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【社内探訪】オフィスを彩る春節飾り

株式会社グローバル・デイリーでは、毎年恒例でオフィス内に春節の飾りつけをします。この度、飾りの意味についてなど中国人のお話が聞きたいと、DACグループ広報部からの取材がありました。
(春節とは?中華圏における旧暦の正月であり、中華圏で最も重要とされる祝祭日であり、新暦の正月(1/1)に比べ盛大にお祝いされ、中国やシンガポールとなど12か国・地域では数日間の祝日が設定されている。)

春節の際に飾られる伝統的な装飾品を表現している by chatGPT

現在、グローバル・デイリーには、7カ国の社員が働いていて、そのうち中国出身の社員は5名。今回、ハルビン出身の王さんに春節の飾りに関するいろんな話を聞いてみました。

メディアソリューションチームで活躍する中国人の王さん

オフィスのいたるところで見られる赤色の飾りは、社内に溶け込んでいます。

赤は縁起がいい色。新年には赤を着る習慣もあるらしい
伝統工芸「中国結」


「中国結」は、中国の伝統的な装飾工芸の一つで、縄や紐を結んで様々な形や図案を作り出す技術で、中国の長い歴史とともに発展してきました。中国結は美しさだけでなく、その形や結び方には特別な意味や願いが込められていることが多く、繁栄、幸福、長寿、友情などの良い願いを象徴しています。

王さん
「福」が描かれた壺を逆さに

「福」は幸運や幸福を意味する文字で、この文字を紙に書いて家の中に飾ります。特に、逆さまに貼ると「福が来る」という意味になります。なぜなら、中国語では「逆」という言葉も、「来る」という言葉も同じ「タオ」という発音。なので、「福」が描かれた壺を逆さにすることで「福が来る」ことになります。

王さん
厄除けアイテムとしてよく使われてる唐辛子


「財は門から入ってくる」と、ドアの周りを重点的に彩るそう

ドアにかかってるのは爆竹の飾りですね。旧正月に関係する神話に出てくる『獣』を追い払って、福を招くとされています。

王さん

グローバル・デイリーのオフィスが春節の飾りで華やかに彩られているのは、多様な文化背景を持つ社員たちが互いの伝統を深く理解し、尊重するグローバル・デイリーならではの文化の表れです。このようにして、中華圏の社員だけでなく、世界中から集まる様々な文化の豊かさを受け入れ、1年を通じて福と繁栄を呼び込む環境を築いています。