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変化の姿勢

スポーツの世界やビジネスの世界で優勝や成功した人の失敗談や苦労話を聞くことが好きだと気づくこの頃です。
先日の阪神タイガースの日本一獲得の裏でなにか理由があると思っていたことが1つあるので共有です。

佐藤輝明内野手がいますが、7戦を通じて持ち味の一発を放てず第4戦では自らの三塁守備での失策から失点を重ね、第7戦も4打数無安打に終わるなど反省点の多い日本シリーズとなっていました。
それでもチームとして球界の頂点を極めた実体験は今後の大きな財産に必ずなります。
ファン心理からすると短期決戦なので打たないなら選手を変えてほしいと思っていましたが、監督目線では経験を優先して投資をしているのかなにかあるのだろうと思って捉えていました。

先日、ニュースで起用し続けた経緯が知れました。
起用し続けた理由は「野球をしている時の姿を評価しているとのこと」
将来を担うチームリーダーとして資質を岡田監督は教えていたみたいで、監督の言葉をそのまま引用すると「練習でもノックが終わったら、走塁練習もやって。前までは、ノック終わったらずっとクーラーのとこに涼んでいた。そういう姿を俺ら(首脳陣)は、ずっと見とるってことを伝えた。自分ひとりでできることをちゃんとやらなアカンということ」この話を境目に佐藤輝明選手の行動が変わり、練習量が変わり“進化”したとのこと。

聞いている側はスポーツの話だけど、ビジネスの世界でも言える話なので僕はいつも勉強になっています。
会社でも首脳陣はいつもみているし、感じていると思います。

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