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お土産

お土産

これって、なんて読みますか?
バカにするな!「おみやげ」に決まってるだろう!!

まあ、まあ落ち着いて。(笑)

それでは
   「土」  「産」
    み    やげ
と、
   「土」  「産」
    みや    げ

のどちらですか?

?????

実は、私も回答を知っている訳ではありません。
ただ、これって多分「おみやげ」という日本人のことばがあり、それと中国の漢語の「土産」の意味が一緒だから、「土産」を強引に「みやげ」と読んだものだと想像しています。

昔、昔、日本人には独自の話し言葉があり、それに中国の漢字という文字文化を輸入したことで、化学反応と融合が起こったのだと思うのです。そして、漢字だけだと不便だったため、日本の話し言葉に相当する「音読」文字として『ひらがな』を独自に生み出したのですから、驚き以外の何物でもありません。

そんな背景があるのですから、外国の人が日本語を学ぶことは、とても難解なはずです。

以前、私は天皇なんて制度は今の世の中には不要なのでは?と思っていたこともあったのですが、よくよく考えてみると、歴史を紡いできた細い糸が今に至るまで続き、その細い糸に私たちの祖先が織られるように今に至る社会を紡いできたと思うと、日本人の私たちにとって、とても価値のある歴史の一端として天皇の存在があるような気がして、今ではなぜか感謝さえ感じて
います。

これから、私たち日本人はどのような文化を紡いでいくのでしょうね?
数百年先の人たちに尊敬されるような存在になりたいものですね。


島崎ふみひこ
異文化コミュニケーション研究所(R)
https://www.globalforce.link/
日本企業のダイバーシティ教育、高度外国人財の採用・活用

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