未来のエンジニアを育てる!韓国人模擬面接後記①
こんにちは!韓国ソウルのIT学院【SOLDESK】海外事業部です!
私たちは日本でIT就職をしたい韓国人の方たちを
色々な方面からサポートしております。
このnoteはSOLDESK日本人社員が運営しております。😊
今回、いよいよ本格的に始まってきた「日本企業面接」の対策として
日本就職クラスの模擬面接を実施しました。
やはり韓国人の生徒たちなので、
①韓国語での模擬面接 ②日本語での模擬面接
このように段階を踏みながら進めていくとフィードバックもしてあげやすいと思いました。
まずは、準備段階として3人~4人のグループに分けて「韓国語」での模擬面接を行いました。
十分想定可能な質問から、予想の斜め上をつくような質問まで
一旦は「用意したものを基に臨機応変に答えられる」ことを第一としたのですが、
思ったより「韓国の企業面接寄り」の回答をする方が多かったです。
以前私が、「日本と韓国の面接で求められることの違い」についてまとめた記事です。
まあ要は「日本企業ウケ」の良い回答と「韓国企業ウケ」の良い回答は別にあるってことです。(気になった方は是非読んでみてください)
言い回しや、回答内容のフィードバックをたくさんしたように思います。
例えば、面接の際は必ずと言っていいほど
「なぜ日本で就職をしたいのか」という質問をします。
もし私だったら(私が韓国人志望者だとしたら)、
「日本の大学に通ううちに、言語や生活の面である程度慣れてきた日本を離れ、卒業して韓国にすぐ帰ってしまうのはもったいないと感じました。
韓国で就職をするというのは、韓国人の私にとってはいつでもできることです。今はまだ、少しの難しさがある環境下で持続的に挑戦していたい気持ちが強いので、日本での生活を通して刺激をもらいながら成長したく、日本での就職を決意いたしました。」
このように答えると思います。
一方、学生たちがどのように回答したかというと
「元々日本のアニメーションや音楽が好きで興味を持ったのがきっかけでした。日本旅行に行った際に、現地の文化や日本の環境が私に合っていると思い、ここで就職して生活したいと思いました。」
うーん、どうでしょう?
本当に5割くらいの方はまんまこれです。
興味がある、好きだ → 旅行 → (確信)ここに住みたい!
上記の回答をした大体の方の流れとしてはこうだと思うので、これをもっと面接官が共感できるように、肉付けしていく必要があります。
面接で変に嘘をついたりして奇をてらうのは違いますから、事実をもとに!
少なくともあなたが日本に対してそのように感じた感情によって、あなたひとりの心が動いたわけなので、
その理由には、十分に他人を説得できるポテンシャルがあるはずです。
あと「日本が自分に合ってると思った」という表現も、私はあまり好きではないです。上から目線な印象を受けますし、理由も薄いなと思います。
まあしかしこの言い回しによって、自分中心に考える人なのかな?と伺えてしまうのは、私が日本人であり、こういう言い方を日本ではあまりしないからです。
実はこの部分は、私も模擬面接を通して不思議に感じた部分でした。
でもこのように理由を言う方がすごく多かったので、韓国ではこのように回答してもそのような印象を受けないのか、韓国人からすると納得できる理由になるのか、すごく気になったので韓国人の上司に聞いてみました。
上司曰く、こういう仕事をしているからかもしれないが、「日本が自分に合ってると思った」と聞くと、
じゃあ韓国はあなたに合わなかったの?韓国の文化が合わないから日本に行けば大丈夫だと簡単に考えて言っているように聞こえる、自国でもうまく生活できなかったのにそれが日本に行って可能なのか?
と疑問には思うらしいです。
いずれにせよ日本を見下してるような印象までは受けない、とのことです。
ふむ…不思議ですね。
こういうところにも日本と韓国の考え方の違いが出るようです。
日本就職を目指す皆さんが、こういう部分でチャンスを逃さないように理解の上、サポートを行っております。
こういう考え方ですとか表現はどんなに努力を重ねても、他国の人間と交わらない限り、気づけない部分ですので。
引き続き模擬面接後記、書いていきたいと思います。
また読んで下さったら嬉しいです。
これからも頻繁に記事を更新していきたいと思います✨
最後までご覧くださりありがとうございました。
ではまた。
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