だからって嫌いではない
とにかくネガティブな時期がある
だいたいネガティブな感情がまとわりつく日が
一カ月の間に数日続きます。
たぶん、女性ホルモンとかの兼ね合いなのでしょう。
私はもう何年もPMSの治療で生理を止めているので
規則性や、時期の予測が立ちませんが。
露骨に人に当たったりすることはなくとも、
どうしようもない負の感情を抱えてやるせなく、
人と話したり、テキスト送り合うことすらつらい。
ピークを超えると嘘みたいに楽観的に考えられるようになり、社交的に振る舞える時期もあるので
性格的な欠陥だとは思いたくありませんが、
なんともしんどい。
数日前、年始以来音沙汰のなかったグループチャットで
「久々に会いましょう」と連絡を入れて
カレンダー機能で都合の良い日程を聞いてる私が
数日後の今は心底、「めんどくさい、会いたくない」なんて思っている。
心変わりの早さよ。自分でもびっくり。
約束をしていたのに、「ごめん予定変わった」と、
笑いのマークをつけながら連絡してくる妹に
なんとなくいらっとして
文句はつけないが既読だけして
返信は気分が戻った時に先送りしてみたり。
心狭いというか、なんというか。
本をひたすら読んでいる
そんな私の心を少し楽にしてくれたり
あるいは突き落としてくれるのが
図書館で借りてきて読む本たち。
エッセイか小説をあれこれ借りてきて読みます。
一週間にだいたい7、8冊ほど。
最近は女性作家さんの小説が多めです。
今村夏子さんの「星の子」や「むらさきのスカートの女」は、なんとも言えない感情で心がぐるぐると渦巻きました。
その感情は心地良さからは遠かった。
なのに私はこの作品が好きだと感じました。
「できた人間だなあ」と思ってる周りの人たちも
みんなみんな何かしら抱えてるんだよねと
ちょっぴり安心と諦めと、
改めて「だからって諦めて、嫌な人間と思われたくない」と
あらためて自己嫌悪と自制心にめざめる私。