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今月の #麺dig 録(2022年5月)

今月のアイキャッチは新潟らしい田んぼの風景です。

先日、友人宅でBBQをしたのですが、家の裏に田んぼが広がっていてとても綺麗でした。新米の時期が秋というのはどこでもわかると思いますが、新潟県にいるとお米との距離が縮まる気がします。
GWの連休は田植えで、地元を離れた人も田植えと帰省を兼ねて帰ってきたりしますし(あと成人式もこの時期が多い)、ちょっと町から外れるとそこら中に田んぼがあるので、「ココは田植えまだか」とか「お、もう刈ってる、早生だったんだな」とか稲の成長と共に季節の移ろいや営みを肌で感じることができます。

さて、こんだけお米の話をしてから、小麦粉を使用したラーメンの話題に戻ります(笑 5月はちょっと増えて9杯。お米に負けず、自分たちの体を作ってくれているラーメンのご紹介を始めます。


1. みそら~めん 800円(めんや衛登)

5月の1杯目は "めんや衛登"さんの みそら~めん ¥800

柏崎駅から車で10分ほどの位置にあるラーメン屋さん。

注文したのはみそら~めん。白みそをベースに背脂が浮いてコクや甘さを加えたスープが特徴的です。麺は市内の製麺屋さん特注のツルっ、モチっの食感の同居している中太麺です。豚骨はもちろん、煮干しなどの香りをまとったスープを絡めた太麺を一気に口に運ぶのが至福。優しい甘さが広がるとともに、芯からポッカポカになる美味しい味噌らーめんでした。


新潟県柏崎市半田1-5-23


2. 昔ながらの食堂のラーメン 350円(ごはんや 扇町食堂)

5月の2杯目は "ごはんや 扇町食堂"さんの 昔ながらの食堂のラーメン ¥350

柏崎駅から車で8分ほどに位置するセルフでおかずを選択するタイプの定食屋さん。

公式HPによると青森、秋田以外の全国展開しているセルフでおかずを選んでいくシステムの定食屋さんです。

基本メニューはありつつも、季節限定であったり、各店舗によってメニューが違ったりといった特徴もあります。店舗ごとに違いこそありますが、注文後に焼き始める焼き魚やたまごやき、定食屋さん定番メニューはもちろん、カレーや麺類などもあったりします。

注文したのは昔ながらの食堂のラーメンです。醤油味のスープで、動物や魚介などの風味もふわっとするスープ、そして胡椒が効いています。麺は多加水のつるつるの細ちぢれ麺です。チャーシューでなく、ロースハムであったり、昔懐かしのよき昭和ラーメン。最近はどこもおいしくなっていますが、昔のサービスエリアのラーメンを彷彿とさせる懐かしさあふれる一杯です。


新潟県柏崎市扇町3-19


3. ラーメン半カツ丼 800円(いづみや)

5月の3杯目は "いづみや"さんの ラーメン半カツ丼 ¥800

柏崎駅から車で5分ほどの位置にある老舗のお蕎麦屋さん。

お蕎麦屋さんらしさを感じる、魚介の出汁と甘めの醤油スープです。麺はスープがしっかり絡む低加水の細ちぢれ麺です。メンマに固めのロースチャーシュー、なるととTHE昭和といいたくなる風貌。好みは分かれますが、お蕎麦のかえしを感じさせるあまじょっぱいスープにちょい固めの細麺がたまりません。また、半といいつつしっかり食べ応えのあるカツ丼が一緒で800円と値段も昭和設定で、古き良きが残っているお店です。


新潟県柏崎市西本町2-2-29


4. みそラーメン 780円(やぶ)

5月の4杯目は "やぶ"さんの みそラーメン ¥780

柏崎駅から車で5分ほどに位置する老舗のお蕎麦屋さん。

生そば、うどんに中華麺、どんぶりやカレー…と幅広いメニューを取り揃えている町のお蕎麦屋さんです。テーブル席はもちろん、子上りもありそばをつまみに瓶ビールで…なんて蕎麦屋飲みもできちゃいます。

注文したのはみそラーメン。赤みそが多めの合わせみそでお味噌のしょっぱさのエッジと炒め野菜のコクがあるスープです。蕎麦屋の中華そばよろしく、ゆるいウェーブのかかった細麺です。シャキとクタッの間の炒め野菜が食感としてのアクセントにもなっていて、一口、一口…と箸の止まらない一杯です。甘めのお味噌はちょっと…という方には是非お勧めしたい一杯です。


新潟県柏崎市栄町1-5


5. 子豚らぁめん(大脂) 760円(ガッツリ食堂 ドカメン)

5月の5杯目は "ガッツリ食堂 ドカメン"さんの 子豚らぁめん ¥760

柏崎駅から車で10分ほど、柏崎インターの近くに位置するラーメン屋さん。

注文したのはお店の看板メニューである、子豚らぁめん。母体である潤イズムと二郎系のハイブリッドラーメンです。豚骨ベースのこってり濃厚醤油スープにゴツッと食べ応え抜群の太麺です。たまねぎや背脂の甘さであったり、たっぷりのきざみにんにくの刺激であったり、変化を楽しみつつモリモリ食べられて、ラーメン欲がしっかり満たされるパワー系の一杯です。


新潟県柏崎市三和町9-59


6. みそビッグウェーブ(大脂) 790円(渚)

5月の6杯目は "渚"さんの みそビッグウェーブ ¥790

柏崎駅から車で10分ほど、国道8号線沿いにあるラーメン屋さん。

注文したのはみそビッグウェーブ。総じて、チャーシュー、ナンコツ煮に野菜、背脂と二郎を彷彿とさせる盛りの良いメニューがビッグウェーブの様で、しおビッグウェーブetc…他の味もあります。意外(?)にも見た目に反して豚骨だけでなく、魚介の香りが強く、生姜の効いたみそスープにつるっとした食感の自家製もっちり太麺です。たっぷりと増した背脂をまとって美味しくいただける一杯です。


新潟県柏崎市柳田町2-5


7. チャーシューつけ麺(大盛り) 1000円(味のホームラン うれっ子本店)

5月の7杯目は "味のホームラン うれっ子本店"さんの チャーシューつけ麺(大盛り) ¥1000

柏崎駅から車で5分ほどに位置する老舗のラーメン屋さん。

注文したのはチャーシューつけ麺の大盛りです。つけ麺800円に、チャーシューのせ、大盛りとそれぞれ100円ずつ増した形になります。あっさりながらコクある醤油味のつけ汁に、ツルツルシコシコな歯ごたえの多加水の細ちぢれ麺です。御覧の様に、大盛りにすると上げ底なしでどんぶり一杯のが楽しめます。スープの底にいるたっぷりスープを吸ったきざみ野菜がアクセントになり、大盛りもペロッと食べられちゃう一杯です。


新潟県柏崎市諏訪町1-33


8. 辛いしょうゆらーめん(もやしマシ) 840円(麺屋しゃがら)

5月の8杯目は "麺屋しゃがら"さんの 辛いしょうゆらーめん(もやしマシ) ¥840

柏崎駅から5分ほど、コモタウンというショッピングモールの一角にあるラーメン屋さん。

県内で「麺屋しゃがら」や「肉ばか」などのお店を展開しているラーメン屋さんの柏崎店です。

背脂を浮かせた豚骨ベースの醤油ラーメン、山形の龍上海を思わせる辛味噌が乗った味噌らーめんにつけ麺といったラインナップで、もやしと麺の大盛りがそれぞれ、マシで10円、マシマシで20円とお財布に優しいラーメン屋さんです。

注文したのは辛いしょうゆらーめんです。辛味噌はよく見ますが、あまり見ないメニューなので注文してみました。豚骨をベースとした醤油スープは表面のとうがらしをよけてもしっかり辛く、同店の辛味噌もフチにトッピングされています。太さを選べる麺はウェーブがかった細ちぢれ麺を選択。けっこう固めの茹で上げ麺にしっかりと辛いスープが絡みます。背脂を増してもエッジの効いた辛さの刺激的な一杯でした。


新潟県柏崎市宝町1-43 コモタウン柏崎


9. 汁なし冷やし担々麺 1000円(角打ち+81 カネセ商店)

5月の9杯目は "角打ち+81 カネセ商店"さんの 汁なし冷やし担々麺 ¥1000

長岡駅から徒歩5分ほどの日本酒をメインとした角打ちスタイルの飲み屋さん。

注文したのは新たに〆メニューにくわわった汁なしの冷やし担々麺。みょうがの赤、きゅうりの緑のアクセントが鮮やかな一杯。ここまで書いておいてアレなんですが、かなり酔っぱらっていて詳細な味は覚えてません…(涙 しかし、美味しかったのだけは確実で、その前までにもかなりの量を食べていましたが、あっという間にペロリと完食でした。もう一度、記憶に残るくらいの状況で食べに行きます…(苦笑 


新潟県長岡市大手通1-4-9 メゾン大手 1F



以上、5月に食べた9杯のラーメンをご紹介しました。連休中は一人でサッと…ということで序盤に一気にラーメン率が増えて、今年最多の9杯となりました。どのお店にも仕切りやアルコールとともに多くのお客さんがいました。外でのマスクの着用方法なども少しずつ見直されてきて、うまく付き合っていくしかないんだな…と改めて思います。これから6、7、8月と暑さはいよいよ本格的になっていきますので、元気にこの夏を乗り切っていきましょう。


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