スウェーデン留学中の学生に聞いてみた!ースウェーデンでの生活のリアルー
こんにちは!グローバル関西です。
スウェーデンといえば、教育の質の高さや、多様性を重んじる社会文化で知られる北欧の国。そのスウェーデンに留学中の大阪大学の学生3人に、今回特別に座談会形式でお話を伺いました。日本と異なるキャンパスの様子、現地でのルーティーン、驚いたこと、そして日々のチャレンジなど、リアルなスウェーデンでの学生生活について語っていただきます。
インタビュー
ー 今日は阪大生で今スウェーデンに留学中の3人に来ていただきました!よろしくお願いします。
全員:よろしくお願いします。
自己紹介
ー じゃあ3人の今の自己紹介から始めていただきたいので。じゃあまずSakiさんからお願いできますか。
Saki:私は大阪大学人間科学科3回生で、リンネ大学にこの夏から留学しています。
ー 次は、Maikaさん、自己紹介お願いします。
Maika:私は今、大阪大学のスウェーデン語専攻3年生で、ストックホルム大学にこの夏から交換留学をしています。
ー よろしくお願いします。
Maika:お願いします。
ー じゃあ、次は3人目のShokoさんお願いできますか。
Shoko:はい、私も同じく大阪大学のスウェーデン語専攻で、ストックホルム大学にこの9月から留学しています。大学では北欧史を主に勉強しています。お願いします。
キャンパスの様子
ー よろしくお願いします。じゃあ、皆さん、今現在スウェーデンの大学に通われてるということで、僕らとしては、日本とスウェーデンのその大学の違いっていうのがすごい気になっています。そのキャンパスの様子とか、留学生活の現状を伺いたいなっていう風に思うんですが、キャンパスの様子、日本と比べてどのような印象を持っていますか?Maikaさん、お願いできますか?
Maika:そうですね。まず、キャンパスを歩いていて思うのは、多様性を感じるってところですね。日本だったら、よっぽど留学生が多い大学じゃない限り、基本的には日本人の学生だけがキャンパスの中にいると思うんですけど、私が通っているストックホルム大学は留学生も多くて、スウェーデン語で授業を受けている学生の中にも、色々な国から来ていたり、様々なバックグラウンドを持っている人がいるので、 そういう点では、こう、キャンパスの中の多様性をすごく感じますね。 もう1つは、学生団体とかの活動をすごくキャンパスの中で見ることができるところですね。 こう、掲示板とかにたくさんその学生団体や政治系の団体、社会系の団体とかのポスターとかあったりして、そういうところはあんまり日本では見ないかなと思います。これは今通っているストックホルム大学の特徴的なところかなと思いますね。
ー なるほど。では、同じストックホルム大学に通われてるShokoさんは同じ印象ですか?
Shoko:はい。確かに、 私たちが受けてる留学生向けの授業にも、スウェーデン人と留学生が両方いるんですよ。授業は英語なんですけど、スウェーデン人もいるし、普通に他の留学生もいる感じですね。 あとは、さっきMaikaさんが言ってたみたいに、学生団体は活発な印象を受けますね。例えば、そのパレスチナのことについてなんか活動してる団体がいたり、キャンパス歩いてて共産主義者ですかと急に声をかけらえたりして。なんか日本とは違って活発的だなーって思います。
ー 多様性こそが生んでいる、その活発な運動なのかもしれないですね。国の多様性といえば、どの国からの学生が多い印象がありますか?
Shoko:どうでしょう?
Maika:でもやっぱりその近隣の国からが多い気がしますね。EU圏内だと制度があるので、EUの方は結構見る気がします。とりわけやっぱりオランダとかドイツとか、言語的にも近くて、地理的にも近い国かもしれないですね。比較的まだ日本人とかは少ないかなっていう印象です。
Shoko:アジア人は少ない印象ですね。でも中国の方は結構多いのかな。
Maika:後、インドの人はかなり多いですね。
ー インドの方が多いのは意外です。
Saki:リンネ大学は、新しい大学ということもあってか、留学生の割合が高く、2人が言ったように多様性は感じます。
スウェーデンに来てからのルーティーン
ー さて、留学生活となると、日本と違う大学生活をスウェーデンで送っていると思います。その中で、こういうルーティーンを新しく確立したとか、なんか自分の中で変わったこととかってあったりしますか?
Maika なんか私は逆にルーティーンが崩れましたね(笑)
ー 日本でやっていたルーティンが、ですか?
Maika:はい。その授業が不定期で。定期的ではあるんですけど、その週に1、2回とかしか講義がなかったりして。 日本の時は毎日、すぐ学校に行って、学校でお昼ご飯を食べ、また授業受けて、夕方帰ってきてバイトをしたりと言ったふうに、ある程度 1日の流れで決まってました。けれども留学してからは、授業がなさすぎて毎日思いつきで色々行動してますね。
ー なるほど。単純に授業が減ったからもあるかもしれないですが、1日を満喫できそうですね。
Saki:私は逆に、日本にいる時は結構夜更かしをしてしまうルーティーンだったのですが、留学してからは初めの時差ボケのおかげで朝活できるようになりましたね。
ー 時差ボケがプラスに働くこともあるんですね!Shokoさんはどうですか。
Shoko:私もMaikaさんと同じで授業数が減ったので、めっちゃ起きるの遅くなりました。 授業がなんか昼からとかしかなくって、 遅くに起きちゃうみたいになりました。でも、日本にいた時にはこの時間にこれしてとかあったけど、それがなくなった分、自由度が上がったような気がします。
ー 自由度っていうのは結構その時間の制約以外にもやっぱり感じるものですか。国民性だったり。例えば幸福度が高いとか言われたりもすると思うんですけど、
Shoko:なんかでも、スウェーデンの人に幸福度高い国だよねって言ったら、そんなん春に統計取ってるからだ、と言われましたよ。冬に取ってみろって言ってましたね(笑)
ー 春が1番幸せなんですね。
Shoko:冬はね、どうしてもみんな暗くなるから。
ー 寒いからですか。
Shoko:寒いし、暗いし。
Maika:暗さが多分きつい。
ーうん、それはまた面白いポイントですね。日本だとなかなかそういった現地の情報は入って来ませんからね。今の太陽はどんな感じですか?(注:この座談会はスウェーデン時間朝8時に行われた)
Shoko:結構まだ暗いよね。
Maika:少し明るくなって来た感じですね。 多分11月になると一気にこの日が出る時間が短くなって、みんながどんどん鬱になっていく時期になりますね。現地の人からは、ビタミンDを絶対に買えと(笑)
Shoko:言ってたね。
ー もう買いました?
Maika:買いましたね。必需品です。
スウェーデンで驚いたこと
ー スウェーデンに着いてから、なにか驚いた点とかはあったりしますか?ここはそうなるとは想像してなかった、みたいな。スウェーデンの例えば公共交通機関とか、コミュニケーションとか。これまで英語でしか話してこなかったけど、スウェーデン語だとこうなんだとか、驚きポイントがあれば知りたいです。じゃあMaikaさん、お願いします。
Maika:そうですね。そのコミュニケーションの点で言うと、意外とスウェーデン語を使うっていうことですね。なんか、今まで先輩から聞いていた話とかでも、基本的に、すぐに英語に切り替えられるっていう噂を聞いてたんです。スウェーデン語で話しかけても。英語に切り替えられてしまうみたいで。結構インスタとかの投稿でも、スウェーデン人は英語が堪能だから、 スウェーデン語をなんか片言で話されるぐらいなら英語にすぐスイッチするみたいなことよく見るんですけど、 実際こっちに来てからスウェーデン語で話しかけたら、基本的にはスウェーデン語から変わらないですね。一度こちらががスウェーデン語を話すと、一気にスウェーデン語でまくし立てられたり意外とするんだなと思って。そのスウェーデン人の友達に理由を聞いたら、今もスウェーデンは結構移民が増えていることもあって、外見だけでスウェーデン語を話すかどうかを判断しないっていう。なので、てっきりスウェーデン語なんか使わせてもらえないんだろうなって思い込んでいたので、意外とスウェーディン語を街で使える機会が多くて。それはスウェーデン語を勉強してる私にとっては、すごく嬉しいポイントかなと。びっくりしつつ、喜びって感じですね。
ー スウェーデン語専攻としては、すごい嬉しいですね、その環境があるのは。
Maika:そうですね。
ー 逆にShokoさんは英語に切り替えられると伺ったことがあったのですが。
Shoko:そうなんですよね。
ー やっぱり所属するコミュニティで違っていたりするものなんですか。
Shoko:いや、ただ私のスウェーデン語力が低い。だからだと思います(笑)いや、でも確かに普通に喋りかけたら、スウェーデン語でずっと言ってくる人もいるけど、人にもよるかなとは思います。
ー そういうものですか。
Shoko:なんて言うんだろう。相手が無意識に、私がスウェーデン語で喋っているのか、英語で喋っているのかがわからなくなって、英語で返されるのかもしれないですね。私自身、なんか混ざってるなっていう時もよくあります。
ー その英語とスウェーデン語について、個人的にすごい気になることがありまして。本当にスウェーデンの方は全員英語ペラペラなんですかね。
Shoko:逆に話せなかったことがないですね。
Maika:そうですね、若者は多分100パーセントで話せるかと。小さい時から、スウェーデン語のコンテンツが少ないこともあって、アメリカとかのコミックやアニメを見たり、YoutubeはアメリカのYoutuberのやつ見たりしてるみたいで。そういったこともあって、英語を話せるんだと思います。ですけど、ちょっと田舎の方に行った時に、そこのおばあちゃんとかは、ずっとスウェーデン語で話しかけていましたね。その人が果たして英語をうまくペラペラで話せるかっていうと、ちょっと微妙かもしれないですね。
ー ジェネレーションギャップがあるのかもしれないですね。逆に、スウェーデンでスウェーデン語と英語以外に何か話す機会はありますか?
Shoko:そうですね、話しはしないけど、そのスウェーデンの高校だったら、なんかどうもドイツ語、スペイン語、フランス語だっけ。この3つから選んで、何かどれかを勉強するみたいで、みんなに聞くとドイツ語も喋れるよとか、スペイン語も喋れるよとかいう人が多いですね。普段は話さないですけど。
Saki:私の大学の近くの高校が第3言語が日本語ですね。
Shoko:そうなんだ。
Saki:日本語教えれる人がいるみたいで、それで日本語も選べるって言ってます。
Shoko:たまにいるよね、日本語選んでた人。
Maika:結構意外と日本語がその選択にあるみたいで、意外だなっていう。
Shoko:そこに日本語が来るんだなって思う。
ー 第3言語を大学で始めるのが日本人にとって普通なので、その高校から始めるっていうの驚きですし、日本語があるっていうのもさらに驚きだなって感じますね。Sakiさんは他に驚いたことはありますか?
Saki:私の大学にはキャンパス内にスチューデントパブがあり、そこで当たり前のように学生がお酒を飲めるのにびっくりしました。実際、このインタビューのときはスウェーデンの酷い乾燥とクラブで喉がやられてほとんど喋れませんでした。
ー それは驚きですね。僕の留学しているアメリカの大学でも、大阪大学でもそのような光景は見たことがないです。
困難
ー もう皆さん留学開始から2、3ヶ月ぐらい経ってると思うので、結構慣れてきているとは思うんですけど、最初スウェーデンに着いてから、カルチャーショップや孤独感、困難を感じたことってありますか?特にスウェーデンについて、スウェーデンならではのストーリーがあれば聞きたいです。 Shokoさんは何かありますか?
Shoko:えー、全然思いつかないですね。あんまり留学とは関係ないんですけど、オリーブオイルの蓋が開かなかったことですかね(笑)日本のパッケージがどれほど開けやすいかっていうことに気づきましたね。
ー オリーブオイルはビンだったんですかね?
Shoko:そうですね。瓶の蓋が全然開かなくって。でも1人だから、頼れないしどうしようかなって思いましたね。流石に、もうちょっとしっかりしたことを考えますね。流石に一番の困難がオリーブオイルは格好がつかないので(笑)
ー そうですね。では、Maikaさんはどうですか?
Maika:やっぱり言語の壁かなとは思います。なんかみんなやっぱりヨーロッパの人って絶対スタンダードで英語はできるわけですし、 なんかやっぱり言語も近いこともあって、それでもうペラペラ喋る人も多いわけで。言語の壁ってあるなと感じましたし、もっと英語を頑張んないといけないなとはいつも感じてます。
ー なるほど。引き続き言語学習が大事。
Maika:そうですね、引き続き頑張ります。
ー Sakiさんは何かありますか?
Saki:やっぱりMaikaさんと同じで、言語が1番大きいですね。人種差別とかがそこまでその大学周辺で感じることはないからこそ、やっぱり自分の友達と喋る時の英語とかも、授業の英語とかが一番大変ですね。それと地味に困ったのが、スーパーは全部スウェーデン語表記なんで、 見た目で判断できる商品とかはいいんですけど、例えば牛乳にすごい種類が豊富で、どれが一番いいのかわからないんですよね。
Shoko:うん。
Maika:わかる。
Saki:私はそれが違いがよくわかってなくて、まだ未だに牛乳を買ったことがないんですよね(笑)
Maika:赤が普通の牛乳で
Shoko:脂肪率が中くらいみたいな。
Saki:ラクトースフリーみたいなやつは?
Shoko:それは元々別。青とかがそうだったと思います。
Shoko:ほんとうにいっぱいあるもんで。初めてカフェに行ったときにミルクどれにしますか。って言われて本当に驚きましたね。牛乳は牛乳でしょ、と思ってました(笑)
Saki:本当に配慮がすごいんですよね。知らなかったら驚いちゃいますよね。
ー そういった、わからない種類、質問が出た時はどのように対応してますか?
Saki:私は大体普通のでいいと伝えますね。何々抜きとかじゃなくていいといったようなことを言ったら 大体察してくれます。
Shoko:私は店員さんのおすすめを聞きますね。
ー なるほど。では、Maikaさんは何かスウェーデンでこういった困難があったといった話があれば聞きたいです。
Maika:私はもう困難しかないですね。 私はスウェーデンの医療機関にかかったんですけど、スウェーデンの医療機関は非常に複雑なんですよね。日本みたいに普通に病院に行って、その場で見てもらえて、処方箋もその場でもらえて、 その日のうちにお薬が手に入るみたいな状況は絶対にないですね。まず、Vårdcentral(ボードセントラール)って場所があって、そこで予約を取ります。その予約の日に行ったら、診察があるんですけど、 やっぱり外国での診察ってすごく難しいんですよね。まず、スウェーデン語か英語かって言われるんですけど、スウェーデン語でも英語でも医療用語わからないので、結構意思疎通が難しいですね。 自分で用意していた英語のgoogle翻訳とかで、 症状とか、病気の名前とかっていうのを、とにかくメモして見せる感じで。一応、診察は終わって、処方箋を受け取れました。けれどやっぱり、スウェーデンの仕組みとして、医療費が高いっていうことと、その、予約が全然取れず、その場で診察してもらえないっていうところが、個人的には、ちょっと不便でしたね。スウェーデンは医療費が無料とよく紹介されると思うんですけど、それは国民に対してであり、留学生については全然無料ではなく、ハードな状況に置かれますね。処方箋に関しても、薬局に行ったら、「このお薬ないから違う薬局に行って」とはしごさせられたりとかはあったりして。そのとき、私は体調は大丈夫だったのですが、発熱とか、腹痛とか、その場で苦しみがある状況で、病院で5時間待たされたとか、 何件も薬局をはしごさせられたってなるとストレスだな、と思いますね。友人の日本人で、急性の発疹で病院にかかった人は、5時間待たされたって言ってました。 そこはスウェーデンのちょっと良くない部分というか、日本と比べて不便を感じる部分かなと思います
ー なるほど。個人的に高負担高福祉のイメージがすごいあったのですが、留学生にとっては意外と厳しいですね。
Maika:そうですね。保険についても丁寧に対応してくれるわけではなく、あまりこちらの事情を聞かれずに、何円初診料で払ってくださいのような感じで言われて、こちらとしてもとりあえず払うしかないみたいな。その辺はもしできるなら事前にしっかりと調べていったほうがいいですね。私は病院が一番怖かったですね。
ー なるほど、日本のかかりつけがちょっと恋しくなりますね。
Maika:そうですね。
将来留学する方へのメッセージ
ー スウェーデンなりの皆さん苦労があって、今後スウェーデンに行く大学生にとってこのようなストーリーが役立つといいなと思います。次が最後のトピックになってしまうのですが、 3人が今後留学してみたい、という方々に何かメッセージとかはありますか?
Saki:今は留学してから2ヶ月弱ぐらいなんですけど、最初の1ヶ月とかは授業を楽なのにしたこともあって、言語に苦労をあんまり感じなかったんですけど、やっぱり授業が始まって専門的な英単語とか出てくると、やっぱりもうすこし英語やってくればよかったなっていうのがあって。今の英語力で通じないとかはないんですけど、 もう1歩、例えば自分の考えをこう、ちゃんと話すとか、ちょっと専門的な内容を聞き取るとかになってくると、やっぱり国内にいただけの英語力じゃもしかしたら足りないなって感じる場面が多いですね。
Saki:でも、 だからといって、その英語力で留学を諦めるっていうのは、絶対やめた方がいいなって個人的には思ってます。私は英語のスコアがいらない方法である学部間の留学で行ってるので、 この英語力でもなんとかなるよっていうことを皆さんには伝えたい一方で、でも時間があるんだったら絶対に英語をやっておいたほうががいいですね。特に自分の専門分野の英単語を入れておくとか、それだけでもやっぱ文献読む時とかのスピードとか、あとやっぱディスカッションが多分すごい多いし、セミナーとかその先生と話す機会も 海外の大学はおそらく日本に比べて増えると思うんで、やっぱり英語は勉強した方がいいのかなって思います。
ー なるほど。そう、専門用語の部分が大事っていうのはすごい僕もわかりますね。理系だと本当に英単語帳に載ってないものも結構あります。例えば「固有値」とかの理系単語は意外とわからないけど、めちゃくちゃ出てくるので。すごい専門用語に対しての英語は僕も重要だなって思いました。
ー Shokoさんは何か未来の阪大生に伝えたいことはありますか?
Shoko:私も確かに言語の壁っていうのはすごく感じてるので、ちゃんと自分の使う言語勉強してくるのはやっぱり大事だなって思うし、やっぱり、スウェーデンの人はみんな英語ももちろん喋れるんですけど、 スウェーデン語喋れるよとか、スウェーデン語ちょっと勉強してるよって言ったら、距離が近くなるような気がします。なのである程度その国の言語を 全然ペラペラに喋れなくてもいいので少し勉強しようとする努力をして、それを見せると、少し現地の人と距離が近くなれるっていうのは、スウェーデンに行ったり、周りの国に行ったりして よく感じるので、おすすめです。あとは、 私もあんまり英語できないし、スウェーデン語もめちゃめちゃペラペラってわけではないし、授業も難しいですが、なんとか生きてるので、そういう言語とか色々不安があっても1回飛び込んでみることも大事かなとは思います。
ー ありがとうございます。確かに向こうもスウェーデン語を話してくれて多分嬉しいですよね。僕らが外国人が日本語喋ってると嬉しい気持ちもあるので、それは一緒じゃないかなって僕も思ってます。最後にMaikaさんどうぞ。
Maika:私もその、その国の言語を学ぶことはすごく賛成というかもめちゃめちゃ共感しますね。特に大学間の交換留学だと英語のコースしか取らないし、周りに留学生ばっかりなんで、 基本的には英語で生きられるとは思うんですけど、やっぱりせっかくその国に行くなら、例えばフランスに行くならフランス語、スウェーデンに行くならスウェーデン語はもう本当に些細な単語でもいいし、スーパーに並んでる食料品の名前ぐらいでもいいので、最低限の挨拶と最低限の単語くらいはちょっと頭の隅にメモしていくといいのかなってすごく思います。
Saki:私は、言語を学んでいかなかった身からすると、こっちでありがとうとさよならは覚えて、意外とありがとう言えるだけでもちょっと違うから、本当に、多分それぐらいでいいと思います。留学の選考に必要でないのなら、頑なに検定何級とかに固執してしまうのはちょっともったいないかなと思いますね。
ー そうですね、現地の言葉を使ってくれると現地人も嬉しいと思います。本日はお三方のすごく有益なアドバイスが聞けました。これでインタビューは終わりです。スウェーデンからご参加の皆様、本当に今日はありがとうございました。
全員:ありがとうございました!
終わりに
今回、スウェーデンに留学中の阪大生3人にお話を伺う中で、異文化の中で過ごす留学生活のリアルをたっぷりと感じることができました。現地の多様な文化や学生団体の活発さ、言語の壁に対する挑戦、さらに日々の生活のルーティーンや小さな発見、そして困難な場面も、日本の大学生活ではなかなか経験できない貴重なものばかりです。
「多様性」という言葉がインタビューの中でも何度も出てきましたが、これはスウェーデンの大学が提供する環境そのものをよく表していると言えます。留学生が当たり前に交じり合い、国籍も背景も異なる人々が集うことで生まれる活発な雰囲気に、3人が惹かれている様子が印象的でした。
また、スウェーデン語の使い方や現地の人とのコミュニケーションの中での発見や驚きからも、留学が学びの場であるだけでなく、自己成長の機会にもなっていることが伝わります。困難や戸惑いも含めて、彼女らの挑戦を通して、それぞれが少しずつ成長している様子はとても頼もしく感じました。
最後に、この記事を読んで、これから留学を考えている方や、新しい経験に挑戦したいと思っている方にとって、少しでも参考や励みになれば幸いです。それでは、3人の留学生活がこれからも充実したものになりますように。そして、彼女らが日本に戻ってきた時には、ぜひさらに多くの話を聞かせてほしいですね。
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