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エンジニア5人のスタートアップで育休を取得したら感謝があふれた話

フロントエンドエンジニアの蔵下です。2022年4月に第一子の女の子が生まれ、Globeeとして初めての育休を取得しました!

Globeeは30人ほどのスタートアップで、その中でもエンジニアは5人で絶賛メンバー募集中の小さなチームです。そのような環境でたくさんの方々にサポートしていただき、5月〜7月の3ヶ月間ガッツリと育休を取得できました。感謝感謝です!

育休を取得した理由、育休前〜育休中〜育休後の様子をこれからのパパさんママさんに向けて紹介したいと思います。

育休を取得した理由

育休を取得した理由は大きく分けて2つあります。

我が家の育児事情

私たち夫婦は共に地方出身ということもあり、育児で頼れる知り合いが身近にいませんでした。このままでは妻のワンオペ育児となり、妻に相当の負担が重くのしかかってしまうことが予想されたため、育休を取得して夫婦2人で集中してしっかり育児に向き合うと決めていました。

育休の期間を3ヶ月に設定した理由は、子供を持つ複数の友人が「子供が生まれて最初の3ヶ月は地獄だ」とよく話していたので、子供が生まれて育児に慣れるまでの3ヶ月を取得することにしました。

育休の前例になって取得しやすい雰囲気を作りたい

育休ってどうしても取得しづらいなと感じると思います。ましてやまだまだエンジニアの少ないスタートアップだとなおさらです。育休取得で開発がストップしてしまったらどうしよう…と考えてしまいます。

私がGlobeeに入社したのは昨年の3月で、入社前から子供のことは計画していました。いい会社に出会えた!とテンションが上がる一方で、これからの家庭のことを考えると育休取得できないと厳しいかもと悩んでいるとき、面接でまだ育休の実績はないけれど取得の際には全力でサポートします!と熱い言葉をいただき入社を決めました。

我が家が育休を取得して前例を作ることで、これからGlobeeで子供を授かった方が育休を取得しやすい雰囲気ができると良いなと思います!

育休の準備から取得、復帰でやったこと

それでは育休を取得の準備から、育休中の育児のこと、育休が明けて復帰したときの様子を紹介します。

育休前の準備

Globeeのエンジニアは育休取得時点で5人で、iOSエンジニア1人、Androidエンジニア2人、Webエンジニア2人の構成でした。私が担当しているWebは2人しかおらず、私が育休に入ると1人になってしまう…開発がストップしてしまわないように、以下のようなことを意識しました。

生まれてすぐ育休に突入しないように、出産予定日の1ヶ月後から育休を取得することにした

妻が里帰り出産でしばらく実家で育児をサポートしてもらえるということもあり、生まれてすぐではなく出産予定日の1ヶ月後から育休を開始するようにバッファを持たせました。育休から復帰した今振り返ってみると、出産直後に育休を開始しても問題はなかったと思いますが、初めての育休で勝手がわからなかったので、メンバーに負担をかける不安要素を一つでも減らしたかったためです。

これは我が家の出産事情に依存してしまう話なのですが、コロナ禍での出産で県外の人は出産後1ヶ月経過するまで面会できないという制約があり、すぐ会いに行けなかったのも理由の一つです。

相互レビューでお互いの実装が見えるようにした

元々Webチームが2人体制だったということもあり、普段から相互レビューを実施していました。育休中に私が担当した実装箇所に改修がはいる可能性も考えられたため、お互いにやっていることを把握しておこうというのが狙いです。仕様が複雑なところはドキュメントに残すようにしました。

育休取得1ヶ月前からは数日で対応できるような小さなIssueを担当した

育休取得の1ヶ月前頃からは実装コストの大きさでIssueを分けました。大きめの機能実装や向こう数ヶ月で改修が入りそうなIssueはWebチームのもう一人の方に、リファクタリングや細かな機能改修などの数日で対応できる小さなIssueは私が担当しました。小さなIssueで細かく対応することで、育休開始までにピッタリ収まるスケジュールで無理なく開発に入れました。

育休開始!初めての育児

出産予定日から1週間遅い4月上旬にかわいい女の子が生まれました!長時間の陣痛に耐えて頑張ってくれた妻には一生頭が上がりません。

生まれてすぐにNICU(新生児集中治療室)に入らないといけないことがあり、急遽PCR検査を受けて里帰り先の病院へ駆けつけたり、役所にいろいろ相談に行ったりとかなりバタバタしていました。育休前の小さなIssue配分がうまく働き、細切れにお休みをいただいても開発がストップすることはありませんでした。「育児に想定通りのことなんて無いんだな〜」と育休開始の5月まで忙しい日々でした。

育休が始まるタイミングに合わせて妻と娘が自宅に帰ってきました。いよいよ本格的な育児の始まりです!コロナの影響で地域の両親学級に参加できていなかったため、ミルクの飲ませ方から抱っこのやり方、沐浴の入れ方などの知識はYouTubeでインプットしていました。事前知識はだいぶ貯まっていたのですが、実際にやってみると全然うまくできず、1〜2週間はてんやわんやでした。

育休中はミルクあげとオムツ替えをひたすらやっていたので、ノートPCを開いてキーボードを叩く時間が皆無になりました(笑)ちょっとした空き時間には、娘と近い月齢の子のYouTubeを見たり、Twitterで見つけた技術ネタをストックしたり、ちょっとSlackを覗いてチームの状況を確認したりしていました。私の代わりにIssueを対応してくださっているのを見かけては感謝感謝の日々でした。

育休が明けていよいよ復帰!

3ヶ月の育休も一瞬で過ぎ去りいよいよ復帰の日がやってきました!私が復帰することで妻の育児負担は増えてしまいましたが、リモート勤務で常に近くにいられ、何かあったらすぐ駆けつけられる安心感は大きかったです。娘と触れ合える時間が減ってしまうのは少し寂しかったですが(笑)

復帰初日は、育休中の出来事をメンバーがWikiにまとめてくださっていたので、軽いすり合わせMTGだけでキャッチアップできました。開発環境も自動化周りが改善され爆速になっていて感動しました。私のタイピングスピードは爆落していたので、しばらくは自分の指じゃないように感じました(笑)

育休前と変わったことといえば、勤務時間を8時〜17時に切り上げました。朝早く娘が起きてしまうのと、夕方の沐浴・寝かしつけを私が担当しているためです。他のメンバーと勤務時間が若干ずれたことで反応が遅れてしまうこともありますが、大きな問題もなく働けています。感謝感謝です。

育休を取得してよかった!

たくさんの方々にサポートしていただき、Globeeで初めての育休を取得してみて改めて思ったのは育休を取得してよかった!ということです。働く環境によって取得しづらい方も多いとは思いますが、取得するチャンスがあるならぜひ取得してください!

3ヶ月ガッツリと育休を取得してみて、次のようなところに育休のメリットを感じました。

  • 育児の負担を夫婦で分割できる

  • 夫婦2人で育児をすることで辛さは半分、喜びは2倍になる

  • 育休中は社会保険料が免除されるので、育休の給付金も思っていたよりもらえた

夫婦2人で家事・育児を分担できるのは大きなメリットです。我が家は早めにミルクに移行したので、娘の夜のお世話を1日ごとに交代で行いました。これで眠くてしんどいということが減ったので、育児の負担もだいぶ軽くなったと思います。初めての育児でわからないことだらけでしたが、夫婦2人でトライアンドエラーできたのもよかったです。

また、出産・育児には何かとお金がかかるので多少の貯蓄は必要です。これからもっともっと子供に掛かるお金が増えていくことを考えると、事前に使える制度について調べておくことも大切です。もう少し子供が育てやすい制度ができるといいな〜とも思います。

さいごに

今回私が育休を取得できたのは育休の手続きを進めてくださった管理部の皆さん、開発タスクをいい感じに配分してくださったエンジニアチームの皆さんのご協力のおかげです。この場を借りて改めて心から感謝を申し上げます。ありがとうございました!

これから育休を考えているそこのパパさん!ママさん!ぜひGlobeeへ!

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現在株式会社Globeeでは「エンジニア職種」を中心に採用活動を積極的に行なっております。
弊社が「教育」にかける思いや「ものづくり」の考え方について、弊社代表の幾嶋より、
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