![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/162250216/rectangle_large_type_2_2f66bf63f9c3def3279ad59c59acc69e.jpeg?width=1200)
内定0から会社をつくる。底辺を知る動画制作会社の代表が考えていることを探る。
こんにちは。Glis productionの真髄に迫るべく記事を書いている中の人です。
早速ですが、弊社の代表の「平木」がどんな人物かご存知ですか?
動画制作をご依頼いただく前に、社員のことや会社のことを知っていただいていた方が安心感があると思うので、勝手ながら平木の紹介をさせていただくことにしました。
同業の方、動画制作の依頼を考えている方、会社の様子を覗きたい方、平木って誰だ?と思われている方。
暇な時に読んでいただけると嬉しいです。
平木の紹介の前に
Glis Productionという動画制作のプロ集団について
そもそも、Glis Productionは代表の平木、取締役の西田から成る制作会社です。
お客様とのヒアリングを通して、抱えている課題と伝えたい内容に対し、本当に動画が最適なのか?最適だとするとどのような魅せ方が有効なのか、から伴走して考えてくれます。
平木は主に動画制作のディレクションを担当し、ご相談いただいた案件に対して最適なチームを組んで制作に挑んでいます。
あれ・・・社員が二人しかいませんね
まさかたった二人でチームってコト!?
そんな風に思った方はもう少しお付き合いください。
プロの質を追求するGlis Production
![](https://assets.st-note.com/img/1731233351-PxqmyDLfvGAla8gu6Vz7UCXi.png?width=1200)
平木が作るチームメンバーは、それぞれの道を生業としているプロたち。
こだわりの強い平木が、案件別に信頼のおける仲間達を集めてきます。
要するに業務委託です。
業務委託?信用ならん!(ムキー
まあまあ、聞いてください。
業務委託の良さは、ご相談いただく内容によって、自由自在に最強のチームを組めることです。
動画は、カメラマン・編集者・インタビュワー・企画者など、多くの力学が働いて出来上がっています。例え平木がその全てをこなせるとしても、カメラマン一筋で10年腕を磨いてきた人間には敵いませんよね。
それなら各所からプロを集めてきた方が、質の高いアウトプットをお客様に返すことができるのです。
業務委託だからこそ、クオリティの高い多種多様な動画を制作できる
![](https://assets.st-note.com/img/1731233867-CXV3HLfkE6BmNgq0SuJo1AIx.png?width=1200)
動画には、大きく二つの種類があります。
情報で伝えるもの(インタビュー)
視覚的なイメージで伝えるもの(CM・プロモ)
これだけ見るとどの企業でもできそうですが、Glis Productionではここに依頼するプロたちの得意分野を掛け合わせます。
例えば
・カメラマンのAさんは固定位置で画角の切り替えをするのが得意
・カメラマンのBさんは情緒的で素敵な表情を切り取るのが得意
こんな時平木は、Aさんは1の案件(インタビューなどの”情報で伝える動画")に、Bさんは2の案件(企業のブランディングやプロモーションなど“視覚的に伝える動画“)にアサインします。
こうすることで、それぞれが得意分野で活躍することができ、よりクオリティの高い動画が出来上がります。いわば最強の平木アベンジャーズが出来上がるのです。
・・・
凄いのは平木じゃなくてメンバーじゃね?(ざわ・・・ざわ・・・)
それって平木の感想ですよね?
平木仕事してない説www
そんな声が聞こえてきます。
侮るなかれ。
平木は、いわばハリソン山中。全ての 地面師たち 制作メンバーの長なのです。
平木という人間を勝手に紹介
ここでハリソン平木の簡単な他己紹介。
![](https://assets.st-note.com/img/1731329452-ayH6Shgtpkr3WjKFDUT8JwRA.jpg?width=1200)
平木 隆太(Ryuta Hiraki)
1995年、東京都西東京市出身。慶應義塾大学商学部卒業。
真面目に在学していたのに就活に失敗。藁をも掴む気持ちでブライダルの映像制作を始め、タダ働きのアシスタントとして社会人生活が幕をあける。
元来のセンスと努力で個人で獲得した映像編集の制作で生きながらい、2021年11月株式会社Glis Production共同創業、代表取締役に就任。
下戸でノンアル、バスケ大好き。
面白い人生ですね。最もフィジカルで最もプリミティブで最もフェティッシュな人生かもしれません。
平木との初対面のイメージは”語彙が達者で真剣に話を聞いてくれる人”でした。
真面目に見えて不真面目、なのに心根が真面目、という不思議な人間です。(伝われ)
華々しい活躍の裏側〜就活大失敗〜
”総合職”ってなんだろう
![](https://assets.st-note.com/img/1731233435-lsbMjcH2FESQR1rn5t0TY8up.png?width=1200)
中の人が出会った時には既にハリソン化していた平木ですが、ハリソン化するまでの平木にはギリギリでいつも生きていた”無給アシスタント時代”がありました。
順風満帆に慶應義塾大学に入学し、順当に就活期に突入した平木。
友人との会話は、好きな小説や映画についてではなく、「どこの企業を受けるか」「いくつ内定をもらったか」そんな風に変わっていきました。
しかし、在学中は知らなかった”知名度の高い”会社の面接やグループワークに参加し、合否を競う会話にどこか違和感を感じていました。
”総合職”が何をする役割なのかわからない、誰に聞いてもふわっとした答えしか返ってこないのに、友人たちは面接の”定番の型”を見つけては議論し、”受かるための法則”を探します。
なんとなくそれに乗っかってグループワークで良いアウトプットを出し、審査員やメンターに賛同されても「確かに側面だけ見るといい改善策だけど、本当に課題解決ができているのか?」という本音と建前の間で揺れていたのです。
例えば、平木は映画制作のサークルに入っていましたが、より良い映画を作るためには構成やストーリーはさることながら、「まず登場人物のことを知ろう」と考え、セリフや行動の背景にある登場人物の人となりを研究することを自然とやっていました。
でも、就活のワークだと、なぜかフレームワークの型や使い方にばかりこだわって、その背景にあるユーザーや背景を知ろうとはしません。
公表された数字や年収、よくわからない”総合職”という役割だけを頼りに、"顔も性格もわからない人たちの、困ってるらしい困りごと”を解決するためのそれっぽい案を作る。
これを当時の平木は、ただの「机上の空論」としか捉えられなかったのです。自分ができる方法で、「本物の顧客の困りごとを本質的に解決するモノを作るには、どうすればいいのか」そんなことを考えていました。
そんな気持ちで就活に挑んだ結果、多くの企業で最終面接まで進むものの、内定0という悲惨な結末を迎えます。
これについて平木は、
「おそらく面接官たちは、自分の『本音と建前の間で揺れている』微妙な違和感に気づいたんだと思う。しかし、今では落としてくれたことに感謝しています。内定0は正直辛かったけど、あのまま内定をもらっていたら社会に対する姿勢が浅はかなままだった。」と語りました。
しかし現実問題、大学を卒業したが、4月からやることもない。
・・・平木のギリギリ生活が幕を開けてしまったのです。
『物事の可能性を広げたい』 動画編集との出会い
![](https://assets.st-note.com/img/1731234002-uiFoTCqQOIHzY6m9kM38NZ5l.png?width=1200)
内定0で世に放たれた平木。
誰かの負を解消したい、本質的に幸せにしたい、その気持ちは持ちつつも、どんな手段でそれが実現できるかの想像ができませんでした。
そんな中、縁あって元々興味があった動画の世界に飛び込むことになるのです。
総合職ではどうやって本質的な課題解決をしていくのか、想像ができませんでしたが、動画による課題解決は道筋が見えました。
その動画を見ていなかったら知らなかったことを知るチャンスになる、ある種教育的な側面が動画なら実現できるのではないか、平木はそう考えたのです。
まずは編集者として動画の世界に入り、いくつかの素材を使って1つの短い動画を作り上げていきました。その過程で、自分は1を10に仕立てることが得意だと気づいていったそうです。
よく平木が西田に言われる褒め言葉として、「赤点回避が上手」というものがあります。このままいくと40点のものを、まず70点の状態にできるのです。
せっかく作るならより良い価値を返したいという気持ちを持ち続け、赤点回避とブラッシュアップの繰り返しで合格点を出すことが上手くなっていきました。
生きるため、お金を稼ぐ手段として始めた動画編集でしたが、お客様の本質的な課題を動画によって解決していく!という未来の自分の姿が見えた瞬間でした。
先日、中の人はNetflix『極悪女王』を見たのですが、ダンプ松本さんも手探りで自分の花開く居場所を作っていました。平木も様々な苦労を経て、”動画”という手段で自分の価値を発掘したのでしょう。
手を動かすから、人を動かすに。
同じ想いを持つ西田との出会い
動画編集者として食い繋ぐ道を切り開いていた平木ですが、個人での映像制作が軌道に乗ったことで、ある課題に直面していました。
それは、"手が足りない"ということ。
個人事業主の場合、ありがたいことですが「平木に頼みたい」と言われてご相談を受けます。
ただ、平木の手は2本しかありません。
どれだけ価値を返したいと願っても、一度にできる案件には限りがあり、案件を断らなければならない状況に陥っていました。
この状況を打破するためには、自分が手を動かす立場から人を動かす立場になるしかない。そう感じた平木は、配信周りや戦略に強い西田とタッグを組んだのです。
二人の出会いは、参加したボランティア活動。
動画配信関係の個人事業主だった西田も、多くの人に変わるきっかけを持たせる手段として、”動画”に興味を持っていました。
配信と編集。
二人が意気投合し、新しいチームを作るのに、そう時間はかからなかったのです。
チームとして、より高い価値を返す
![](https://assets.st-note.com/img/1731233656-UBvJ5H3ruaTZgVXFeM0zhQWE.png?width=1200)
2021年、二人はGlis Productionを創業します。
社員は、代表と取締役の二人だけ。
人を動かすとはいえど、社員が二人しかいないため、最初は二人で案件を受けていました。
二人で動画を作るメリットは、安い価格でお客様の動画案件を受けられることです。しかし、全ての工程を二人でできるからと言って、カメラマンや音声さんとして生計を立てている方々と同等のレベルとは言えません。
二人でやれる範囲で100点を出すよりも、少し価格をプラスしてでも各所のプロを呼んできた方が、100点のレベルが上がります。より質が高く、インパクトが大きいものを作り、お客様に返せる価値が上がる、平木はそう考えました。
こうして、平木は手を動かす人間から、ディレクターとしてのキャリアをスタートするのです。
全てを経験してきたからできるディレクションがある
自分がビデオグラファーとして全部一人でやって10年続けた場合と、
カメラマンだけを10年、デザイナーだけを10年やった人間たちなどのプロが組成されたチームとでは後者の方がお客様に高い価値を返せる。
平木は起業時点で、動画にまつわる全ての役割を3年以上こなしています。
要するに、全部できるのです。
全部ができるからこそ、各役割のメンバーに伝わるように動画制作の指示を出すことができます。
企業でいうPMが1年目にjavaの研修を受けたり、プロデューサーが最初はプロダクトデザインの経験を積むのと同様に、全方面を経験してきたからこそ、全方面の役割のメンバーが理解し、動きやすくなるような質の高いディレクションができると平木は言います。
制作のプロフェッショナルたちはそもそも「より良いものを作りたい」という信念を持っているため、平木はそこに答え続けるべく、自分の知見をフルに活用したFBを即レスしています。
「鉄は熱いうちに打て」がモットーなので、やる気があるメンバーに対してしっかり応えているそうです。
また、各メンバーのなりたい姿や得意分野を見極め、皆の志気が高まるようなチーム作りを行なっています。大筋がずれないように構成を定め、その上で各メンバーの得意や工夫が活かせるようなディレクションを心がけています。
平木のこだわり - 本質を見極めるヒアリング -
動画は、”お客様が本質的に伝えたいことを形にするための触媒”である
![](https://assets.st-note.com/img/1731233713-cVCQJzsx3EDOYG2eMlu8vRKp.png?width=1200)
平木はディレクターですが、お客様のご相談を受け、ヒアリングを実施する役割も担っています。
その際に、特にこだわっているのが”本質的な課題を見抜く”ということです。
ご相談を受ける際によくあるのが、「こんな演出をしたい!」「こんな人を出したい!」と、「〇〇したい」が連続すること。
平木が大事にしているのは、沢山の「〇〇したい」を、なぜやりたいのか?の部分なのです。
本当に伝えたいことは何なのか?本当にそれらをやることで伝えたいことが伝わるのか?を聞き出すことを重点に置いています。
1. 本質的な課題を見抜く
2. その打ち手として、”動画”が本当に最適なのか?を相談する
あれ、平木さんよ
動画が最適じゃないってなったら、この案件なくなっちゃうよ!
いやいや、と平木は言います。
目の前の数十万を作るより、その人との関係性を作る方が大事。本当に伝わるものを、伝えられる形でやりたい。
恐れ入りました、平木はハリソンではないようです。
場合によっては、動画以外の打ち手を一緒に考えることも多いそう。ありがたいですね…
対話にこだわり、あえて脱線する
お客様にヒアリングをする際は、まずお客様が言いたいことを全て聞くことから始める平木。
何に困っているのか、何がしたいのか、なぜ作りたいのか、それによって御社に何のメリットがあるのか、大枠を理解した上で、初めて細部のヒアリングが始まります。
どこで使うのか、じゃあどんな媒体を使うか、配信をするのか、、、などの細部を考える前に、立ち返られる本質(目的とゴール)を先に決めておくのです。
これはインタビュー動画でのインタビューにも近しいところがあります。
質問リスト通りにインタビューを進める中で、あえて少し脱線をするように心がけているそうです。
え、脱線?
迷惑じゃん!(ハラハラ)
平木曰く、そのままの回答をするだけなら動画じゃなくて記事でもいい、場の空気・その人の表情・イントネーション・全部が合わさって情報が多くなることが動画のメリットです。
そこをいかに引き出すかが重要なので、「それってどういうことなんですか?」と言いながら本質からはずれないように脱線していくそう。
また、その場では思い出せないこともあるので、色々と脱線した後にもう一度同じ質問をしたりもします。時間の限りこれを繰り返すことで、本人でも気づかない本物の答えを引き出すことに注力します。
せっかく映像で見せられるのだから、会話の中に現れる表情や間、言い回しなど細部に性格や価値観が表れていることを見逃さず、”どうすればそれがうまく伝わる動画になるのか”を工夫しながら撮影しているのです。
平木のぼやき(飛ばして大丈夫です)
タクシー広告に物申したいという平木。
裏側に答えが用意されていそうな回答が繰り返される広告を見ていると、とっても、もどかしくなるそうです。
きっとこれも本質を求める平木ならではの”職業病”かもしれませんね。笑
そもそも、なぜそこまで本質にこだわるのか
昔から、物語性のあるものが好きな平木
![](https://assets.st-note.com/img/1731233746-nCsbDIlJz6cBEPRLa045iF7S.png?width=1200)
平木は非常に語彙が達者です。
出会った人の中で1番と言っても過言ではありません。
中の人が初めて平木とMTGをした際、急に「シュレディンガーの猫だね」と言い始め、鳥肌が立ったことを今でも覚えています。
日常会話の中でも、かなりの頻度でニッチな言い回しを披露してくれます。
なぜそこまで語彙が達者で、人のバックグラウンドや心根に興味関心を持つのかが不思議でなりませんでした。
平木は、幼い頃からひたすら小説を読んでいたそうで、平木が好きな小説家を語る際に、必ずそのバックグラウンドや生い立ちが含まれます。
例えば、伊藤計劃さん。
病床に伏しながら小説を書かれていたそうですが、その内容は全てSF小説。
なぜこんな語り口なんだろうということが平木は気になり、何度も小説を読み返し、伊藤さんについても調べを重ねます。
きっと伊藤さんが置かれている状況に対してのアンチテーゼなんだ、と筆者のバックグラウンドを含めて共感をし、そのような感情を感じ取ることで更に物語に引き込まれる、ということを繰り返すそうです。
世界観の設定が、筆者のどのような部分から来ているのかに想いを馳せることで小説を2倍楽しむという、素敵な感性をされています。
また、もう一人の好きな小説家として上がったのが、中の人も大好きな辻村深月さん。
田舎の閉ざされた環境で生まれ育ち、周りがその環境に疑問を持たずに生きていることに疑問を持っていたんだろうな、と後書きを踏まえて感じ取り、何周も小説を楽しんでいるそうです。
中の人は中学生時代に「冷たい校舎の時は止まる」という辻村さんの小説を読み、感銘を受けて以降辻村さんのファンです。が、しかし、辻村さんのバックボーンにまで感情移入をするという楽しみ方はしていません・・・若干恥ずかしい気持ちになりました(恥)
このように、背景を踏まえて物語がより面白くなる、という感性を持っている平木だからこそ、ヒアリングに心を込めているということがよくわかりますね。
現代文の要約は逆に苦手
話が脱線しますが、ここまで作者に想いを馳せるなら、学生時代によくあった現代文の問題「この小説を筆者の背景を踏まえて◯字以内で要約しなさい」が凄く得意なのでは!?と、中の人の興味がかきたれられました。
いやそれがさ〜、、、と嬉しそうな平木。
伊藤さんの小説がたまたま模試に出た際、既にその小説を6周していた平木は、作者に感情移入しすぎて得点が取れなかったそうです。
答えを見ても、「これだけの情報なら確かにそうだけど、この人はこんな人じゃないんだ!」と反論の気持ちでいっぱいになるという可愛い一面も持ち合わせています。
なんでもない人生を送ってる人の方が苦しんでいたりする、とポツリ。目に見えない背景を踏まえて人間関係も作る平木。
彼の人への興味や、動画で見る人にきっかけを与えたいという想いは、このようなパーソナリティからきているのかもしれません。
上記を踏まえ、Glis Productionにできること
ありふれた情報を「知る価値のある情報」に変える
知らないことを知った時に、人に話したくなる。
でも「知らなかったことを新しく伝える」だけだと相手も「へー」で終わる。「へー」で終わったものを、どうやって人に「知る価値のある情報」として伝えることができるのか、を考えている
前述したように、知的好奇心の強い平木は、人の話を聞いて自分なりに解釈することが好き。今でも毎日西田と二人の事務所で、新しい情報を交換して談笑しているそうです。
「これとこれは違うこと言ってるけど、根本は同じだよね」と本質のつながり同士を見つけて笑っているという、非常に高尚な遊びテクを使っているらしいです。
・・・毎日会うのにそんなに何を話すのでしょう。
気になりますが、その情報収集力や背景への探究心も、彼の知的好奇心の賜物なのかもしれません。
そんな得意分野を遺憾なく発揮し、見た人が自分が作った動画を「知る価値のある情報」であると思ってくれるように制作活動を続けています。
例えば、3分の動画を作ったとします。
3分の全てに感動して欲しいわけではないが、3分の動画に出てくる何かで前を向くような、きっかけの一つであったら嬉しい。そのために、どんなに短い動画でも、見終わった後に何かの気づきが得られるような仕立てにするように気を配っているそうです。
お客様がやりたいことの本質を、プロ集団の力で実現する
![](https://assets.st-note.com/img/1731232750-PjISfTi0WoXz9xgbuYZCNVF2.png?width=1200)
平木と西田はよく、自分たちのことを「愚者」と言います。
「歴史に学ぶのが賢者で経験で学ぶのが愚者」
経験からしか自分の知見を得られない二人は、沢山失敗もしてきました。
そのたびに、「またやっちゃったよ〜愚者だ〜」と言いながら、失敗から得た学びを活かして二人なりに次の行動に移します。
これを繰り返して出来上がったGlis Productionには、言うまでもなく沢山の経験から成った成功体験が積み上がっているのです。
やりたいと言われたものをそのまま作ることもできるが、それだと味気ない。出来上がったものが同じだとしても、そこに至るまでのプロセスが重要なのです。
作り手が背景や目的、主人公の伝えたいことを理解して作った動画と、ただ「作った」ものでは中身が全く違います。
中の人は最近結婚ラッシュで(乗り遅れています)結婚式に行くことが多いのですが、テンプレート通りに作られたオープニングムービーと、新郎新婦の個性やこだわりが、色彩や画角の全てに詰まったムービーでは感動具合が異なります。
感動具合が異なるのは当たり前ですが、その感動を実現することは案外難しいのかもしれません。
それができるのが、Glis Productionなのです。
中の人が思う二人に依頼するメリット:頭が良くて”いい人”である
![](https://assets.st-note.com/img/1731234101-GacUmwMCO0j8hqnIX7elEbi4.png?width=1200)
中の人が出会った友人の中で、最も語彙が達者な平木ですが、人の話を常に興味を持って聞き、どんな会話でも本質を導いてくれるところが強みでもあります。
どれだけ拙い会話でも内容を噛み砕き、理解し、”つまり何が言いたいのか”を瞬時に判断することができるのは、彼らのそもそもの頭の良さや考えの深さの賜物です。
例えば、中の人がどんなにオチのない相談話をしても、勝手に言いたかったことを理解して解決策を出してくれる彼らとの会話は、非常に心地よいものがあります。
時にことわざや小説の一文を喩えとして引用し、自分でも気づかなかった悩みの根本、なんなら”悩む必要がないことである”という抜本的な思考の改善まで提案してくれる彼らと話すと、すっきりした気持ちになれるのです。
真摯に真剣に話を聞き、その時々で最適な返答をしてくれる二人は、頭がいい以前に"いい人"なのです。
なんとなく動画が作りたいな、平木と話してみたいな、といった気持ちがある方は、1度相談してみてはいかがでしょうか?
後書き
動画の”プロ”って何?
最後に、皆さんに質問です。
果たして、制作会社のいう「動画のプロ」とは、どんな集団のことでしょうか?
平木は、世の中に出ている「動画のプロ」という言い方は間違っていると言います。「動画のプロに依頼したい」とよく言いますが、それが本当に細分化できているのかについて懐疑的です。
動画は、カメラマン・編集者・インタビュワーや企画者など、多くの力学が働いて出来上がっています。「動画のプロ」の中身は、どんな人でしょうか?
その全員がその道で生計を立てて10年活動しているのか、カメラマン以外はアルバイトなのか。
中の人も動画編集をしていますが、大手企業でも動画編集はアルバイトに委託している、ということが往々にしてあります。テンプレートがあれば、素人でも編集は可能です。
しかし、せっかく高いお金を払って動画を作ってもらうなら、高い品質と伴走力を求めたい。AIには出せない情緒感、カメラの位置、使う言葉、iphoneでは撮れない光の入り方など、緻密な表現を実現したいと思いますよね。
安くて質の高い機材が普及し、動画のテンプレートが溢れて、AIに動画制作をしてもらえるような時代が到来しています。その中でも弊社は、必要になる仕事をしています。人間によってしか作れない繊細な表現を研究し、お客様の意図を汲み取り、経験を積んできたからこそ、様々な実現できる。それが、Glis Productionなのです。