近づけば、関係性は変わる。
先日の出来事。
海外担当人事をしている私のところへ、アジア駐在中の某社員から1通のメール。言葉は丁寧だけど、なんとなくツンケンした感じ。
さらに別の国にいる社員からのメールも同様。明らかな文句は書かれていないけれど、どこか物言いがキツイような。こういうのがいくつか続いて、私は思った。
これはスルーできない。
相手は何か不満がある。
流す人も多いだろうし、正直面倒な気持ちもあったけど、何より私の心がザワザワしてきていた。
というわけで
おもむろに電話を取り
冒頭の、アジアの某社員にかけてみた!
すると現地はランチタイム。思いついての行動で、時差など考えてなかった自分が急に恥ずかしくなって「すみません」と切ったけど、のちに折り返しがかかってきた。
構えて、「もしもし?」と出る私。
緊張の一瞬。
「あ〜、どうもご無沙汰してます、、、」と聞こえてきた相手の声は、しかし、まったく戦闘モードではなかった。
そうなんだよね、メールとかではツンケンしても、直接話すと自然とあっちもこっちもガードが外れるもんだよね、、、と一瞬にして実感。
結果やはりツンケンには理由があった(私が今いる部署の過去のいくつかの対応に不満を持っていた)ので、相手の話を聞き、こちらの事情も話し、謝罪し。
最後には「よろしくお願いします」「いえ、こちらこそよろしくお願いします」の関係性となり、相手の声も、私の気持ちも明るくなった。
ホッ。
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「コミュニケーションは大事」「メールではなく直接話せ」「でも忙しくて時間がない」とか、どれもよくある話。でも完璧にはできなくても、少なくとも相手の心が強い「サイン」を発している時はしっかりキャッチすることだ!と思います。
自分から近づいていけば
関係性は変えられる。
と、そんな濃いやりとりを経たら、甘いものが欲しくなって、帰り際、目についたモスへ。季節限定シェイクを流し込んで保育園に迎えに行きましたとさ。味わうまではいかずとも、エネルギー補給ができました ^^