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「マーケティングからは、世界を変えるクリエイティブは生まれない。」ってツイートを見て、内なる僕がすごく衝撃を受けたはなし。


「マーケティングからは、世界を変えるクリエイティブは生まれない。」ってツイートを見て、すごく衝撃を受けた。
「これこれ!」
最近僕が感じていた閉塞感やワクワクしない正体は、この一言に集約されていた。


最近SNSのコーチングをしていて、これをすごく思う。

企業のSNS運営の基本は、人気アカウントのマーケティングトレース。
そこにはアルゴリズム解析だったりインサイトの数字分析だったりと、ある程度の解がある。
結局は決められた「流行り」という型の中で、少しだけオリジナリティを出すだけ。このやり方が手堅く、目に見える形ですぐに結果がでる。
そしていまの流行りは、作りこまれていない『素人感』なのだ。

SNSのコーチングを繰り返すうちに、ん~「これってもしかしてデザインあまり必要ない??」に自然とたどり着いた。
「マーケティングとデザインって並走するものだと思っていたけど、もしかしたら対極にあるものなんじゃ?」という考えが頭をよぎった瞬間だった。

昔、有名なデザイナーの講師に言われた
「デザインの勉強なんて今はしなくていいから、マーケティングの勉強をしろ。世の中の数字の意味を理解し、自分の数字を持て」
を指針にやってきたけど、もしかしてミスった?と少し不安になった正直。

ただこれはすぐに自分の中で思考の訂正がおこなわれた。
それはもう速攻で。宇都宮~今市間を運転してる間に全て解決。
「僕はマーケティングの表面しか見ていなかったんじゃないか?」
マーケティングの本質は数字だけでなく、そこから世の中の人の根本にある欲求をあぶりだすこと。
よくいわれる

「フォードがユーザーの欲しいモノだけ聞いてたら『早い馬』探すだけ、本当に必要なのは『移動手段』だから僕らは車作ったよ」的なやつ。


これがマーケティングの本質ですよ。ですよね?
この根本的な欲求を解決するプロダクトやサービスを、デザインに落とし込む事が必要なのではないか?(SNSに応用できるのか?はいったん置いておいて)
これは全てのビジネスに共通し応用できるデザイン的思考で、例えイベント会社でもせんべい屋でも必要だ。
その商品やサービスを利用している人はもちろん、利用していない人にも潜在的欲求があるかもしれない。

クライアントのターゲットの潜在欲求をマーケティングで浮かび上がらせて、ばっちり芯くったデザインを炸裂させたい今日この頃です。

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