ブナハーブンとサバの薫製
イギリスではなぜかサバが多い。
魚の種類はあまりない。
ロンドンに来てから、よく食べる魚介類はサバとムール貝。
東京にいた時は、、、スルメ？
NYにいた時は、、、、マグロ（スパイシーツナロールがすき）
ムール貝の真空パックとスモークサバの真空パックがどのスーパーにも売っている。本当に「どのスーパー」にも。
売り切れていることもないし、今日だけ在庫が多いみたいな日もない。
サバには脂も乗ってるし、クオリティーは高い。
味がしっかりしているサバにどのウイスキーを合わせるかは、いつも悩む。
サバとガッチリフレーバーを戦わせるのか、
引き立たせるようなウイスキーがいいのか、
ガッチリフレーバーで薄めのハイボールにして戦わないようにするのか。
そんなサバに今日はブナハーブンのストレートを合わせてみました。
ブナハーブンは淡いピートとハーブの控え目な感じがストレートで飲むとちょうどいい。
ラフロイグだったら、自己主張が強いので（失礼）クラッシュアイスの濃いめのハイボールくらい（クラッシュアイスだとすぐに氷が溶けて薄くなっちゃうけどね）がちょうどいいけど、ブナハーブンだったら、ストレートで味のバランスはちょうど。
それだったら、アルコール度数を考えたら、ブナハーブンの方がすぐになくなっちゃう！！ストレートだしね。
もう20年くらい前、初めてブナハーブン を飲んだ時、アイラなのにパンチが少ないなーーーー
「この意気地なし」と思っていた時代も正直あったけど、
これはこれでおいしいと感じられるくらいには歳も取った。
教科書的には、ナッツやドライフルーツのような芳醇な香りがあり、奥にピート香が入っています。とか言いたいのは山々ですが、、、
素人的に言うと、ブナハーブンはアイラのピートを期待している人はガッカリします。「全然アイラじゃないじゃん」ってなります。ラフロイグとかアードベッグとかその前に飲んでいたら、、、特に。
スペイサイドのブレンデッドだって聞いて飲むとすごく好きになるかも。
もう酔いが回ってきたので、これくらいで。
今日もよく眠れそう。
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