

APOの素質があるのではないか?と声をかけていただき、「自分にできるならやってみたい」ということで、チャレンジをさせていただきました。

APOになるまでにどんなことをやったの?

さて、22年7月にAPOの打診をいただき、次年度APOになるためにこの9か月の間で私がやってきたことを簡単にご紹介します。

まずはPOのサポートから!はじめの6か月は必要な知識のインプットをしていきました。

  • Zenhubの開発レーンの役割理解

  • 細かな改善ストーリーの起票

  • デザイナーへのUI/UXに関するフィードバック

  • プロダクト用語の概念定義

  • エンジニア用語の理解、等

残りの3か月は、実際にAPOを体験して実務でアウトプットをしていきました。

  • ユーザーストーリーの起票

  • カスタマージャーニーマップの作成

  • チームメンバーへ新エピックの説明

  • APOとしてリファイメント実施、等

困ったことはなかった?

正直なところ、困ったことはたくさんありましたが、それを解決できる環境が整っていたので、健全に解決していくことができました。

その理由として、以下の2つが大きいと感じました。

  1. 専門的なスキルを持つプロフェッショナルが多くいる!

    • GLOBISで初めてのAPOの育成とのことで、ロールモデルがいないため、自分がどのくらいのペースで成長できているのか?本当に前に進んでいるのか?がわからず悩むことはありましたが、GLOPLAのPOの松尾さんに成長を導いていただきました。

    • また、GLOPLA専門のスクラムマスターが所属しているため、チームに合わせたスクラムやアジャイルについて相談にのってもらうことができました。

    • 最後に、GLOPLAは立ち上げ時から専門のデザイナーがいるので、デザイン面だけでなく利用者の最適な体験についても気軽に相談することができました。

  2. GLOPLAのみんなで育てる仕組み・文化がある!

    • GLOPLAチームは、SlackにてWOL(Working Out Loud)を行っています。そのため、困った声や悩む声をあげたらすぐに関係者が気づいて助けていただける環境であり、困った状態が継続することはありませんでした。

    • また、実践を通してチームメンバーが受け入れてくれたので、APOができるイメージが湧き自信に繋がりました。

APOになって

今やっていること

業務としては、将来的にPOを目指すべく、部分的なPOのAPO(Area PO)として一部のEpicを担当させていただいています!主に、学習管理が私の担当とし、他のAPOと役割分担をしています。

学習としては、苦手な読書にいそしんでいるところです…!
GLOPLAは基本のスクラムではなく、自分たちに合ったスクラムの体制にどんどんブラッシュアップしていっているため、私の知っているスクラムやプロダクトマネジメントはGLOPLAが基準です。しかし、APOとして組織で貢献していくにあたって、基本や大事なことをしっかり理解する必要があるため、様々なコンテンツで情報のインプットをしていっています。
(ちなみに、GLOPLA独自のスクラムの一例としては、スプリントレビューのリード者がドメインエキスパートであることです。元はエンジニアが準備していましたが、チームがより良い状態になるために、常にイチから「もっとよくできないか?」をみんなが考えているので、どんどん形が変わっていっています)

最後に

先日、同じGDPに所属しているPdMの滝口さんとPodcastで対談をしました!PdMになる際に重要なことなど語っております。興味がある方はぜひこちらもご視聴ください!(写真は収録時の様子です)

GLOBISで一緒に働く仲間を募集しています!

オペレーション出身でも、APOになることができますし、チームでメンバーを育成することに前向きなので、協力を得て成長ができます!
今回APOのお話をしましたが、幅広くいくつもの職能で採用を募集しています。
カジュアル面談を通して、あなたに合う組織かどうか確かめてみませんか?
https://recruiting-tech-globis.wraptas.site/


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