言葉選びの大切さ
先日、メンターの方と会食をしていました。
僕もですが、メンターの方は結論から端的に話さないと怒られるので伝える時の言葉選びを一番考える相手です。
多くの言葉を使わなくても意図をすぐに理解してくれて、
テンポよく進む会話がとても心地良かったです。
その際に言われた言葉があります。
「昔に比べて説明が上手になったな。説明するのに言葉の数が多く必要ない人ほど頭がいいと思うよ」とのこと。
と言っていました。
勝手に人の頭の良し悪しを決めつけるのは良くないと思いますが、
一緒に仕事をする上においては、この言葉は的を射ているところがあると感じました。
私も誰かに何かを説明した際、
ポカンとして理解してなさそうだったら、
同じことを言葉を変えてみたり、
背景を丁寧に説明してみたり、
例え話を使ってみたり
限られた時間で色々な努力をしますが、
その挙げ句に手ごたえが得られないと、どっと疲れます。
逆に、相手が頭がいいなと感じるのは、
やはり理解が早くて、説明の言葉の数が少なくて済むときです。
そういう意味では、仕事をしていて一番話が早いのは経営層ですが、
それは皆の経験が質量ともに豊富だからとも思います。
ビジネスマンとしての頭の良さというのは経験の量と質次第だと僕は思ってます。
ちなみに、理解が早くみられようと、
分からないのに分かったフリをしてはよくないです。
頷くタイミングが変だったり、しぐさに不自然なところが出てしまって
バレてしまったり、それ以上に不誠実に感じます。
それよりは、分からなければ正直に聞いてしまう人のほうが成長は早いと思います。