俺が考えた最強のホルベイン12色セット

私の透明水彩との出会いはそう……祖母の家で発掘されたホルベイン24色セットでした。かなり古いものなので廃盤になっているものや変色してしまっているものもあり。でもそれより何より、半分くらいの色は全然使わず、メルカリで売っちまいました!24色もあったのに!

これは24色セットの選色と私の描画スタイル及び作品の雰囲気がミスマッチだったからであって、使わなかった色のどれにも罪はありません。むしろ使いこなせなくてごめん。

というわけで、透明水彩を使い慣れてきた今、過去の私へ向けて12色セットを選ぶとしたらどうするかな〜〜ということを考えるのが単純に楽しそうだったので、そういうゆるい記事です。


はじめに

・混色を前提としていません。
・固有色で塗ることも前提としていません。

つまり、超鮮やかな色で塗りたい人、そして肌を水色で塗ること等に抵抗のない方向けのセットになっています!


さて早速見ていただきましょう……選ばれし12色セットを……!

こうじゃ!

・W008ペリレンマルーン
・W022スカーレットレーキ
・W026シェルピンク
・W142キナクリドンゴールド
・W035パーマネントイエローレモン
・W075サップグリーン
・W155デービスグレイ
・W063コバルトグリーン
・W101ピーコックブルー
・W116ラベンダー
・W115パーマネントバイオレット
・W156ペインズグレイ

以上12色です〜〜明るいね……。

肌に使えるショーンブリアン系を入れなかったんですが、それは私が正直そんなに好きな色ではないからです(本当に正直)。あと茶色系が一色も入ってませんが、これも以下略。ショーンブリアンはそこにあるから(件のセットに入ってた)とりあえず使ってますが、茶色はそこにあっても全然使わないんですよね、私。

肌にも使えるシェルピンクとスカーレットレーキ、影色に使いやすいラベンダー、作れないパーマネントイエローレモン、ド青だけど強すぎないピーコックブルーを基点として、赤はスカーレットレーキから少し色相を離したペリレンマルーン、第二の黄色は渋みのあるキナクリドンゴールド、緑は落ち着きのあるサップグリーン、紫は正統派パーマネントバイオレットを選んでみました。後は好みです。オペラとコバルトグリーンのどっちを入れるか最後まで悩んだんですが、赤系に偏りすぎちゃうのでコバルトグリーンに。マリンブルーもホリゾンブルーも捨てがたかった……。

さてさっそく硝水セレクト12色で描いてみた絵がこちら。

線画ペン、ホワイトペン、ちょっとだけ蛍光色鉛筆を使っているとこもありますが、こんだけ塗れます!鮮やか〜〜

サップグリーンじゃなくてパーマネントグリーンの方が調和取れそうな気がするな……でもサップグリーンは私が好きなので……。

私も普段はこんなにたくさん色相を使わないので、好きな色があるひとはその周辺の色だけ集めてみるのもいいですね。

ワントーン絵はいいぞ!


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