ノバセル・田部氏が語る「お客様に選ばれる」方法【マーケティング勉強会レポート】
グローバル・ブレイン(GB)で情報発信を担当している岡本です。
先日、印刷・広告プラットフォーム「ラクスル」のCMOとして売上を30倍にした実績をもち、現在はノバセル株式会社CEOの田部正樹氏を講師にお迎えし、マーケティング勉強会を開催しました。今回は「間違いだらけのスタートアップ マーケティング経営」と題されたこの勉強会のレポートをお届けします。
ラクスルは事業の壁をどう超えたか
田部氏はまずはじめに、今回の勉強会で最も学んでほしいことは「顧客価値とは何か」であると強調。選ばれるサービスを展開するためには、顧客にどのような価値を提供できるかを突き詰めるのが大切だと語りました。
そのうえで、ラクスルが過去に直面した事業上の「壁」をベースに話を展開。成長が鈍化した際の要因や、当時取り組んだ対処法を赤裸々にお話しいただきました。
「顧客」を知るためのフレームワークも公開
また、田部氏が推奨する複数のフレームワークについての話も。特に「ブランドエクイティ」「プロダクトパワー」「コンペアードプライス」を使って解説いただいた、売れ続けるための考え方は非常に学びが多かったです。
現役マーケターから、リアルな質問が続々
勉強会では、参加したスタートアップ企業のマーケターから寄せられた質問に田部氏が回答する場面も。
「プライシングをどう決めるべきか?」「マーケティング戦略を見直すスパンは?」「ロイヤルカスタマーの定義は?」など、日々現場でマーケティングに取り組む皆さんから具体的な質問が続々と飛び出し、熱気にあふれた質疑応答が繰り広げられました。
スタートアップ同士が学ぶ場、GBが積極開催
この勉強会は、GBの投資先スタートアップ同士でマーケティングのナレッジを共有しあっていただく目的で開催しました。
今後もGBでは、投資先スタートアップ企業を支援するさまざまな取り組みを行って参ります。ご関心のある方は、奮ってご参加ください。