金色のコルダについて
一番最初に金色のコルダ3をプレイしたのは多分、社会人になったばかりの時。当時、全く余裕がなかった。
新卒でブラック会社に入ってしまってゲームなんてしている時間はなくて・・・というのは置いておいて。
高校時代、大学時代とやっていたゲームから離れていた時期だった。
それまで、ネオロマはアンジェリークと遙かシリーズは手を付けていたが、
コルダ無印はノータッチ。
正直に言うと、完全異世界のアンジェリークや、異世界に飛んでいく遙かシリーズと違って、現実世界にとても近い、横浜という世界で、何故か妖精が出てきて、魔法のヴァイオリンをくれる、という状況が受け入れられなかった。しかも主人公だけ魔法のヴァイオリンでズルをしてコンクール無双する(手に入れた情報から当時の私が組み立てた理解)というのが好きじゃなかった。だから、コルダ無印にはなかなか手が出なかったのだ。そんな私が何故、コルダ3を手に取ったか、である。
私は、インテリが好きだし、天才が好きだ。ただ、条件がある。
ただの天才はいらない。それは完璧超人過ぎて、もはやロボットである。いっそのこと、ロボットにしてほしい。ロボットとの恋、最高ではないか。
私は、天才が故にとんでもなく、なんだったら日常生活に著しい支障を及ぼすレベルの天才が好きだ。そして、無自覚に他人を切り裂いていく、天才が好きだ。そんな天才が出てくる作品は大体無条件で好きである。
才能、というものは、それを得た故の代償、とういうものが付き物だ。
なので、私は小日向かなで、というヒロインが好きだ。最近2ff、オクターヴをプレイして、日野香穂子も好きだし、スタオケの朝日奈唯も好きになったが、ヒロインの中で誰が好きか、と問われたら間違いなく、小日向かなでである。ニアかなも最高だ。というより、小日向かなで、という天才が好きだ。太陽のように前向きで、頑固で諦めない、向日葵のようなのに、確実に大きな闇を背負っている。そんなヒロインが好き。だから、コルダ3は手に取った。
しかし、正直当時の記憶はあまりない。本当に忙しくて、精神的にも余裕がなくて、そんなに遊べなかったのだろう。多分、響也、東金ぐらいだけクリアして終わったものの思われる。
そして、しばらくしてから、AS神南を何故か思い立ってプレイ。
きっと、昔の記憶が懐かしかったのかな。こちらはフルコンプまで行った記憶はある。東金さんと大地先輩が好きだった。
で、時は流れ、2019年。アンジェリーク以外のネオロマからは離れていたのだが、ついつい、遙かなる時空の中で6を手に取る。これが面白かった。元々私は、白龍の神子よりも黒龍の神子が好きだったので、黒龍の神子が主役の本作は最高だった。そして、ネオロマ熱が再燃する。
コルダシリーズ、やってみようかなぁ。昔、やってたけど・・・全然覚えていないや・・・。
無謀にも私は続編の2ffとコルダ4で悩んでいた。流石にキャラが全くわからない2ffよりも、東金さんとその仲間たち(と私の中ではなっていた)のコルダ4の方が入りやすいか、とそんな軽いテンションで4を購入。これが沼の始まりだった。冥かな万歳!!と叫ぶ日々が始まったのである。
気がつけば私は、フルボイス版3を買い、ASシリーズを全てプレイ。更にオクターヴを買ったので2ffを履修しなければ、と2ffに手を出した。
その中でも私は3前提の4が最高傑作だと思っている。どのキャラも非常に深くストーリーが描かれていて、想い思われシステムも好きだった(振られるところも含めて)。全員攻略は不可能の次元だが、それも現実的である。そもそも13股とか言っている方がおかしい(ゲーム的には楽しいけど)。
私はアニメでも逆ハー物は嫌いなので、なかなかコルダのアニメ版も見ようとは思わないので、これはこれでいい。そして何と言っても、冥加玲士にハマるとは・・・。っていうか冥かなにハマるとは・・・。
ということで、一応、想い出的にいろんなことを書き連ねていこうと思う。何しろ、小日向かなでが好き、そして、冥かな至上主義なので、その目線での書物になることをご了承願いたい。
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