今月の #麺dig 録(2022年3月)
アイキャッチは人生初のいちご狩り…楽しかった…
いちごもミツバチさんが花粉を運んでくれることで実るんですよね。そんな花粉に絶賛やられ中で、この時期だけに関しては毎日、小雨が降っていればいいのに…と思ってしまいます。
3月はようやく"まんぼう"が明けて夜の街にも活気が少し戻りました。自分も数回は食事に行きましたが、如何せん花粉がつらくてお酒を飲むと症状が悪化するし、基本的に外に出たくない(笑 気持ちは出たいのに出た後を考えると億劫になっちゃうんですよね。
そんな訳で3月も数があまり増えずに4杯で、ペースが週1程度に収束してきました。それでは4杯の選りすぐりのラーメンたちをご紹介したいと思います。
1. 新・鯛だし塩ラーメン 363円(スシロー)
3月の1杯目は "スシロー"さんの 新・鯛だし塩ラーメン ¥363。
みなさんご存じの大手回転寿司チェーン店で、様々な企画を展開しているお店です。
注文したのは今までのエビ味噌、マグロ醤油と共にレギュラーメニューにある新・鯛だし塩ラーメンです。フタをあけるとふわっと甘い香りが鼻孔をくすぐります。ちゃんと塩味は感じるものの鯛ベースなことにくわえて鶏スープもはいっているようで角の立たないまろやかな味になっています。ツルリとした中細の麺とスライスされた鯛のから揚げがアクセントとなって、ラーメンとしてもおいしいですが、お寿司のお供のお吸い物としてもよい一杯だと思います。
2. かつお香る 梅しおそば 858円(あおぎり)
2杯目は "あおぎり"さんの かつお香る 梅しおそば ¥858。
長岡駅から徒歩5分ほどに位置するスペイン料理をベースとした多国籍料理を楽しめる居酒屋さん。
先月の記事での宣言通り、まんぼう明けの夜営業へ行ってきました。注文したのは新たな限定麺。白、緑、赤…とクリスマスを彷彿とさせるラーメンはマスク越しでも香ってくるかつおの香りが気持ち良いです。マスクを外すと先ほどのかつおに加えて鶏白湯の香りが…たまらん。濃厚な鶏白湯にかつおの香りが加わってうま味が凄い。そこに梅干をほぐすと塩分のエッジが効いてさらに鶏感がクッキリとします。食べ進めとともに味の変化を楽しめる演出がニクイですね。まったりと鶏のうま味を舌で感じて鼻からかつおの香ばしい香りが抜けていく美味しさと気持ちよさを感じる一杯でした。
3. 赤丸新味 979円(一風堂 新潟店)
3杯目は "一風堂 新潟店"さんの 赤丸新味 ¥979。
新潟駅から車で10分ほど、新潟バイパス弁天ICをおりてすぐの豚骨ラーメン屋さん。
九州のラーメンといえば、豚骨。その中でも博多の豚骨ラーメンを全国に広めたお店の一つといっても過言でない一風堂さん。正統派の"白丸"と革新派の"赤丸"の2つの味をベースとして、チャーハンや餃子などのサイドメニューも充実しています。
注文したのは赤丸新味です。白丸との大きな違いは辛味噌とマー油とのことですが、スープの表面には若干の背脂が浮いており、スープの中には刻み玉ねぎのアクセントもあります。スープ自体は一緒とのことですが、この2点だけでも結構印象が変わります。湯で下限を固めで注文した麺は博多ラーメンらしく細ストレートの麺はパッツリとした食感で、辛味噌やマー油の溶けこんだスープのパンチをより一層感じます。通常の白丸よりもパンチが欲しい、ガッツリしたのが欲しい…なんて時にぴったりの一杯だと思います。好みの変化か白丸の麺やわらかめが一番好きかも…(笑
4. 肉味噌とパクチーと和え麺 1100円(角打ち+81 カネセ商店)
4杯目は "角打ち+81 カネセ商店"さんの 肉味噌とパクチーの和え麺 ¥1100。
長岡駅から徒歩5分ほどの日本酒をメインとした角打ちスタイルの飲み屋さん。
注文したのはリニューアルされた〆メニューのひとつである和え麺。写真がいつもの俯瞰でないのは、めっちゃ飲んで俯瞰写真を忘れたからです。携帯で撮るのを忘れてもミラーレス機で撮ってるあたりはさすが自分(笑
まずはエスニック感を感じる甘じょっぱいタレに肉味噌、麺、具材をまぜます。黒コショウといった香辛料の辛さが気持ちよく鼻から抜けるおいしさがあります。濃厚な味に卵黄を絡ませてまったりさせたり、パクチーやレモンを絞ってさっぱりさせたりカスタマイズしながら美味しく楽しめます。なんとなくタイ風にアレンジしたすき焼きをほうふつとさせます。台湾まぜそばの時と異なり、唐辛子の辛さは抑え目なので辛いものが苦手だった方にもおすすめの一杯です。
以上の4杯が3月のラーメンになります。チェーンのお寿司屋さんだったり、飲み屋さんだったり、個人経営のラーメン屋さんが0という状態。4月となり、新年度を迎えてこの辺りも変わるのでしょうか。4月の美味しい出会いにも期待です。