染色体に住まう父に再会せし謎セッション
日本ではまだ僅かな人しか身に着けていないスキルの免許皆伝をされたということで、早速友人のもとへセッションに行ってきた
キネシオロジー(筋反射)の手法で、経絡伝いにわたしの深い意識を確認していき、本来の自分の設計図、ブループリント、エーテルボディを歪めているパターンを炙り出して書き換えるというよくわからんものなのだが、中でも秀逸なのが、それが染色体にこびりついている先代の記憶?念?を見つけて書き換える、というところ
いかにも聞くだに怪しさ満載なのだけど、命を取られるわけでもなし、友人に会うのも久々だし、いかがわしくも面白コンセプトだし、体験済みの共通の友人の激推しも手伝って、行ってみることにした
キネシオロジーはOリング的な理解しかないけれど、個人的にペンデュラムの叡智には敬意を持っているし、身体のほうがよっぽど意識より賢いというのも合点がいく
意識的には自分の染色体の状態なんて把握できないけれど、身体からしてみれば、同じ部署のよく知った上司みたいなもんなのかもしれない
ただ言葉にしてこちらに伝える術がないだけで、いろんな仕事をこなしているんだと思う
それに、生物たちは体験した命を脅かす危険を次世代が回避できるように、染色体に書き込んでるってのを、どっかで聞いたか読んだかした気もしるよな
かくして友人は、表参道の奥まった居心地のいいサロンを間借りして、待っていてくれた
さっそく私の状態をスキャニングしはじめた友人によると、私の「本体」が身体の左手50センチやや前方に飛び出ているらしい(笑)
友人によると50センチなら誤差程度とのことで、なんと隣の家に入り込んでいる人もいたそうな‼
…それ、どんな状況??
50センチはともかく、なんでわたしは左にはみ出ているんだろう
ベットが手狭で、右手の旦那くんを気にして寝ているうちに左に飛び出がちなのかな
そういえば食事の時、左側の旦那くんが近すぎる気がしてたっけ
まあ、原因はわからないけど、ちゃんと肚に収まってた方がいいに決まっているよね
サボっていたグラウンディング、再開しよう
さて、セッションをするには、きちんと「本体」が中心に位置していないといけないということで、指示に従って【身体の中心線のクリーニング】⇔【本体が丹田に戻るように意図する】を数度繰り返して、ようやく収まった
次に、わたしがこれから「どうありたいか」の設定に入った
特に不満があるわけでもなく、それなりに楽しく日々は送ってはいるものの、遠慮癖があるのか、失敗したくなくてなのか、どうも自分が小さくまとまっているんだよなーということで
「私は無邪気に戻り、夢中になって生きる悦びを感じています」
…と、少々欲張った文章にしてみる
このアファーメーション?を読み上げながら、私の筋反射をみるといかにもしょげた反応で、「無邪気」とか「夢中」とか「悦び」とかにリアリティが持てないことを全身で反応しているみたいで可笑しくなってきた
これをブロックしているものを書き換えるってことなのかしらん
わたしを横に寝かせると、何やら友人はぶつぶつと質問をしながら、丁寧に私の腕の筋反射を確認していく
先に体験した友人によると、5代前の母方の~とか7代前の父方の~みたいなご先祖さんの、何か強烈に受けた感情が染色体に刻まれていて、人によって発動ポイントは違うらしいのだけど、言動に影を落としているので、それを書き換えるらしい
とはいえ、先祖って言われてもどうもピンとこない。母方の祖母しか記憶にないもん。
そりゃ、この世に生を受けた件では果てしないご先祖様たちにお世話になったんだろうけど、子孫の邪魔するって先祖としてどうなのよ、と少々悪態をついてみる
ネガティブといえば、なんとなく父方かなという気がしてきた(失礼!父方のご先祖さまお歴々‼)
「…父方みたいだよ」
「やっぱり、なんか私もそんな気がしてたよ」
「……??あれ?一代前…?って?あれ?一代前って、えーと、お父さん?」友人が少し怪訝な声色でいう。「一代前って初めてだわ~」
「…え?おとん??…先祖って、せめてひい爺さんとかのイメージなんだけど‼ …とはいえ父親って、おとんって、めっちゃあり得そう過ぎてウケるんですけどーっっ‼」
小心者でネガティブ思考協会代表理事の父親からたっぷり受けた洗脳を、長年かけてクリアしてきたつもりけど、まだしぶとくいやがったとは‼ しかも人の染色体にまで入り込んでるって、どーゆーこと‼
まったく、ダークサイドの強さおそるべし
父のものと思しき、強い思いをひとつひとつ丁寧に調べてくれた
ざっと上げるとこんな感じのものだった
頭が整理できない
身体が冷える
価値がないと感じている
他人のニーズに合わせてしまう
具体的な目標が立てられない
対立を避けて平和にしようとする
深い孤独感
強い怒り
新しい情報に圧倒されている
なんかなぁ…
圧倒されて混乱して、孤独で自分の価値を感じられず、人を優先してしまう父かぁ
やっぱり、父の幼いころの体験が強烈だったのかなぁ
確か小さいころに父親が亡くなって、母が再婚した先で異父兄弟も生まれてそこで暮らしていたけど、なんでだっけか?彼だけ旧姓を名乗らされてたから、疎外感あったのは想像できるよね
東京大空襲で母親を亡くして(あれ、妹さんも亡くなったような??我ながらひどい記憶力)恐ろしい光景を見たのだろうし、鬼畜なはずのアメリカだけど、戦後はギブミーチョコレートよろしく、GHQ(‼) で働いてたっつーんだから、そりゃ新しい情報に圧倒もされるわ、頭を整理できないわ、周りに合わせるわで、染色体に書き残してしまったとしても、なんか納得できるような気もしてきた
友人が私の中の父の記憶相手に、音叉を使ったり、経絡伝いになんかわからんけど上書きしてくれている
色々聴いてもらって、言いたいことも言えて満足したようで、書き換えは完了したよ、と友人
なんと、来てから4時間も経ってる~
おとんよ、甘えすぎじゃー!
もう一度、アファーメーションを読み上げていると、すとんと落ちる感じがする
いやーなんとも、面白い体験だった
おとんの念?も浄化したようだし、親孝行にもなったよね
これから、なんらかの変化が表れてくるのか楽しみすぎる
しかし、今回いきなり一代目から躓いたけど、先祖は果てしなくいるわけで、もしかしたらキリなく書き込みされているのかもだよね(笑)
正直いちいちは付き合ってらんないから、ご先祖にはしっかり感謝しつつ無邪気に悦んでいこーっ
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