S&P500で勝率が「100%」の非常に珍しいシグナルが点灯!
S&P500指数は2022年10月以降、強気相場に突入し、米国大統領選挙でのトランプ氏の当選により、さらに上昇が続いています。
勝率100%のシグナルが点灯
S&P500については、今年の7月に「Whaley Breadth Thrust指標」という、非常に珍しい強気シグナルが点灯したのをご存知でしょうか?
この指標が発動した1年後の勝率は、なんと100%で、平均リターンは23%となっています。
Whaley Breadth Thrust指標とは?
Whaley Breadth Thrust(ウェイリー・ブレッド・スラスト)という言葉の「Whaley」は、指標の考案者であるウェイン・ウェイリー(Wayne Whaley)氏の名前に由来しており、
「Breadth」は市場全体で上昇している銘柄の数(広がり)を示し、「Thrust」は短期間での急上昇を指します。
具体的には、この指標は5日間の値上がり銘柄数が、5日間の値下がり銘柄数を約3倍上回ったときに点灯するとされています。
この指標が点灯した後の市場パフォーマンスは歴史的に非常に良好とされており、発動から1年後のS&P500の勝率は100%、平均リターンは約23%に達するという統計データもあります。
これは、市場全体の強い買い圧力が短期間で発生したことを示し、その後も上昇傾向が続く可能性を示唆するものです。
一年後の勝率が100%で、23%の平均リターンが見込まれるのであれば、100万円が1年で123万円になりますので、これほど美味しい話はないですね!!
慎重な判断も必要
ただし、過去のパフォーマンスが未来の結果を保証するものではないことに注意が必要です。
また、日本からS&P500を購入する場合は為替な影響もあるほか、市場には常に変動要因が存在し、予期せぬリスクも考慮する必要があります。
過去の勝率が100%でも、投資判断を行う際は、最新の市場動向や経済指標を注視し、常に慎重な判断が求められるでしょう。
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