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留学体験記#01 University of California, Merced ~費用から1日の過ごし方などのリアル話!~

留学体験記


自己紹介

大阪大学基礎工学部システム科学科に所属するHarukiと申します!専攻は知能システム学専攻です。

留学の詳細

アメリカ・カリフォルニア大学マーセド校・阪大の大学間交換留学・2024年8~12月

留学先で何してた?

Computer Science Engineering 専攻として「機械学習」「振動工学」「信号処理」に関する授業を履修しました。阪大では知能システム学専攻ですが、留年しないために阪大の科目に似た単位互換性のある授業を履修しました。これは、事前に阪大の先生に確認しましょう!大体は先生が似ているといってくれれば単位互換できる可能性が高いです。

アメリカの大学でSTEM系専攻の場合、1つの授業がLectureとLabの組み合わせで履修することになっている場合が多いです。そのため、3つの授業と言っても日本の大学の10コマ少しの授業量に相当するイメージです!

費用は?

半年の滞在(8月〜1月)で合計270万円弱かかりました。使った奨学金は業務スーパー奨学金(おすすめ!)で、給付金は合計125万円(渡航一時金25万円+滞在月数×20万円)頂きました。またそれ以外にも貯金があったので実際は100万円程の負担でした。しかし遊びに使った分も多く、正直にもう少し節約できたと思います。

Activity Details

上記の写真は、私が大学に払ったリアルなお金のStudent Account Activityの履歴です。およそ160万円大学に払ったことが分かります。学費は交換留学生なので払わなくてよいですが、住居費やミールプラン、大学の保険で大きな額を持っていかれていることが分かります。

1セメスターの期間でTriple Housingが$6,740(≒103万円)、ミールプランであるUnlimited 85は$2,625(≒40万円)であったことが分かります。とてつもなく高い…ミールプランは一日使い放題だったのはありがたがったです。

※レートは2024年7月29日時点の"1dollar = 154円"で計算しています。

業務スーパーの選考に関しては以下の記事で詳細をご覧いただけます!

留学先の一日

基本的な平日の過ごし方です。課外活動は大抵授業後に行っていました。私が所属していたクリスチャンコミュニティ(僕が参加したのはプロテスタント福音派で、非キリスト教徒でも参加可能)では、週に一回ほど小グループ(Home Group)で集まり、聖書を学びつつ交流しました。またバンドにも所属していましたが、ジャムセッションを休日に行ってました。

8:00:起床・朝準備
9:00:食堂に行き朝食
10:00~12:00:自習・作業
12:00~13:00:昼休憩
13:30~17:45:授業
18:00~21:00:課外活動など自由時間(遊ばない日は自習・作業)
23:00:就寝

驚いたこと

大学でフラタニティ・ソロリティと呼ばれる団体の活動が活発なのは驚きます。例えば「ΣΧ (SGIMA CHI) 」のようにギリシャ文字が使われているのが特徴的で、学業サポートやビジネスの人脈作りの場として現地の学生に人気です。というのもアメリカでは、ネットワーク(コネ)が最重要。スキルより誰と知り合っているかが就職に大きく影響します。将来のネットワークのために1年生から積極的にサークル選びをする人も多く、日本との違いを感じました。

フラタニティ・ソロリティの広報活動

良かったこと・良くなかったこと

良かったことは、何より現地人との交流を通した自分の世界拡張。海外旅行とは違い、現地大学のバンドやクリスチャンコミュニティ(僕が参加したのはプロテスタント福音派で、非キリスト教徒でも参加可能)に参加できたのは大切な思い出です。勉強以外にも音楽や聖書などの学びが多い留学生活でした。

良くなかったことは、

  1. 留学自体に多大なコストがかかること

  2. 日本で進めていることが停滞すること

です。もちろん国によって異なりますが。僕の場合は半年のアメリカ滞在ですが合計270万円ほどかかりました。また、日本で参加する学生団体やベンチャー企業の対面MTGに参加することが困難でした。もちろん工夫を重ねオンラインでできることは行っていました。

メッセージ

コストは奨学金と出世払いでどうにかなります。また、語学力より自分の自信が大切です。少しでも海外留学に行きたいと思ったのであれば、「思い立った日が吉日」。早速調べてみましょう。今日が一番若い!

また僕の留学経験について深堀したい、University of California, Mercedについて詳しく知りたい方は僕のブログもご覧いただけます。

おまけ-なんでMercedにしたの?

前提としてカリフォルニア大学は、セメスター制(UC Berkeley, UC Mercedのみ)の大学とクォーター性(その他8つのUC)の大学に分かれています。

1年間の留学ならばどちらの制度を採用する大学でも良かったのですが、私は2025年初め(留学開始は2024年8月)に日本でやりたいことがたくさんありました。なので長期留学の中でも、比較的早く帰って来れる半年間の留学を決めました。半年間留学するなら、1クォーター(10週間ほど)もしくは1セメスター(15週間ほど)留学しようと考えていました。

しかし1クォーターは留学期間として短すぎるのと、その短さ故に大阪大学の授業と単位が互換できるかが怪しかったのです。そのため、阪大と同じ、セメスター制を採用するUC Berekeley, UC Mercedに絞りました。今考えてみれば、クォーター性でも授業の密度が濃ければ問題なかったとは思いますが、、、

第一志望をUC Berkeley、第二志望をUC Merced、そして最悪のケースとして第三志望をUC Davisにしました。結果、第一志望のUC Berkeleyには行けずUC Mercedにて留学することになりました。しかし、正直Berkeleyに通ってみたかったですね笑

留学が終わった今なので振り返れますが、Mercedで出会った人たちが最高の宝物になったので、このserendipitous なMercedへのジャーニーを後悔することは一生ありません。

ー留学体験記ここまでー

グローバル関西とは


グローバル関西は2024年4月21日にやる気のある阪大生によって設立された学生団体です。関西の学生を中心に、交換留学や海外大学院をはじめ留学・海外活動の調査を行っています。もっと知りたい!メンバーになりたい!という方はこちらをご覧下さい。

さらには阪大生による留学相談も行っています。興味のある方はぜひご連絡ください!

ホームページもあるので、覗いてみてください!

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