顧客の愛に支えられている
10月4日(金)
自転車操業でなんとか回すお仕事。イベントが終わっても相変わらずばたばたしている。
先週末のイベントで、私の企画が顧客の最多得票を獲得して大賞をとったことで、色々なことを言ってくる人がいる。たしかに粗の多い企画だったし、同じ部門でも大賞を狙っていた素晴らしい企画がたくさんあった。だけど、私や私の企画に関わってくれた人に聞こえるところで、ネガティブな意見をぶつけてくる人は、単純にださいなあというかんじ。
いつぞやのAKB総選挙で、大島優子が「第三者はいろんなことを言います。ですが、私たちにとって、票数はみなさんの愛です」と言っていたのを思い出す。
そうだ、私たちが得た票数は顧客の愛だ。私たちの企画を顧客が認めて楽しんでくれたからこその数字だ。反省すべきところはたくさんあったが、卑下する必要はない。胸をはって素直にその愛を受け止めて、仲間と一緒に喜びたい。
仕事後は前職の顧客数人と飲んだ。誘ってもらったのが嬉しくて、でも3年ぶりだから少し緊張して出かけていった。
緊張していたのは乾杯の瞬間までで、その後は次々思い出話が出てきて、会話が尽きることがなかった。あの頃は毎日泣くほどしんどかったはずなのに、涙が出るくらいたくさん笑った。
期間限定の仕事上の付き合いだったはずなのに、こうして縁が続いている。今になって思えばもっとやれたのではないかと悔いることばかりだけど、あのときはありがとうございましたと言ってもらえる。また飲みましょうと約束して別れる。
目の前の顧客のために自分にできることは何かとばかり考えていたけれど、ずっとたくさんのものをもらってきたのは私の方だった。そんなことに今更気づく。
前職でも現職でも、顧客の愛に支えられている。大げさかもしれないけれど、本気でそう思った一日だった。
#仕事 #日記 #エッセイ #票数は愛