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私たち、日本青年会議所 近畿地区 京都ブロック協議会 グローバル人財育成委員会では2021年の一年間で、より地域にSDGsを浸透させることを目指します。今回は、SDGsに積極的な企業である【橘商店】さんの取組を投稿いたします。

京丹後一愛される魚屋 橘商店とは、、、
日本でも有数の漁場を持つ日本海に面した京都北部京丹後で開業し20年が経ちました。
京都丹後鉄道夕日が浦温泉駅から徒歩5分、国道178号線に面し夕日が浦温泉、小天橋温泉の東側玄関口に店舗を構え、鮮魚、干物だけでなく地元でとれた野菜など生鮮青果物も販売しています。
夏にはサザエやアワビ、冬には松葉ガニ、こっぺがにはもちろん、四季折々の旬な魚を近くは網野漁港、間人漁港、遠くは兵庫県浜坂漁港まで仕入れに行っています。

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SDGsにおいては、YouTubeでホームレス環境活動家、谷口たかひささんの気候変動の話を聞き、自分たちが置かれている状況や今まで行ってきたことが地球にどういう影響を及ぼしていたのか、また、このまま何も対策を取らないとどういう状況になっていくのかを知りました。そして、その状況が遠くない未来であること、世界では大人だけではなく子供たちが声を上げ活動していることを知って、自分の子供や京丹後市で暮らす子供たちのため、世界で声を上げている子供たちのために自分でも何かできないかと思い始めました。また、京丹後青年会議所で行っているSDGsの活動を通して、自分たちが行っている活動の情報を発信し多くの方に見てもらい、共感してくれる方をすこしでも増やしていき、みんなで未来の子供たちのために何かしようと思う方を増やしていくことが重要であると感じました。

1. 橘商店さんが現在取り組まれているSDGsについてお答えください。

・京丹後に暮らす子供たちに京丹後の魚の現状やおいしさ、自分たちがどれだけ恵まれた地域に住んでいるかを学んでほしいと考え学校に行って魚料理教室を開催しました。

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・橘商店で使用しているプラスチックを少しでも減らすために刺身に使用しているプラスチックの菊花の使用をやめました。

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・自社からのゴミの量を少しでも減らすためにコンポストを作成し、魚の頭や内臓、野菜の切れ端をコンポストに入れて土に変え自然に戻しています。

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・競りで購入するときに使用する発砲スチロールを少しでも減らすために、再利用することができるように使用後の発砲スチロールをきれいに洗浄し使用てくれる方に返しています。また、自社でも再利用していましたが、どうしても割れたり、砕けていくので、できるだけ使用するのをやめ、長期間使用できるようにプラスチックの保冷ケースやトレーを購入し使用しています。

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2.SDGsを取り組んだ事による成果、効果をお答えください。

・自社で行っている活動を発信しコメントを多くいただき取り組んでいることに共感してくれる人がいることがわかりました。また社員さんからも「もっとこうしたらいいんじゃないか」という提案があったりして意識も変わってきている気がします。
・コンポストの活動を発信したことで、自分もやってみたいという話をいただき、自社での取り組みで少しではありますが人の意識が変わってくれたと感じています。

3. これからの展望、目標をお教えください。

これから新しく取り組んでいく事として自社で使用しているラップの幅を短いものに変える取り組みやお客様が購入した際に保冷用に使用する発砲スチロールを少しでも減らせるように、自社でデザイン性のある保冷箱を作成し販売します。また自社で使用している電気を自然エネルギーを使用している電気業者に変更しパワーシフトしていきたいと考えています。
世界で起きている気候変動の影響は、京丹後で獲れる魚種の変化、漁獲量、海水温の変化等身近で感じることができます。漁業に関わっているからこそわかる現状を多くの方に知っていただき他人ごとではないんだと感じていただき何か一つでも環境に優しい取り組みをしてもらえるように情報の発信や地域でも活動を行っていきたいです!

今回ご協力いただきました橘商店様、ありがとうございました。

京丹後一愛される魚屋 橘商店

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公益社団法人日本青年会議所 近畿地区                  京都ブロック協議会 グローバル人財育成委員会

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