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老人ホーム選びで難しい要素の1つは入居するタイミング。 老人ホームを進めるタイミングでもあります。

先日、ケアマネジャーさんから電話がありました。

「看舎さんと一緒になって前向きに老人ホームを考えていたお客様が自宅で転倒されて、自宅で亡くなっていました。老人ホームの進め方について考えさせられる良い機会にもなり、老人ホームの提案も終わり行先を決める段階だったが故にもっと早く進めてあげれば良かった」と後悔もされていました。

人は経験することで成長できると思っています。

僕もこの仕事をして約10年。

入居を心待ちにしていたお客様を入居前の引っ越し作業で2名亡くしています。

僕はそれ以降、高齢者だけの引っ越し作業を実施する際はケアマネジャーさんにも協力を頂き、費用はかかりますが引っ越し会社利用を勧めています。

お客様は心の整理や自分で整理したいとのことで、僕は尊厳を大切にしたつもりですが最悪の結果になると後悔します。

これも自分が招いた行動です。

引っ越し費用のかかる引っ越し作業を強く勧めることができない辛さはありますが、2名のお客様の経験を無駄にしない為に今後のお客様活かせております。

今回の入居を心待ちにしていたお客様、ご冥福をお祈りいたします。

老人ホームコンシェルジュ 看舎桂太

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