見出し画像

海外での家探し

 海外就職が決まり初めて海外で生活することになった場合、気になるのは住むところではないでしょうか。仕事が充実していても安心して眠れる、生活できる家がないと心も体もすり減っていってしまいます。5ヶ国以上で家探しをした私がそれぞれの方法のメリットやデメリットを紹介します。ちなみに海外では家具や家電が備え付けられているのが一般的です。

海外ではどんなところに住むの?

海外で私たちのような外国人が住む家は多くの場合コンドミニアムになります。コンドミニアムは日本で言うマンションだと思ってください。もちろん各国ならではのコンドミニアム以外の住居もありますが、初めての方にはセキュリティなども踏まえてコンドミニアムをおすすめします。
ほとんどのコンドミニアムは、入り口にガードマン、エレベーターに乗る前に入館証、ジム、プールが付いています。また、マネジメントオフィス(管理事務所)があってさまざまなトラブルに対応してくれます。
マネジメントオフィスは水道のトラブルや電気の交換など小さなことから対応してくれます。費用に関しては有料の場合は事前にオーナー(部屋の貸主)と話ておきましょう。

日系の不動産紹介会社

日本企業が多くあるエリアや東南アジアの主要都市には、日系の不動産会社が必ずあります。現地で不動産の紹介を行なっている日本人もいます。こういった人たちに家探しの相談をすると日本語で対応してくれるので安心です。また、何かトラブルがあった時や退去の時も手伝ってくれるので手厚いサポートが受けられます。

日系不動産会社のメリットデメリット
○メリット
・日本語なので安心して探せる
・サポートが手厚い
・日本人が気にするポイントを知ってくれている

×デメリット
・取扱物件の家賃が高い傾向にある(駐在向けの物件が多いため)
・仲介手数料を取られる場合がある

仲介手数料について:海外では仲介手数料は借主ではなく貸主が仲介会社に支払うことが一般的です。

現地の不動産会社、エージェント

それぞれの国には現地の不動産会社や個人で仲介をしているエージェントがたくさんいます。その人たちに相談するのも一手です。全部ではないですが、英語ができるエージェントも多く現地の言葉がわからなくてもコミュニケーションを取ることは可能です。

現地の不動産会社、エージェントのメリットデメリット
○メリット
・取扱物件の数が多い
・現地ならではの場所や魅力を知っている
・連絡がLINEなどのSNSが中心なのでコミュニケーションがスムーズ
・仲介手数料がいらない

×デメリット
・英語ができないとコミュニケーションが取れない
・個人でやっている人は、仲介事業を辞めることもある

私も現地のエージェント経由で家を借りたことがありますが、スピードは早かったです。

ネットで探す

インターネットで家を探すこともできます。主要都市には必ず賃貸物件をまとめて掲載しているサイトがあるので、そこから家を探すのはありです。
検索ワードとしては「都市名 property」例: Manila propertyみたいな感じで探すといくつか出てきます。仲介会社を利用する場合でも相場観を知るためにも、まずはネットで調べるのはアリですね。

ネットで検索するのはもちろんですが、acebookで同じように「Manila property」や「 Manila condominium」或いは「Manila rent」といったワードで検索してみてください。非公開になっている場合もありますがグループがあるはずです。非公開の場合でも申請すればすぐに承認されます。
このfacebookのグループは不動産会社やエージェントだけでなく、家主であるオーナーが自分から投稿していることもあります。オーナーにすると不動産会社が間に入らないので、直接借りてもらえると手数料を払う必要がありません。その分値引きしてもらえる可能性もあります。また、こういったSNSの場合にはシェアメイトを募集しているところもあります。特にシンガポールのように家賃が高いエリアではシェアをするのが一般的です。その場合も検索ワードを少しだけ変えて探してみると良いです。

ネットで探す時のメリットデメリット
○メリット
・取扱物件の数が多い
・相場観が分かる
・地図や部屋のタイプなど多くの検索条件から探すことができる
・オーナーと直接やりとりができる可能性がある
・仲介手数料がいらない
・不動産会社経由よりも安く借りられることも多い

×デメリット
・掲載されている情報の裏付けがない
・オーナーとの直接契約になったら、トラブルが発生した時に間に入ってくれる人がいない
・女性が一人で内覧に行く場合は、誰かについてきてもらうなど気をつけたほうが良い

契約時に一番気をつけること

気をつけるべきポイントはいくつかあるのですが、一番は途中退去した場合の家賃や敷金と取扱いについてです。こんなケースがあります。

1.一年契約なので、半年など途中の退去となった場合は残りの期間の家賃を全額支払う
2.  一年契約なので、半年などの途中の退去となった場合は敷金が全額没収される

このようなケースは日本ではあまりないかなと思いますが、海外では一般的です。国によって慣習なども違ってきますので、必ず確認するようにして下さい。日本とは違い契約が全てだったりするので、事前に契約書はGoogle翻訳のサポートを借りながらでもしっかりと読み込んでください。そして気になる点は質問と変更の依頼をしましょう。

とはいえ、海外の場合はオーナーが部屋を売ったので契約途中だけど出ていって欲しい。と言う日本では耳にしないような理由で退去せざるを得ない状況になることもあります。その場合は退去になるかと思いますが、契約と違うことやおかしなことがあれば遠慮なく主張要望することが大切です。

普通に契約通りに退去したら敷金は返ってくるの

これはケースバイケースです。何か理由をつけて返ってこない場合もありますし、全額返金されることもあります。ちなみに私は運が良かったのか、これまで借りた海外のすべての物件で敷金は満額返って来ました。もちろん部屋や家具などの損傷がないことが前提ですが。

絶賛相談を受け付けています!

こちらのサイトよりお申し込み下さい!

まずはお気軽に無料相談からどうぞ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?