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#12 海外の日本人学校に赴任する直前によく聞かれる質問【生活編】

こんにちは! Global ManabeeYuです。
前回は「海外の日本人学校に赴任する前によく聞かれる質問【仕事編】」
をお伝えしました。
気軽に挑戦することが難しいからこそ、準備段階でしっかりと情報収集しておくことが大切ですね。

赴任後はすぐに業務に取りかからなければいけないので、仕事に集中できる環境づくりを事前にしておくことは、とても大切だと思います。
さて、今回は
「海外の日本人学校に赴任する前によく聞かれる質問【生活編】」
をお届けしたいと思います。

仕事で海外赴任するといっても、基盤となるのはプライベートの生活です。
慣れない土地で働くこと、職場の環境も大きく変わることは、仮に自分では気づいていなくても大きなストレスとなり得ます。
だからこそ赴任後に少しでもストレス無く過ごしていけるよう、生活面において聞かれることの多い質問を共有していきたいと思います。

今回の情報が、一人でも多くの方の参考となれば嬉しいです!

日本でも新生活にあたって多くの準備が必要ですね!

Q)赴任後の当面の生活費はどうする?

赴任してから最初の給与振り込まれるまで、少し時間差があるので、その期間困らない程度の準備が必要です。

ただ、ほとんどの国では事前に支度金の支給があります。
(日本円換算で10万円〜30万円程度であることが多いです。)
こちらは日本で物品を購入したり送ったりする資金にするために日本円でもらっても良いですし、現地に到着してから現地通貨でもらい、それで様々なものを購入しても良いかと思います。

この辺りは学校によっても対応が異なることがあるのですが、自分の使いやすい形に交渉してみるのも良いかもしれません。

また、今時は現地で買い物をするにしても国際ブランドであれば日本で作ったクレジットカードが使用できることが多いので、解約せずに持っておくと良いかと思います。
ただ、その場合は引き落とし先の口座残高も定期的にチェックしておく必要があります。

もちろん赴任時にある程度まとまった日本円を持ってきて、現地で両替する方もいます。
特に最初は生活必需品を揃えるなど、出費がかさむので、計画的にお金の管理をしていくことが大切です。

Q)スマホやネットの契約は?

スマホ自体は日本で使っているものをそのまま持って行くことが多いのですが、SIMカードをどうするのかを考えなくてはいけません。
現地到着後にSIMやネットを契約する際、まだ現地の銀行口座やクレジットカード、身分証明書等が無いことが多いので、最初は日本のクレジットカードやパスポートを活用して登録を進めることになります。
また、学校によって通信会社とのやりとりをサポートしてくれる場合もあれば、自身で責任をもって英語等で契約を進めなければいけない場合も。

そのほかに、学校によっては教職員用に日系の担当者がいる通信会社を斡旋していただくパターンもあります。
その場合は赴任前にやりとりを行い、到着後すぐにSIM等を受け取って使用することができるようになります。
ただ、現地で契約する場合と比べて少し割高になっていることもあります。 (逆に教職員用として割引になっているケースもあるので、この辺りの判断は難しいですね……)

また、基本的には多くの方が赴任後に現地の通信会社とSIMカードの契約をしますが、それとは別に日本のSIM (楽天モバイル等)を所持している方もいます。
日本に一時帰国する際に使いやすかったり、日本での様々な契約関連で日本の電話番号が必要となったりすることがあるので、月に数百円〜千円程度であれば契約しておこうかなと考える方もいます。

現地に到着後、SIMを契約するまで、数日間はネット利用ができない可能性があるので、ホテルや街中のフリーWiFiを活用したり、別途数日間使える旅行者用のSIMを持ってきて使用したりしている方もいます。

Q)現地で住む家はどんな感じ?

ここも国や地域によって大きく異なるところですが、基本的には管理費以外の家賃は学校が支払ってくれるので、その点では困ることがないかと思います。
住むにあたっての条件や部屋の大きさ、住居の設備等は国や地域によって大きく異なります。
家賃相場が高い国では、かなりコンパクトなワンルームが割り当てられることがありますし、複数人でシェアハウスという条件の国もあります。

ただ、自宅のアパートメントにはジムやプールがついていたり、BBQ場があったりととても恵まれていることも割と多いです。
住むエリアは日本人が住みやすい所に指定されており、同僚も同じアパートメントや近くに住んでいるので、その点でもサポートは受けやすい環境であることが多いかもしれません。

採用前に住居を決めることもできないので、若干ギャンブル要素はあるかもしれません。
ある程度どのような条件でも対応できる心づもりをしておくことが必要です。
国ごとの住居の情報も改めて、別の機会に提供できればと思います。


いかがでしたでしょうか。
今回は、「海外の日本人学校に赴任する前によく聞かれる質問【生活編】」 をお届けしました。
自分自身の生活が充実していなければ、仕事に集中できないですし、せっかくの海外生活なので、ストレスなく過ごしていきたいですよね。

今後は、これまでに知り合った、海外の日本人学校で教員をされていた方などにも聞き取りを行い、各国のより詳しい実態を共有できればと思います。
そして、少しでも多くの方に、「海外の日本人学校で働く」という選択肢を知っていただくと同時に、実際に挑戦していただければ嬉しいと思います。

それでは今回もありがとうございました!

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