マガジンのカバー画像

【人生】に関するエッセイ

18
人生についての穂乃花的哲学❁
運営しているクリエイター

#生き方

見返りを求めない愛の近道は、ブレない自分自身の意志を貫くこと

私にとってこの世で一番愛しくて、一番尊敬する人が言っていた。 人に期待しないためには、 “理想や期待は自分自身に、相手には信頼と愛情をモットーに”。 自分の意志の強さと、他者への愛情を感じられるこの言葉に、私は、無償の愛の近道を示してもらったのである。 相手がどうあろうと、ブレない自分でいられるだろうか?無条件の愛ってなに? 私の永遠のテーマだ。 きっと、その答えなんて結局わからないまま、私はそれをただ追求しながら死んでいくのだと思う。 今回の人生なんてそんなも

自己信頼できない人が、他人を信じられるはずがない

人間関係において、「誰かを信じること」。 これってとても大切なことだと思っている。 人を疑ってばかりの人生なんて苦しいだけでしょ? けれど人を信じた先にあるのが、“裏切り”。 「信じていたのに裏切られた」 そんな経験をしたことがあるって人って多いんじゃないでしょうか。 だけど、人間関係に、裏切った、裏切られた、なんて本来は存在しない。と、私は思っている。 “人は鏡”。 自分自身すらを信じることができない人が、他人を信じて生きていけるはずがない。そう思うんです。

雑草みたいに生きたい

最近、雑草に魅力を感じる。 人に種を植えてもらって、水をもらって、育ててもらう、そんな一輪のお花も愛にあふれていて美しいけれど。 勝手に地球に降り立って、勝手に自分らしく生きている雑草ってめちゃくちゃカワイイ。 コンクリートの地面と壁の間から生えてくる雑草も。 誰からもケアされていないのに、勝手に生えてきて、勝手に生きている。 しかも、良く見ると、意外と綺麗。 小さなお花を咲かせる雑草も、ただ緑だけの雑草も、みんな形や色がそれぞれ違って個性的。 ただその野草の美

自分の「こうしたい」、自分の「1番の幸せ」に気付けるかどうか

大人になると、自分のやりたいこと、自分の1番の幸せがわからなくなる。 子供の頃は、将来こうなりたい!って希望に満ち溢れていたのに。 「あなたはこれからどうなりたいの?」 「何をして生きていきたいの?」 と聞かれたとき、それを明確に答えられる大人の方が少ないんじゃないでしょうか。 まあわたしもそのうちの一人だったわけなんだけど。 けど、人間って「私はこうしたい」って気持ちを絶対に自分の中に持っていると思うんですよね。 それに自分で気付けるか気付けないか、だと思うの。

忍耐や我慢がカッコいい!って風潮、もうやめない?

「我慢は美徳」 って言葉、そろそろ“嫌い”ってハッキリ言っていいですか? 特に日本人って、 ・「忍耐こそが美しい」 ・「我慢をする人が偉い」 みたいな風潮って、どうしてもありますよね。 けど、シンプルに考えて、せっかく一度だけの人生。 我慢とか、ぶっちゃけしたくないよね? 自由に生きたいし、やりたいことやって生きたいよね? この世に生まれたからには、楽しく生きたいよね? 誰だってそう思って当然だし、そう生きていいと思うんだよね。 だって自分の人生じゃん。

成功続きの人間より、失敗から何度も立ち上がれる人間の方がカッコいい

経営者とか、起業家とか、いわゆる“成功者”へのイメージって、なんとなく 「成功続きでカッコいい」 「うまくいっていて羨ましい」 って思ってしまいがちですよね。 もちろん当該者たちには私たちには見えないただならぬ努力があるんだろうし、成功続きってわけではないんだろうけど… 中には、運や成り行きで成功した人だっていると思う。 それだってひとつの才能だしカッコいい。 でも私は、成功続きの人間より、失敗続きだけど何度も立ち上がれる人間の方が圧倒的にカッコいいと思うんだ。