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チャドの紛争背景
独立後
1960年にフランスの植民地支配から独立した Chad(チャド)では今も、不安定な政治体制と紛争が続いています。
独立してすぐに一党制による政治がはじまったのですが、それに反対する勢力と政府のあいだで紛争がおこります。
民主化は成功したの?
こういった状況を民主政治によって解決しようと、1996年に多党制による選挙で Idriss Deby という人が大統領に選らばれ、平和にむけた取り組みも行われるのですが、反政府の勢力は残り続けます。
この国内の問題に加え、2003年に隣国スーダンの Darfurという地域でおきた紛争によって多くの難民が Chad(チャド)国内に押し寄せてきます。 これにより、スーダンとの関係も悪化していき、国連も MINURCATという平和維持活動をはじめます。
1996年に大統領にえらばれた Idriss Debyという人は憲法改正による大統領任期の延長や権力の増強をおこなっていて、今現在も Chad(チャド)の大統領を務めています。
こういった状況のもと、不安定な政治体制とともに Chad(チャド)国内で紛争がいまでも続いているんです。
参考: Al Jazeera, BBC News, International Crisis Group