マッサージチェアに「認知症の方を“置いとけば”良い!?」
年明け早々、とある大阪府吹田市に開設予定の大手老人ホームの事前内覧会に参加してきました。
そこでのお話です。
各設備などの説明時にマッサージチェアがありました。
マッサージチェアには、認知症の方が座ると心地よい音楽と、振動があり認知症状の気持ちが落ち着く機能があるとのこと。
案内人の方の説明はこうです。
案内人『このマッサージチェアに認知症の方を“置いとけば”不穏行動や帰宅願望などの行動が落ち着きます』という説明でした。
耳を疑いましたが、きっとこの案内人の施設長の方が日頃、その様に感じながら接しているから言葉にでた内容だときっと思います。
何気ない一言ですが、お客様が老人ホームを見学する際は不安な気持ちしかありません。
虐待されないかな〜
ほったらかしにされないかな〜などです。
この様な言葉をお客様が聞けばどう思うでしょうか?
僕は自信をもってお客様に説明はできません。
僕が案内をさせて頂く際は、この感性も伝えたい内容になります。
なぜならお客様はこの様な、事実を知りたいと思っているからです。
老人ホームコンシェルジュ 看舎桂太
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